ぴこぴこ i FEEL ALRIGHT !

いつの間にやら僕らも若いつもりが歳をとっていた。。そんな セガ 人向け仕様( Punk & SEGA & Looseなブログ)

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

セガ初の32BitCPU搭載マシンの『セガサターン』である。
国内で一番普及したセガハードであり、同時にセガの経営を傾かせる契機を与えたいわくつきのハードである。
ソフト供給には、カートリッジROMからCD-ROMに完全移行。
倍速CDドライブを搭載。更に、贅沢すぎるメモリ環境がCD-ROMへのアクセス時間を軽減し
ロード時間の短縮を実現している。
メガドライブとはまったく違う新規のアーキテクチャで、32BitCPUの『SH2』を2個搭載していることを筆頭に、
30万ポリゴン/秒の表示可能な高性能ポリゴン描写機能と、当時の最高水準といえる超強力な2D描写機能を
併せ持ったかなりハイスペックのマシンであった。
このスペックの高さから、アーケードゲーム機とコンシューマゲーム機の間の垣根が低くなり、
『アーケードからの完全移植』がこの時代のキーワードにもなる。
またマルチメディア機能として、オプション機器を装備することにより、ビデオCD、フォトCD、電子ブックCDの
再生が可能。モデムを装備することにより、パソコン通信やインターネットの利用も可能であった。

セガサターンは、歴代セガハードでも類を見ない豊富なソフトコンテンツに恵まれていたのもあって、
発売後約2年間は爆発的に普及。その間はSCEの「プレイステーション」をも越える販売実績を残している。
特にSATURN本体と同時発売だった「バーチャファイター」とミリオンを達成した「バーチャファイター2」の
存在は強烈だった。
しかし、そんな飛ぶ鳥も落とす勢いのセガサターンも、FFとDQのプラットフォームがPSに決定すると
一気に失速を始め、結果的には販売台数を大逆転されることになる。

明暗を分けたのは、国民的な人気を誇るFFとDQをプレイステーションに奪われたところにあるのだが、
当時のスクエアやエニックスがプレイステーションを選んだのは必然なのかもしれない。

マシンのトータルスペックこそセガサターンは、プレイステーションよりも優れていたのではあるが、
ポリゴンの表示能力、動画再生能力といったゲームにおいて一番目立つビジュアル/演出に関わる部分において
プレイステーションよりも劣っていたのだ。(セガサターンには半透明処理も備わっていなかった)
スクエアはこの点に注目していたのであろう。

また非常に高スペックなマシンであっても開発の難しいハードは開発者から敬遠される。
セガサターンのマシンパワーの中枢である二つの32BitCPU『SH2』は開発者にとって非常に扱いづらいものであった。
『SH2』自体がどうのという問題ではなく、ツインCPUというセガサターンの目玉的な構造にこそ問題があった。
使いこなせれば非常に高い能力を発揮するシステム構造だが、確実に開発者のハードルを上げてしまっている。
そもそも、セガサターンは当初よりツインCPUを想定して設計されたハードではない。
セガサターン開発終盤、ライバル機であるプレイステーションの能力がセガサターンを上回る処理能力であることを知り、
慌ててメインCPUをもう一つ載せた付け焼刃的なものなのだ。
また、贅沢なメモリーチップ郡も開発のハードルを上げる手助けをしている。
構造の複雑さは、開発難度を上げるだけではなく、
後々の回路集積によるコストダウンも難しいものにしてしまった。
コストダウンの図れないセガサターンは売れれば売れるほど赤字が膨らむという皮肉な図式が
できあがってしまっていたのだ。

また、ハードメーカーであるセガと、ソフトライセンシー会社との関係にも注目したい。
メガドライブ時代から関係のある会社との友好関係を意地しつつも、
更なる新しいソフトライセンシー会社の獲得に躍起、それはそれでかなりの成果を揚げている。
時は折りしも「任天堂離れ」の流れがソフト開発会社にあり、それが功を奏したのだろう。
しかし、セガのソフトラインセンシー獲得計画が完璧だったかというとそうではない。
セガはアーケード業界では最大手のメーカーであり、
アーケードの世界では『家庭用ゲーム業界の任天堂』を彷彿させる横暴な商売を行っていた。
その為、アーケードを手がけるソフトメーカーからは敬遠される事も少なくなかったのだ。
ソフトライセンシー契約を結びながらも一度もセガサターンへソフト供給しなかったナムコがその代表だろう。

