ファンフィクつれづれ

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新作を望めない『西部二人組』。ファンが綴った二次創作が海外サイトでは盛んです。ぷっひーさんの紹介を転載させていただいています。
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ファンフィクつれづれ 2010/12/13(月) 【ぷっひ〜】

5月ももう下旬ですね。6月3日のクーガーオフここに概略を入れてますので、ふるってご参加ください。
5月一回目の「ぷっひ〜さんファンフィクつれづれ」です。

『Standoff』セリフ中のウォークオフ「恩赦嘆願始末」の日本放映時にカットされた部分に
民放でのカットではなくNHK放送時に既にカット 出てくる言葉です。
そういうストーリーに直接反映されない会話場面ってむしろファン的にはすごくおいしい場面ですから、
ファンフィクなんかにはしょっちゅう出てくるそうです。この元記事のコメント欄も盛り上がってます。
”Walk-off”についての詳しい話はこちらの記事で。
 今度のクーガーオフも動物園内を結構歩くので一種の「ウォークオフ か?
 ご案内する私が脳みそを入れる前に「消えちまってた族」みたいなことしてしまったらゴメンです。

あとの二つの話はどうぞハンカチをご用意してお読みください。では…。



ぷっひー 2010/12/13(月) 午後 4:03

① NHKの「坂の上の雲」第2部の第1話のエンド・ロールを見ていたら、
スミスとジョーンズという役名が、この順序で出てきたので笑えました。
おそらく、秋山真之や広瀬武夫と会食していたイギリス海軍の将官の名前だと思うのですが、
そうすると次に出てきたマイケルというのが何故ファーストネームだけなのかよくわかりません。
どうせなら、ロジャーでもよかったのに。閑話休題。


いつも会話文を引用しているので、今回は長ゼリフを選んでみました。
長ゼリフといえば、ヘイズさんの独壇場。どう甘めに採点しても、キッドに勝ち目はありません。

『Standoff』からは、町のならず者たちに向かって、俺たちは地獄の穴一味だと凄みつつ、
同時に仲間の結束力も高める知将ハンニバルの面目躍如の場面。

『The Price of Amnesty』からは、キッドのことを冷血なガンマンだと誤解して、
ヘイズにしか恩赦を認めなかったワイオミング州知事に対して、思いの丈をぶっちゃけた場面。

『That's What Partners Do』からは、自分が死んだらキッドに渡してほしいと、
ヘイズが息子のジョシュアに託していた手紙の結びの部分を。


酒場でカイルに因縁をつけてきたマクラッケンと、地獄の穴のギャングたちを前にして
ヘイズ「カイル、ウォークオフ(walk-off)は知ってるな? 
カイル「えーと、キッドが言うにはー(キッドに笑いかけながら)神様が脳ミソを入れようとしたんだけど、
     ダメだったヤツらだ。連中、スタコラ逃げちまったから。
ヘイズ「そうだ。それでいいな、キッド。
キッド 「ま、そんなとこだな。
ヘイズ「ところが、まだその下にスタンドオフってのがいるんだ。カイルのお友だちのマクラッケンがこのクチさ。
     そもそも、列に並ぶ頭もねぇ。わきでボーっとつったてるだけだ。脳ミソをもらえることも知らねぇからな。
     いくらウォークオフが間抜けだと言っても、地獄の穴のギャングともめようって奴はいねぇよ。
     そんなことすりゃ、ハンニバル・ヘイズを敵に回すことになるからな。
     キッド・カーリーだって黙っちゃいないだろう。
     つまりカイルの後ろには、地獄の穴ご一行様がおひかえなすってるってわけだ。



知事さんよぅ、キッドが今までに撃ち殺したのは3人だけだ。
 それも正当防衛か、さもなきゃ別の誰かを助けようとしてのことだったよ。
 ロム・トレバースに聞いてもらってもいい。同じことを言うだろうさ。
 あんたらがグダグダ迷ってたここ数年で、キッドがどれだけの人を助けたと思う? 
 言っとくがな、キッドは絶対に殺し屋じゃない。
 人を撃ち殺しちまった後で、あいつは何日もひどく苦しむんだ。
 俺たちはガキの頃から、人が殺されるってのはどういうことか、骨身にしみて知ってるからな。
 だから、嫌なんだよ、心底嫌なんだ。
 銀行や列車をやる時だって、ただの1人も撃ったことがないのが俺たちの誇りだった。
 地獄の穴一味を率いるようになった時、キッドと2人で誓いをたてたんだ。
 強盗はしても、なるだけ誰も傷つけないようにやろうってな。
 俺たち自身も、一味のヤツらもそうだ。

 ・・・そろそろ失礼させてもらうよ。
 恩赦がいただけて恐悦至極でございますってツラさげて、茶番につきあってこなきゃならねぇからな。
 一緒に祝ってほしい親族代表は、お前さんのせいで列席してねぇけどよ。



俺の銃は、お前さんが欲しいだろう? ジョシュもわかってくれると思う。
 俺は、キッドほどの早撃ちにはなれなかった。知らなかったと思うけど、俺なりに努力はしたんだぜ!
 練習に練習を重ねたよ。もちろん、お前さんが見てない所でな。かなりいい線までいったと思うけど、
 どう頑張ってもキッドの足元にも及ばなかった。だから、諦めたよ。俺は別に早くなくてもいいんだって。
 お前さんが、俺と2人分でもつり銭がくるぐらい早いんだからな。

 懐中時計のことは、俺も年をとってセンチになったのかもしれないが、
 キッドに肌身離さず持っててもらいたいんだ。いつの日かキッドが、さらば浮世ってことになった時に
 この懐中時計を見て(20年後か、できればもっと先にしてくれよな)、どこにあるのかは知らねぇが、
 あの世とやらでお前さんを待ってるヤツがいることを思い出してほしい。
 兄弟みたいにお前さんのことを愛しているヤツがよ。急ぐことはないぞ。待ってるから。
 いつまででも、待っててやるから。それがパートナーってもんだろ。

キッドのパートナー
ハンニバル・ヘイズより 

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ファンフィクつれづれ 2010/12/7(火) 【ぷっひ〜】

ぷっひ〜さんのファンフィクつれづれ4月第二回です。
前回のオフの頃に、ぷっひーさん、実は「ぷっひ」さんに改名されていたのです。
なので、タイトルは【ぷっひ〜】にしてみました。本文は発表時のハンドルのままでいきます。



ぷっひー 2010/12/7(火) 午前 1:10

① 前回はキッドが最後に痛い目に遭っていたので、今回はