雪の思い出
|
今朝外へ出たら、周囲のものがすべて雪に被われていた。今月に入って、2度目のことだ。 畑に出て葉に積もった雪の高さを見ていたら、近所の奥さんが「雪をもらっていいですか」と声をかけてきた。「子供が雪だるまを作りたいので…」というので、「どうぞ、どうぞ。なかへ入って、いくらでも」と答える。 雪だるまの語に、たちまち懐かしい子供時分のことがよみがえる。小学生の頃、まだ舗装されてない道の上を雪の塊を転がし、見るまに1メートル程の大きさにつくって、玄関前に置いておいたら、道ゆく人がそろってその大きさに感嘆の声を上げてくれた思い出… 家に戻って、新聞を読んでいたら、「子供がつくったので…」とさっきの奥さんが玄関前においてくれた雪だるまを知らせてくれる。お礼をいって「お宅のは?」と訊くと、「玄関に、二つ並べています」と笑顔で… さっそく見にいったら、お父さんとお母さんなのだろうか、少し大きさの違う雪だるまが置かれている。いずれも私のつくったのより小さ目だが、それは雪の量が少ないからで、これをつくる少年たちの楽しさは今も昔も変わりがないにちがいない。 |

