エースの働きが勝負を分ける
→ ユヴェントス、まさかの大逆転でEL敗退
18日にEL決勝トーナメント2回戦2nd.レグが開催され、中央ヨーロッパ時間19時に4試合がキックオフを迎えた。
ホームでのファーストレグを3−1で制したユヴェントスは、フラムと敵地で対戦。開始2分でトレゼゲが先制点を決めた時点で、ユヴェントスの勝ち抜けはほぼ確実なように思われた。しかし9分、フラムは左サイドからのクロスをザモラが決めて1点を返すと、勢いよく攻撃を展開。27分にはザモラのスルーパスで裏のスペースに抜けそうになったゲラがファウルで止められ、決定機を阻止したカンナヴァーロにレッドカード。ユヴェントスが10人になると、試合は完全にフラムペースになる。39分にゲラがネットを揺らして、2−1でハーフタイムを迎える。後半立ち上がりの48分には、ジエゴがエリア内でハンド。ゲラがこのPKをしっかりと決めると、2試合合計スコアが完全にイーブンとなった。すると82分、フラムはエリア右手前からデンプシーがコースを狙った見事なチップキックでネットを揺らし、ついに逆転。残り時間でデル・ピエーロを投入するなど反撃を試みたユヴェントスを退け、フラムがベスト8に駒を進めている。
ブレーメン対ヴァレンシアの一戦は、1st.レグを1−1で終え、ブレーメンホームのセカンドレグ。攻撃面に強みを持つ両チームらしい打ち合いの結果、4−4で試合終了を迎え、アウェイゴールの差でヴァレンシアが次のラウンドに進んでいる。ヴァレンシアは開始15分までにヴィジャとマタがゴールを決め、幸先良く2点のリードを奪った。しかし26分、ブレーメンはウーゴ・アルメイダのゴールで1点を返すと、前半終了間際にヴィジャに追加点を許しながらも、57分にフリンクス、62分にマリンがネットを揺らし、3−3の同点になる。しかし66分、ヴィジャがハットトリック達成となる4点目を決めて、再びヴァレンシアがリードすると、ブレーメンはピサーロのゴールで追いつくのが精いっぱい。勝ち越し弾を奪うには至らず、アウェイゴールの差でヴァレンシアの勝ち上がりが決まった。
1st.レグを1−1のドローで終えていたマルセイユ対ベンフィカは、2nd.レグも接戦となったが、終盤のゴールでベンフィカのベスト8進出が決まっている。ファーストレグ同様、どちらも積極的な試合を展開しながらゴールのない時間が続いたこの一戦、先制したのはホームのマルセイユだった。70分にセットプレーの混戦からニアンが押し込み、待望の先制点を手にした。しかしその5分後、ベンフィカもセットプレーのこぼれ球をマキシ・ペレイラが決め、トータルスコアで同点となる。そして延長戦突入かと思われた90分、途中出場のアラン・カラデックがベンフィカに逆転ゴールをもたらし、マルセイユの敗退が決まった。
アウェイでの1st.レグに3−1で勝利していたスタンダール・リエージュは、かなりのアドヴァンテージを持った状態でパナシナイコスをホームに迎えた。リードに守られたスタンダールは前半ロスタイムに先制点を奪うと、後半も無失点に抑えて逃げ切り成功。危なげなく準々決勝進出を決めている。
→ リヴァプール&アトレティコ、エースの2発で8強へ
18日にEL決勝トーナメント2回戦2nd.レグが開催され、中央ヨーロッパ時間21時5分に4試合がキックオフを迎えた。
敵地での1st.レグを0−1で落としているリヴァプールは、ホームにリールを迎えてのセカンドレグ。開始9分、エリア内で突破を仕掛けたルーカスが相手のファウルを誘いPKを獲得すると、ジェラードが決めてリヴァプールが先制点を奪う。早々に2試合合計スコアで追いついたリヴァプールは、その後も主導権を握った。週末の試合で好パフォーマンスを見せていたアクイラーニがウイルス性のトラブルで出場できなかったが、F・トーレスのコンディションは問題なし。前半は徐々にリールに盛り返えされて終えたものの、ハーフタイム明けの49分、自陣からのクリアボールに反応したF・トーレスが相手DFのミスを見逃さずGKとの勝負に持ち込み、リヴァプールに追加点をもたらした。2試合合計スコアでリードを奪ったリヴァプールだが、リールは1点のアウェイゴールで立場をひっくり返せる状況なだけに、厳しい戦いは続く。それでも89分、ジェラードのシュートのこぼれ球をF・トーレスが押し込んでリヴァプールの勝利が確定。2試合合計3−1で、ベスト8進出を決めた。
ホームでの1st.レグでスポルティングが退場者を出し10人になったにもかかわらず、スコアレスで試合を終えてしまったアトレティコ・マドリーは、敵地でのセカンドレグを2−2とし、アウェイゴールの差で準々決勝進出を果たした。開始早々にアグエロの先制ゴールで勢いに乗ったアトレティコは、アウェイながら主導権を握る。19分のリエジソンのゴールで同点に追いつかれながらも、33分にはアグエロの深い切り返しからの素早いシュートで再度リードを奪った。しかし、ホームのスポルティングが前半ロスタイムにセットプレーから同点とすると、後半は一方的なスポルティングペースに。しかし、アトレティコが際どいところでゴールを許さず、スコアは拮抗した。結局、アトレティコがアウェイゴール差を最後までキープし、かろうじて逃げ切りに成功している。
日本代表MF長谷部誠が所属するヴォルフスブルクは、ルビン・カザンをホームに迎えた。敵地での1st.レグを1−1で終えていたヴォルフスブルクは21分、カザエフに先制点を許してしまう。追う立場になったヴォルフスブルクは58分、後半のスタートから投入されたマルティンスがセットプレーからゴールを奪い、試合を振り出しに戻した。その後はどちらも多くの決定機を迎えたが、ゴールだけが生まれず、試合は1−1のまま延長戦に突入する。それでもスコアは動かず、両チームがPK戦を覚悟し始めた119分、右サイドからマルティンスが上げたグラウンダーのクロスにゲントナーが合わせ、ヴォルフスブルクが勝ち越しに成功。2試合合計スコアを3−2とし、準々決勝進出を決めた。なお、長谷部はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
アンデルレヒト対ハンブルガーSVの一戦は、4−3でアンデルレヒトが勝利を収めた。しかし、ハンブルガーSVはホームでの1st.レグを3−1で制していたため、2試合合計6−5で、ハンブルガーの勝ち上がりが決まっている。
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