以上の点から、天下に最も近かったセガハード『セガサターン』は、
『プレイステーション』に負けるべくして負けたハードであったと言わざるを得ない。



【マシン名】
 SEGA SATURN(HST-3200) (1994年11月22日発売)
【価格】
 \44,800
【メーカー】
 セガ
【CPU】
MAIN:SH2(28.6MHz、25MIPS)×2
SOUND:68EC000(11.3MHz)
【MEMORY】
 ワークRAM:16Mビット
 ビデオRAM:12Mビット
 サウンドRAM:4Mビット
 CDバッファRAM:4Mビット
 IPL ROM:4Mビット
 バックアップRAM:256Kビット
【GRAPHIC】
 解像度 320×224ドット他
 同時発色数 1677万色
 パレット発色 2048/1024色
 スプライト 拡大縮小、回転、変形スプライト
 
 スクロール 最大5面
  XYスクロール面 4面
  回転スクロール面 2面
 拡大縮小面 2面
 ウィンドウ面 2面
 横ラインスクロール
 縦セルスクロール
 拡大縮小
 
 ポリゴン 専用ハードウェア搭載
  ワイヤーフレーム
  フラットシェーディング
  グローシェーディング
【SOUND】
 PCM音源又はFM音源 32CH(量子化数16ビット、サンプリング周波数 MAX44.1kHz)
 オーディオDSP搭載
【ETC】
 CDドライブ インテリジェント倍速CDドライブ
 カートリッジスロット×1
 拡張端子
【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難)
 ≪易≫
 かなり普及した本体なので苦労することなく入手できよう。
 SEGA SATURNの型番の多さは有名(?)だが、マニアなら最初期モデルの
 HST-3200(起動プログラムVer1.00)の本体は入手をしておきたい。
 型番に関係なく新品はそれなり値段が張る。

この記事に

閉じる コメント(21)

前世代機との性能差がはっきりと目にわかる時代だったからか、高額でも売れてましたね。。僕は発売半年後に中古で購入です。いつの時代もお金がな〜い(^▽^;;

2007/6/6(水) 午前 1:18 [ りぐ ] 返信する

スプライトからポリゴンへ・・。時代を感じます。
ナムコがソフトを出さなかった理由はそこだったんですか。
MDの時みたいに期待してないソフトを乱発されても・・・なんですが。

2007/6/7(木) 午前 0:50 ohano_lounge 返信する

スプライトからポリゴンへ・・。そこに気付けたSCEと気付けなかったSEGA。。って所なんでしょうか(-_- MD時代のナムコは確かに今一でしたね〜。PC-Eには気合い入っていたのに。。

2007/6/11(月) 午前 2:44 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

こんにちは韓国人です..韓国人も古典ゲームが好きで収集が好きです下のサイトを紹介します。。
http://ruliweb3.nate.com/ruliboard/list.htm?main=ac&table=img_retro&left=h 削除

2009/10/31(土) 午前 2:16 [ sega6 ] 返信する

こんにちは!
韓国は日本に一番近い国だけど、全然情報が入ってこないんですよね〜。
韓国製のSEGAハードやソフトがいっぱい見たい!
『SAMSUNG SATURN』をいつか入手したい(^-^*

2009/10/31(土) 午後 0:58 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

wwwア私はどういうわけか国内正式に輸入した三星サターンよりは日本内需用が好きです^ ^;;過去サターン以外大宇電子でpc-engineを正式に輸入したがnecの倒産でinterface周辺機器供給不足して,とても惜しかったです多分最後に楽しんだDuo(Hudson)末期の作品シューティング銀河婦警サファイア記憶が最も残りますね^^; 削除

