何でもない日
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昨日もクマとムーミンはひなたぼっこしました。
ふたりとも、夏はあんなに冷蔵庫に入りたがっていたのにね。
今はちっとも入りたいと思いません。
「クマちゃん はやく さくらが みたいなぁ」
桜が大好きなムーミンは、春が待ち遠しくて仕方ありません。
「うん たのしみだね」とクマも言いました。
そして、「さくらのほかにも いろいろあるよ」
とクマがムーミンに教えました。
クマは、春は桜だけではなくて、菜の花の黄色がとても鮮やかで綺麗なことも、
色とりどりのチューリップやポピーがあることも知っています。
シゲちゃんが連れて行ってくれた場所だから。
シゲちゃんと一緒に観た景色だから。
ムーミンは、目を輝かせながら、クマの話を聞いていました。
「クマちゃんは いろんなこと しってるんだね」
ぽかぽか気持ち良すぎたのか、ふたりともウトウトし出したので、私は日当たりの良い場所にブランケットを敷きました。
早速ふたりしてごろんと横になりました。
今日のクマ。
いつもと変わらない顔?
でも、何だか・・・。
シゲちゃんと過ごした日々を思い出していました。
楽しかった。本当に楽しかった。
クマはあの頃に戻りたいと、シゲちゃんに会いたくてたまらなくなるのでした。 |

