活字は絵空事の足あと

♪愛を信じて生きてみようよ〜夢のなかで聴こえたこんな唄

クラシコ観戦ツアー

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クラシコ観戦ツアー # 7 市内観光

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一日フリータイムの最終日、市内観光のツアーに入れてもらおうと思った
けれど、娘はゆっくり自由に回りたいと言うので、地下鉄(メトロ)で行く
ことにしました。

これまた、どうやって切符を買ったらいいかわかりませんので、案内所で聞くと
そこで1日券(T-Dia)が買えるというので、買って乗り場も聞いて今度はすんなり
メトロに乗れました。さんざん気をつけなさいと言われていたメトロですが、
国鉄の列車が日本以上に素晴らしかったのに比べると、落書きだらけ、
窓はスクラッチ傷だらけで、おんぼろな感じです。

まず、サグラダ ファミリア聖堂へ行きました。
ここでまた、例のおばあさんに出逢います。(別の人なんだけど同じような
パターン)
料金所の前にそのおばあさんはいて、(今度はサポートメンバー付き)
震える手でプラスチックのコップを差し出す。コップの底には、低額のコインが
2枚ほど入っている。思わずコインを1枚入れてしまいました。
後で、気づいたのですが、このおばあさん、演技をしているのです。
ほんとはシャキッとしているのに、コップを差し出すときは、震えているのです。
う〜ん、アカデミー賞ものの演技です。
ということは、この方達は、旅芸人?
ロマといわれる人たちなんでしょうか?
何だかわかりませんが、とにかく中へ....


1882年に着工されたガウディの有名な建築物。
外部の溶岩のような複雑怪奇な彫刻に圧倒されてしまいます。
内部は想像以上に「建築中」で、中身らしきものは出来ていなくて、
建築資材、重機、大勢の職人さんの間を見学者用の通路が巡っていて
見て回れるようになっています。
2005年に世界遺産に登録されました。
こんなにも、長い間完成しないってことは、どうしていいかわからない
というのもあるんじゃないでしょうか。
あと4本鐘塔を建てるらしいです。

エスカルゴ状の階段があって上に登れるんですが、狭い、暗い、高い
の3拍子が苦手なので、途中で断念してしまいました。
そのあとは、メトロで1駅のサンパウ病院へ行きました。
ここも世界遺産。中は公園のようで、ゴージャスな歴史的建造物が
たくさんあり、驚いたことに現在も病院として使われています。
「ほんとにここが病院?」
奥へ進むと車椅子の方がいて、救急車がとまっていて、ドクター、
ナースがいて、確かに病院でした。
日本で言えば、日光東照宮の中で、病院をやっているようなもの
でしょうか?


サグラダ ファミリアが見えているので、そっちに向かってガウディ通りを歩いて
みました。広い通りの真ん中には、ベンチがあり、お年寄りがくつろいでいます。
いかにもヨーロッパという感じがする、美しい通りです。
ここで、サンドイッチを食べ、グエル公園へ行くことにしました。
 
メトロの駅からは、遠いので、タクシーで行くことにしました。
この運転手さんが良い方で....
刑事ドラマの脇役の刑事さんみたいにまるっこくて、言葉は通じないけれど、
何を言っているのかわかるんです。
公園に続く坂道の入り口に車を止め、
「ここをのぼって行くと突き当たりが公園だよ。土産物屋もあるから、
ここから歩いて行くといいよ。」
(きっとこう言っていたはずです。)

ガウディ デザインのこの公園は丘の上にあって、モザイクタイルでできています。
お土産屋さんも当然モザイク製品ばかり。(3枚目の写真)
有名なモザイクのトカゲとか、ベンチとかを見ました。
頭の中がガウディでいっぱいになってしまいました。
帰りはメトロの駅まで歩いてサンツに戻りました。
バルセロナでの体験は以上です。