2009/10/31(土) 午後 2:44 [ sega6 ] 返信する

そうなんですか〜(^^;;
韓国Verのゲームハード&ソフトは、世界のRetroゲーム市場でもあまり流出しないですよね。
だから、韓国verを欲しているコレクターが世界的にたくさんいると思います。
韓国のPCエンジンってのは見た事がない。。

2009/11/1(日) 午前 0:47 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

余談にセガゲーム機産業の復活はありますか?
このままソフト専用されての沈黙の一貫で終るのか..T-T)
Master Systemからのファンだった私は、以前にセガがあまりにも懐かしいです..
今世は、復活したくても、現在の資金力ではおそらく復活の能力に難しいものです...
しかし、もし三星がsegaを吸収している投資の買収案に復活をするなら、皆さんはどう思いますか?
過去の三星(サムスン)は、セガとの縁があったんですが..^-^);; 削除

2009/11/4(水) 午前 2:54 [ sega6 ] 返信する

セガのハード事業の復活を願うセガファンは日本にもたくさんいます♪
でも、やはり実現はかなり難しいでしょうね〜。同感です。

個人的には・・・Microsoft辺りに買収されたいですね。つまり、X-box事業との統合になりますが。
豊富な資金力とゲームハードの開発研究機関も生産ラインも既にあるのが魅力。

Microsoft以外でなら、やはりSamsungですね〜。
過去の縁もありますが、ゲームハード事業という大バクチをできる資金力の豊かな大企業は、Samsungぐらいしか思いつかないですね。
この組み合わせは、かなり面白そうですね!

下手すれば共倒れしかねないのですが・・。(^^;;

2009/11/5(木) 午前 0:30 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

韓国つながりで。
ソウルに住んでる日本人です。私もSamsungサターンないかなと時々見回ってるのですが、見かけるのは日本版ばかりですね。韓国版のゲーム機はどこに行っちゃったのでしょうか・・? 削除

2009/12/2(水) 午後 10:37 [ ] 返信する

ぬお〜。そんなに見かけないのですか(´A`)
リアルタイムでもほとんど売れなかったということでしょうか。
日本サターンが多いということは、
リージョンコードの問題からソフトも日本製が多いのでしょうか・・・。

2009/12/2(水) 午後 11:13 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

あらためまして、管理人様、こんにちは。

まぁ、私がちゃんと探してないからかもしれません。竜山という電気街でゲームばっかり集まってる地下街があるのですが、サターン自体、めったに見かけません。ポツポツ見る中古ゲーム機も比較的新しいものばかりですね。初代XBOX、PS2、PS、DC、SS、SFCあたりで。マスターシステムあたりが出てくると探す楽しみがあるんですけどねー^^

それにしても、セガにこんなたくさんの種類のハードがあったとは知らず、勉強になりました。

何か面白いのあったら報告しますね。 削除

2009/12/3(木) 午前 11:59 [ ] 返信する

こんにちは☆
韓国国内でもレトロゲームは入手が難しいのですか。
それは確かに韓国製はどこいっちゃったんだ〜!な感じですね(;´▽`)y-~~
でも、コマメに通えばなにか珍しいものを入手できそうで羨ましいです。

このブログで紹介しているセガハードは、
この世に存在するセガハードの極々一部です。
他にもいっぱい存在します(;´∀`)・・・オソロシイ・・・

なにか面白いものを見つけたら教えてください♪
韓国は全然情報が入ってこないッスヽ(´A`)ノ

2009/12/4(金) 午前 0:27 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

りぐさん、こんにちは。

ちょっと調査してきたのですが、サムスンサターン自体は見つからなかったものの、韓国版セガサターンは発見しました。日本の白サターンをそのまま黒にした感じですね。前期型があるのかどうかは分かりませんが・・。店員さんによると、電圧が220V対応なだけで、日本のソフトはそのまま動くそうです。コントローラだけ、SAMSUNGのロゴが入ったものが付いてました。初めて見たものなのでちょっと興奮して買いかけてしまいましたが、もうちょっと探せばSamsung版も出てくるかもしれないので、保留にしておきました〜。

とりあえずご報告ということで。 削除

2009/12/13(日) 午後 8:23 [ ] 返信する

こんにちは!とても興味深いお話ですね!
そのサターンはなんなんでしょうね〜・・・。。( ´ ▽ ` )

ふと思うとSamsungSaturnの後期版ってネットでも見かけた事がないです。
もしかしたら、その謎の黒サターンこそSamsungSaturnの後期版だったのかもしれませんね!

