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第1部の3=提言・世界に誇る三陸の水産業振興 〜(3)新しい漁師像/一匹おおかみ捨ててでも

全国紙や全国放送テレビは、綺麗な映像を流し、被災地の実態をえぐった記事がありません。あれでは、「被災地は復興してる」と思われてしまいます。
被災地は現在、復興などしていません。
地方紙が、被災地の現実をシッカリ受け止めて記事にしています。
政府擁護する、大手11社の記者クラブの既得権を守るための記事とはちがいます。
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今日は(3)です。
漁師は一匹おおかみ気質が強く、「仲間をつくっても失敗するからけんかしてでもやめろ」−という先祖の戒めの言葉を破ってでも、復活しようとする漁師たち・・。
 
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河北新報社の特集[3.11東日本大震災関連]
(3)新しい漁師像/一匹おおかみ捨ててでも
河北新報  (2012/01/25)
 
【写真】タイムカードの押し方を説明する工藤さん(左)。
新たな漁師像の模索が続く=9日、南三陸漁業生産組合
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<想定外の事務>
 こたつの上に置かれたファイルが「ドスッ」と大きな音を立てた。厚さ約10センチ、扉に「前網漁業生産組合」とある。
 「魚を捕ることは負けねえけど、事務作業は苦手だ。これから補助金申請の手続きが増える。正直、戸惑っている」
 復旧のスピードを速めようと、昨年10月に生産組合を設立し組合長に就いた鈴木信男さん(60)=石巻市前網浜=が仮設住宅で頭を抱えていた。
 鈴木さんは漁師歴45年の大ベテランだが、経理関係は宮城県漁協前網支所に頼ってきた。しかし、支所は現在も震災前と同じ1人体制で、漁協全体の補助事業の申請に忙殺されているという。
 漁師の世界は「丼勘定が当たり前」(鈴木さん)だった。漁協を通さず補助金の受け皿になれる生産組合をホヤ養殖仲間8人で設立したが、書類の作成に追われる日々は想定外だった。

<言い伝え背く>
 前網浜には「なかばすんだらけんかしろ(仲間になるくらいならけんかしろ)」という言い伝えがある。漁師は一匹おおかみ気質が強く、仲間をつくっても失敗するからけんかしてでもやめろ−という先祖の戒めだ。

 「言い伝えに背いたがグループを作って収益を上げ、お嫁さんが来やすい浜に変えたい」と鈴木さん。慣れない事務作業に閉口しつつ、新しい浜の姿を思い描く。
 漁業経済学を専門とする東京海洋大の馬場治教授は「多様な協業化の形態があっていい。ただし、真に自立を目指す組織は専任の事務員を雇うぐらいの覚悟が必要になる」と注文を付ける。
 前回紹介した宮城県南三陸町志津川の南三陸漁業生産組合では9日朝、"出勤"してきた漁師たち12人全員に真っさらなタイムカードが配られた。
 「労基署」「残業」「雇用」。浜では耳慣れない単語を使う工藤忠清さん(47)の説明に、漁師たちが顔を見合わせる。
 労働時間の管理は給料制導入の大前提だ。「サラリーマンになるのか」という周囲のやゆする声をよそに、生産組合は養殖業で収益2億円、個人の年収1500万円を初年度の目標に掲げる。
 
 工藤さんは20代で水産加工会社を設立した。最盛期には20人の従業員を雇っていたが、自宅や会社は津波で流された。書類作成や労務管理はお手の物で「来年は納税してみせる」と言う。

<あっぺとっぺ>
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 同じ町内の「あっぺとっぺ沖の須賀」は、県漁協が指導する任意の漁師グループで16人が参加する。遠洋マグロはえ縄船の船長だった小野清さん(62)は「以前も雇われの身。給料制に抵抗はない」と話すが、グループ内では少数派だ。
 「一人一人が親方という漁師気質からの脱却」というグループ内の課題は、生産組合と何ら変わらない。
 班長の佐々木孝男さん(56)は「『あっぺとっぺ』はちぐはぐという意味の方言だが、ジグソーパズルのように個性を殺さず1枚の絵を完成させたい」と話す。
 生まれ変わろうと模索する漁師たち。彼らに共通するのは、震災後の厳しい現実と真摯(しんし)に向き合う姿勢だ。

 
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ZaitusLand(ザイタスランド)
「ザイタスランド」は東日本大震災で被災した事業者の復興を応援するサイトです



http://t.co/feXIF2k

掲載していただいております。みなさん応援してください。上ポッチ。

転載元 転載元: 山と土と樹を好きな漁師

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転載有難うございます。
これからの漁業は、漁師→消費者。という販売まで視野に入れた「単純で流通システムの構築」が必要なのは確かであろう。

協業化で新たな漁業に挑戦する西日本の先進地3カ所から見える、収益性向上やブランド化、後継者確保などのメリットを検証した記事である。
今後の漁業のあり方も、協業化の先進地から新たな姿を学びたいものである。
TBしていきます。

2012/1/27(金) 午前 5:18 みさご丸

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きんちゃん、ご訪問とコメント、TB感謝です。

この危機的状況から、新たな方向性を探る姿勢に感動を覚えます!

2012/1/27(金) 午前 7:52 SanDiegan

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世界に誇る三陸の水産業振興( 4)進む協業化<上>養殖と漁船、役割分担成功〜漁業の協業化の先進地から新たな姿を学 ...

本日は 第1部=提言・世界に誇る三陸の水産業振興 (4)です。  三陸の浜では、昨日の記事にあるように、一人船頭。一人親方の風習が代々継がれて来た。協業化に対する抵抗感が依然、根強いのである。 僕自身は、3.11で新たな漁業を模索はした。しかし、とにかく「はやく、船を欲しかった・。」模索はしたが、新たな漁業にまでは頭が回らなかったのも事実であり、そういう仲間すら、高齢化でいない。 今は、とにかく3.11前の状況に近づける事で精一杯である。 しかし、旧態依然とした漁業では

2012/1/27(金) 午前 5:18 [ 山と土と樹を好きな漁師 ]

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