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数あるMEGA DRIVEハードの中で、最強のハードと謳われているモデルがある。 それが『マルチメガ』シリーズだ。 マルチメガシリーズは、その優秀な設計から非常に人気があり、ハードの流通量の少なさも相成って、 その全てのモデルが極めてレアでプレミアが付いている。 今回紹介するハードはそのマルチメガ シリーズの北米版『GENESIS CD-X』である。 GENESIS CD-Xとは、端的に説明するとGENESISとSEGA CDが一体化したハードだ。 つまり、言い換えるとマルチメガ シリーズとは、MEGA DRIVEとMEGA CDが一体化したものなのだ。 MEGA DRIVEとMEGA CDの一体化マシンというと他にWONDER MEGAシリーズがある。 WONDER MEGAシリーズとの大きな違いは、その尋常でないコンパクトさにある。 GENESIS CD-X(マルチメガ)の外寸は、なんとCDウォークマン程の大きさしかない。 スマート化されたWONDER MEGA2の、二分の一以下の大きさなのだ。 GENESIS CD-X(マルチメガ)の特筆すべき点は他にもある。 MEGA DRIVE2用のACアダプターが一つで済むのは当然として、乾電池でも動作可能なのだ。 映像音声出力はMEGA DRIVE2のケーブルが使用でき、音声出力用にライン出力端子も装備。 特にサウンド能力に関しては、その音質が他のMEGA DRIVEハードを差し置いて非常に秀でている。 MEGA DRIVE2では接続不可能になってしまった下位互換オプション機器の「メガアダプタ」も装備できる。 WONDER MEGAシリーズでは改造が必要だったアップグレードブースター「SUPER 32X」も なんの問題なく接続可能なのである。 SUPER 32X接続に関してGENESIS CD-Xの強みは、SUPER 32X用CD-ROMソフトが手軽に使用できる点であろう。 日本では未発売で終わったSUPER 32X用CD-ROMソフトであるが、海外では発売されている。 日本でこのSUPER 32X用CD-ROMソフトを動かすには、SUPER 32X本体の他に海外版のMEGA DRIVEと 海外版のMEGA CDを用意するか、エリアプロテクトを外すコンバータを、MEGA DRIVE用とMEGA CD用と 用意しなくてはならない。 SUPER 32X用CD-ROMソフトを稼動させる為には、非常に手間がかかるのだ。 それがGENESIS CD-Xがあれば、SUPER 32Xを装備するだけで簡単に稼動できるのである。 作品の質はともかくMEGA DRIVEハード最強のソフト「SUPER 32X用CD-ROMソフト」を動かすには、 MEGA DRIVEシリーズ最強ハードのひとつ「GENESIS CD-X」が相応しい。 【マシン名】
GENESIS CD-X (1994年4月発売) 【価格】 $399 【メーカー】 セガ 【スペックはMEGA DRIVE+MEGA CDと同等】【ETC】 CD-G、CD-ROM内蔵 手動方式 トップローディング ライン端子×1 コントロール端子 2ヵ所 スロット カートリッジ 1ヵ所 【入手容易度】(易/やや難/難/かなり難/極めて難) ≪極めて難≫ マルチメガシリーズは全てがレアで、プレミアが付いている。 中古市場でもなかなか見かけない。 しかし、非常にレアなマルチメガシリーズの中では、 GENESIS CD-Xは比較的入手しやすい部類に入る。 |
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