経費削減で他国(欧米)のSaturn本体を流用していた・・・そんな話があっても
不自然ではないような気がするです(*´▽`*)=3

ドリキャスでも似たような事してましたし。

2009/12/14(月) 午前 1:08 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

携帯画像(古い機種)で画像が汚いですが、写真をUPしときます。
http://uproda11.2ch-library.com/11215274.jpg.shtml 削除

2009/12/16(水) 午後 0:05 [ ] 返信する

とりあえず・・・画像をありがたく保存させて頂きます♪( ´ ▽ ` )ノ
・・・で、感想なのですが。

なに、このサターン!見た事がない!!( ゚Д゚)
本体の型番MK80200シリーズは欧州向けサターンに割り当てられたものですね。
欧州も韓国も電圧は220Vで一緒なんですよね。
最後の2桁「08」は国番号なんですが、どこの国を指しているのかわからないです。
POWERボタンとRESETボタン・・・黒色ですか?これは北米サターンの特徴です。
OPENボタンだけは灰色なのかな・・・ならばここは欧州と同じ配色。
ロゴは、日本サターンと酷似していますね。
日本サターンのロゴは赤色使っていないのですが。

改造キチの仕業の可能性も否定できませんが
これまじで後期SamsungSaturnなのではないでしょか?
あくまでも憶測なのですが(;´▽`)

なんというか、状況証拠はかなり揃っている感じ。
安かったら買ってみるのも吉かもしれませんよ。(`・ω・´) b

なんとも貴重な情報をありがとうございます♪
久しぶりに興奮しちゃいました(*´▽`*)=3

2009/12/17(木) 午前 0:12 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

こんにちは。早速ご見解をいただき、ありがとうございました。

デザイン的には、白サターンを黒くしただけのようで、それほど
特徴的な部分は見当たりませんね。本体底面のステッカーは韓国語
だったので、こちらで正式に発売されていたもののようです。
製造者がSEGA、販売者は別(名前忘れた)です。

前期はSamsung、後期はセガブランドで売っていたのか、もしかすると
日本のようにセガサターンはセガサターンで、SamsungSaturnは
Vサターンみたいな立場だったのかもしれませんね。

買ってみようと思ったのですが、9万ウォン(今だと7000円くらい)
と言われ、ちょっと足元見られてるようだったので保留にしてます。
せっかくなので、他にももうちょっと当たってみようと思います。 削除

2009/12/17(木) 午前 9:55 [ ] 返信する

サターンはやたらコストのかかるマシンだったうえに、
世界的には日本以外では全然売れなかったハードなのですから、
デザインを弄くる余裕なんてなかったのでしょうね〜。(;´▽`)y-~~

いずれにせよこれはかなりレアなハードだと思います〜(´ー`〜)

機会があったらゲットですよ( ´ ▽ ` )ノ

2009/12/18(金) 午後 11:13 [ りぐ ] 返信する

顔アイコン

はじめまして。セガサターンハードネタなのでコメント致します。
昔、ファミ通サターンで読んだのですが、セガサターンの性能を語る上でどうしても避けて通れないソフトがあります。そのソフトとは、ゲームアーツが出した「GUNGRIFFON THE EURASIAN CONFLICT」というやつです。
と言いますのもゲーム画面をご存じかと思いますが、あの3Dグラフィックはセガサターンに積んでいるポリゴン専用ハードウェアの80%の力を使って出したグラフィックだからです。

でも、貧弱ポリゴンハードにも関わらず、あのグラフィックを生み出せたのですからやはりメガCDから関わっているゲームアーツさんは凄いです。

最期に、「GUNGRIFFON THE EURASIAN CONFLICT」を生みの親の宮路 武氏が先月29日、45歳の若さで永眠されました。ご冥福をお祈り致します。 削除

2011/8/9(火) 午後 11:44 [ あずにゃん ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事