ある大学教員のたわごと

大学教員のたわごと。研究、教育にいそしみつつ、日々思うことを書き綴る。

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講義と授業

大学教員がタレント化、大衆消費型に変化していくのと同時に、大学の”講義”が”授業”に変わりつつある。大学生が興味もつような講義をやる。難解な講義はだめ(某大学はそういう講義は”おとりつぶし”らしい)、アンケートをとりわかりやすい講義にする。等々である。講義というのは知識人が自説を唱えることに意義があるわけで、難解でも別にかまわないのが講義である。その人の学説を伝えれば、講義になる。授業は業を授けるわけで、わからない授業をやる教員はその資格が無い。いかにわかりにくいものをわかりやすく使えるかが業である。そう書いていたら似たようなblogの記事を見つけた。
http://app.blog.livedoor.jp/yahata127/tb.cgi/5976771
昔の恩師が「講義」のお陰で今の自分があるといっていた。講義で”自説”を作り上げ、それを研究で確認して、学生の意見を刺激にしたそうだ。アメリカの教授が「講義は雑用だ!」と言った日本の先生に対し、「何を言っているんだ!講義ほど、自身の研究活動に刺激的なものはない!」と反論したそうだ。みんな同じようなことを考えているんですね。

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「講義」と「授業」、混同していました。
院生時代に某教授が「大学の教員は、知識の伝達をするのではなく、自説を学生に押し付けることが仕事。それに対して、学生が反論したり、批判したり、賛同したりするのは自由。批判するなら、その証明をする。賛同するなら更に前に進める。これが、大学での勉強。つまり、研究。」と、おっしゃっていたのを思い出しました。この言葉、すごく印象に残っているのです。私も、テキストや文献を読めば書いてあることを延々と解説する大学院の講義(いや、授業か)が詰まらなかったので。 削除

2008/2/4(月) 午前 2:34 [ chinos ]

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大学院の講義がつまらない、とうい学生が多いのも事実です。お互いが歩み寄る努力はすべきなんでしょうね。

2008/2/5(火) 午前 0:19 researcher_dr

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