付け足しとまとめ
帰りの飛行機の中で、「ハリーポッター 2」を見ました。
ヨーロッパへの旅だから、ヨーロッパの映画を見るべきと
思ったからです。ここに出てくる、1番の強烈キャラの屋敷しもべのトビー
とかいう妖精ですが、その卑屈な態度に「ヨーロッパは未だ階級社会なんだなあ」
と強く思いました。(今までの体験とも合わせて)
サッカーの試合でも消えることのない人種差別問題。
サグラダファミリアが完成するのが先か、人種問題が解決するのが先か、
答えを見つけることができません。


おわり

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クラシコ観戦ツアー # 6 ダリ美術館

クラシコ翌日の日曜日、私と娘はもう一つの憧れの場所である、「ダリ美術館」へ
向かいました。
当初の予定では、土曜日がカンプノウツアー、日曜日がクラシコだったので、フリータイムは月曜日しかなく、その月曜日はダリ美術館がお休みなので、あきらめていましたが、
クラシコが土曜日になったので、思いがけず日曜日が空きました。
これは天の啓示に違いないです。

ダリ美術館はかれの生まれたフィゲラスという田舎町にあります。
そこまでは、電車で1時間40分ほどかかります。ツアーのメンバーは、新婚さん以外は、観光には目もくれず、毎日カンプノウへ繰り出してバルサショップでゆっくり買い物をしたり、練習を観たり、バルでサッカー談義をしたりとサッカーひとすじです。
旅の間いつもユニフォームを着ている男性はイニエスタとメッシーのサインをもらったと見せてくれました。
(ユニフォームのお腹の部分に二人のサインが!)

いいな、行けばよかったと思ったけれど、一度に2つのことは出来ないし...
そんなわけで、同行者もなく、自力で電車に乗って、東京ー熱海ほど離れた場所に行って
来る...添乗員さんに相談すると、心配でならないようで、最寄駅サンツとフィゲラス間の時刻表をくれました。
頼りはこの1枚の紙切れだけ。
(我々が幼稚園児のように頼りなく見えても無理はありません。ほんとにお世話になりました。)


にわか鉄道ファンでもある我ら母娘は、スペイン国鉄に乗れることも得難い機会と思いました。
ところが、切符を買うだけで一苦労。「ここじゃないよ。隅の窓口。」と言われ、指差された方へ行くと、
また同じことを言われ、3つ目の窓口でようやく買うことができました。窓口が12個ぐらいあるのです。
乗り場もまたさっぱりわかりません。第一改札口というものがないんです。
ホームに降りる階段のところに、切符をいれるとチェックしてくれる機械はありますが。
それでもなんとか列車に乗り込んだのは、発車1分前。1時間に1本ぐらいしかないので、ラッキーでした。

列車の座席はふかふかで乗り心地は最高!
込み具合もちょうどいい。そして、これがラテン気質なんでしょうか。
みんなものすごく陽気でしゃべり続けていてうるさいくらい。
意外なことに運行時間は正確でした。途中1回、検札はあるものの、降りる時は
改札口がないのでフリーパス。

イメージ 1フィゲラス駅のホームと列車










イメージ 2フィゲラス駅前。奥に見えるのが駅舎。










イメージ 3ダリ美術館外観。










ダリという人はいわば、美術界のファンタジスタ。
高度な技術の上に、常人には思いもつかない自由奔放なイマジネーションあふれる
絵画を次々に世に送りだしました。
まるでロナウジーニョのようなお方です。

美術館は遊び心にあふれていて、フラッシュをたかなければ、写真撮影は自由。
この辺、日本じゃ考えられません。ハッキリ言って、ダリの超有名な作品の数々は
世界の有名美術館に買われているようです。でもロナウジーニョもすわった唇の形をした
ソファも見たし、行ってよかったなあ、と思いました。

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クラシコ観戦ツアー # 5 試合

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浜田さんに案内されて、座席に着きました。
連番で取ることができなかったそうで、娘とはちょっと離れて
しまいました。娘の隣りは、恋人同士で、わたしの隣りはおじいさん
とお孫さんらしき2人なので、代わってもらうことができませんでしたが
すぐ確認できる位置だったので、心配はありませんでした。
わたしたちの席はコーナーの1階席でした。


