今からでも遅くない!
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きのうは、午後から「市民の戦争体験談集」の編集委員会へ。今年度末の刊行を目ざして、全目次案も協議に付された。 そのなかには、「あの戦争とは何であったのか」の章題も提起されている。この章を設けること自体が委員長の発案だけに、本「体験談集」刊行の意義にも期待が持てる。 これまでにも何度も書いてきたことだが、この国においては、それを国民レベルで問うことはほとんどなかったといってよいのではないか。それには、あの戦争があまりに愚かであったということがあるのだろうと思っている。 外交より自国の戦力を過大視して戦争に突っ走り、多くの兵士たちの命を餓死や病死で失ったという愚かさのゆえに、とにかく戦争そのものから目をそむけたいとの思いにとらわれてきたのではなかったろうか。そして60年余にわたって戦争を考え、論じ合うこと自体をタブー視することにも… しかし、私たちには、この国の有史以来最大の体験といっていいあの戦争を後の人たちに語り伝えていく責務があるのではないか。そのためには、あの戦争とは何であったかを問い、論じ合うことは、今からでもけっして遅くはないと思っている。
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