のぶくんの徒然草

人間至る所青山あり/少年老い易く学成り難し

「幕末維新と佐賀藩」

毛利敏彦著「幕末維新と佐賀藩」を読んだ。
新たな視点で見た明治維新の意義が語られ、読み応えがあった。
江藤新平や鍋島閑そうの話で、恥ずかしながら
彼らが佐賀藩出身だとは今までしらなかった。
余談だが、江藤新平のひ孫さんが自衛官で、昭和44年に焼身自殺したというのもしらなかった。
昭和45年には三島由紀夫が自決しており、ちょうど三島の本も読んでいたから、
話がつながっていてびっくりした。
江藤新平の別のひ孫さんもまた自衛官で航空総隊司令を務めて退官されたとのこと。
歴史のすごさを知った感じがした。

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大気の進化46億年

学生のころ(今もそうですが)ラブロックのガイア仮説を読んで感動したのを思えています。
そういうこともあり、田近英一さん著の「大気の進化46億年」(技術評論社、2011)を読んでみました。
最近の研究成果がよくまとめられており、全体の流れがよく理解できました。
生命と地球の進化については誰もが興味をもつところですが、この20年くらいで
だいぶ新しい事実が出てきましたね。
地球科学の分野は、仮説が多く、それを言ったもの勝ちという雰囲気もあります。
ただ、なかなかそれを証明するのが難しく、また追試するのも難しい分野となっています。
35億年前に見つかった生物化石がシアノバクテリアだというはなしがありましたが、
現在ではそれも怪しいとのこと。
時間があれば、地球の進化に関する原著論文にもあたってみたいです。

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フェデリコ氏&チューダー氏著、高橋さん訳の「科学者として生き残る方法」(日経BP,2010)を読んでみました。
だいぶ前に、この手の本は数冊読んだことがありましたが、何か面白い事が書かれていないかと思って本を買いました。ほとんど、同感という内容で、1日でよめました。
新進気鋭の30代の材料化学者と老齢のプラズマ物理学者との共著で、面白い合わせでした。とくに前者はイタリア人で、2人ともカナダで現在研究を行っています。
ですので、よくあるアメリカでの話でなく、カナダの話というのがちょっと新鮮です。
フェデリコ氏は博士課程の時に日本にきたそうですが、そのアカデミアにおける階級制度にとまどったとのことでした。やはり日本は未だにそうですよね。。。
イタリア人はもっと楽天的な民族と思っていましたが、この著者のような人もいるのですね。
そういえば、私のサッカーのライバルであるイタリア人の知り合いは、やはり祖国を離れて、海外に研究職を得た人でした。普段は冗談ばかりいっているのですが、研究するときは非常に真剣モードにはいってやっていたのを思い出しました(昨年、ビッグジャーナルに論文だしていました)。
本書を通読し、しがない研究者の研究に対するモチベーションが少しは上がりました。

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