今のうちに何か食べておこうと、他の人にならってホットドックを
買いました。普段だったら、絶対に食べきれない大きさなんだけど、
簡単に食べてしまいました。日本のホットドックの2倍はあります。
小型のフランスパンに長〜いソーセージがはさんである感じ。
この場にぴったりな食べ物でした。


さて、試合の前にトイレに行くと、そこでほんとのカルチャーショックに出逢って
しまったのです。用を済ませて出ようとすると、別の個室から身体の不自由な
おばあさんが何か言っているので、わたしは、てっきりおばあさんが困っているのかと
思って、「どうかなさいましたか?」と英語で聞いてしまいました。
(これは、すごく間抜けだった。)
おばあさんは、個室から出てくると、わたしの目の前で親指と人差し指をこすりあわせました。
毅然とした態度で、チップを要求しているのです。
それで1ユーロを渡すと、満足そうにうなずくのです。
入るときは、気づかなかったけれど、おばあさんは、トイレの番人なのか?
10万人が入っているのに、トイレがガラガラなのはなぜ?
わたしは、なぜかディケンズの小説に紛れ込んだような気がして...

この後も、似たようなおばあさんに出逢って、同じくショックを受けるのですが、
それはもっと先なので、後で書きたいと思います。

そうこうしているうちに、試合の時間が近づき、選手たちがアップを始めました。
スパッツをはいたロナウジーニョが目の前に!
スパッツを通してもわかる筋肉にうっとり。
(目が悪いので、双眼鏡を用意していました。)

ロナウジーニョの人気は別格として、一番声援を受けていたのは、ラーションの
ようでした。このところのかれの活躍ぶりから当然でしょう。

気がつくと回りの人たちは、座席と座席の間にはさんである紙を掲げ、朗々と
バルサの応援歌を歌い始めました。わたしの席は通路脇なので、紙がない!
残念ながら参加できず...
人文字で埋め尽くされた、カンプノウ。
忘れられない光景でした。よく、全体主義的なんて言われますが、そういうイヤなイメージは
ありませんでした。かれらは、何の迷いもなく、一糸乱れぬ行動をとるのです。
ほとんど条件反射的に。これは、長年の訓練の賜物...マネできません。

見るものすべてが珍しく、全く退屈する間もなく、キックオフとなりました。
試合内容については、皆さんご存知のとおりですので、簡単に。
印象に強くあるのは、ロベカル退場シーン。
この日のかれは、虫の居所が悪かったのか、分かっているはずなのに、
「これ以上強く抗議したら、まずいことに...」と思ったとたんにレッドがきました。
カードを掲げる審判と呆然とするロナウジーニョ。
ロベカル、審判、ロナウジーニョの3者を収めたシーンは、ホテルで観たテレビで
繰り返し流れました。ロナウジーニョの表情が子供みたいで、おもしろいんです。
自慢の筋肉に活躍の場を与えること無く、ピッチを去るロベカル。

レアルマドリーの選手たちにしても、観るのは初めてなんだからよく観ておかなくちゃ。
なかでも感動なのはジダン様ですね。いるだけですごい存在感。それにあの哲学者のような
風貌は知性を感じさせます。引退後はどうなさるんでしょうね。
いずれはどこかの監督さんになるんでしょうか。

ロナウドはさんざん言われていますが、いかにも身体が重そうです。
でもどうしても嫌いになれない。大体ブラジル人プレーヤーはみんな好きなんです。
この試合でもゴールを決めましたが、サポーターが全くいなくて可哀想でした。

ロナウジーニョのPKは目の前だったので、よく見えました。
後で聞く所によると、ゴールの喜びを手話で表現し、耳の不自由な少女にメッセージを送ったそうです。
反対側のコーナーに行ってしまったので、よく見えませんでしたが、
かれはいつも派手なパフォーマンスをしています。

試合は1−1のエンパテに終わり、浜田さんをはじめ、同行の皆さんは、
元気がなくなってしまいましたが、わたしは試合が観れただけで、満足でした。

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クラシコ観戦ツアー # 4 試合前から大騒ぎのカンプノウ

スタジアムツアーの後、皆で食事に行きました。
ここで、新婚旅行のカップルと同席させていただきました。
新婚旅行はスペインでサッカーを観たいと思っているサッカーファン
の方はたくさんいらっしゃることと思います。
(このお二人もそうなんですが、奥様のほうは、特にサッカーファンという
わけじゃないそうです。)

わたしには、よ〜くわかるのですが、ファンであれば、サッカーのない
場所に手間ひまかけて出かける気にはなれません。
ハワイもニューカレドニアも行く気がしないわけ。
愛するひとと一緒なら何処でもイイだなんて、NO.NO.
サッカーの方をより深く愛しているわけですよ。

もちろんそんなこと、言ってはいけません。
双方がサッカーファンなら、問題はないんですが、そうではない場合、
(それがほとんど)観光にも気を使わなければなりません。
バルセロナは、どんな方もきっと満足させてくれます。
街中が美術館みたいなんですから。
ロマンティック度もバッチリです。

どうぞ、末永くお幸せに!


お料理のほうは、あまり関心がないんだけど、一言で言うと
おいしいです。最初出てきたマカロニの入ったスープはなぜか
味が薄くて、いまいち。タラの塩づけを戻したバカラオとか言う料理は
口に合いませんでしたが、その他は日本人に向いているようでした。
Pan con Tomateというトマトとニンニクをこすりつけたパンは必ず
出て来て、結構おいしいんです。

心残りはパエリアを食べる機会がなかったことです。
次回があるとすれば、必ず食べましょ。


さて、いったんホテルに戻り、7:30に再集合。
カンプノウまでは、歩いて行けるほど近いんだけど、バスで
そばまで送ってもらいました。

そうそう、今思い出しましたが、昼間シャビが車を運転して
地下駐車場に入って行くのを目撃しました。
なんと、我々に手を振ってくれましたよ。


選手用のド派手なバスが止めてあって、そこはいっそうの人だかり。
その辺をブラブラしていると、しばらくしてそのバスが大歓声の
なか入場して行きました。

"Catalunya is not Spain" と書いた模造紙サイズの紙を配っている
人がいました。あらら、ここはスペインじゃなかったのね、知らなかった
けど、民族の対抗意識というのは、これだったんですね。
(わざわざ、英語で言っているってことは、世界に対するメッセージか)

ものすごい人波なんだけど、皆慣れているのか、危険な感じは全くしなくて、
日本の花見よりは、余程お行儀がいい。
かれらにとっては、日常の一こまなんでしょう。

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クラシコ観戦ツアー # 3 カンプノウへ繰り出す

我らが聖地 カンプノウへ巡礼に参りました


クラシコは土曜日の現地時間10:00P.M.からなので、朝から
バスでスタジアムツアーに行きました。
まずは、博物館へ向かう渡り廊下にサッカーの道具が年代順に
ガラスケースに入っています。
道具といっても、サッカーの場合はシューズとボールがすべて。
古色蒼然としたボール、更にシューズがすごい。
履いているだけで、捻挫しそうな代物です。これで神業プレーを
しろと言う方が、無理でしょう。
現代の完成された道具でプレーできる選手たちは、本当に幸せだと
思いました。

前も書きましたが、メモリーカードを落としたらしいので、自分で撮った
写真はあんまりないんです。使い切りカメラをCDに焼いてもらったのが
少しあるだけ。

イメージ 1




左手がバルサショップで右手が博物館のある
スタジアム。(このつまんない写真は娘が使い切りカメラで撮ったもの)


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博物館入り口のロナウジーニョとプジョー。
紙の人形が本物のユニホームを着ています。

博物館には「キャプテン翼」が数冊陳列されていました。


イメージ 3



この写真はいただいたものです。ライカーや控え選手が座っているベンチ。
2台の芝刈り機が丁寧に芝を刈っていました。
もちろん芝には入れないんだけど、間近に見ることはできました。
他は知りませんが、芝は短い感じです。

何と言っても、スタジアムのせり上がるような感じが圧巻です。
どの席にいても日産スタジアムのどの席よりも近くて観やすい感じです。
娘と2人、思わず
「もう日産スタに行く気がしないわね....」
とうなってしまいました。

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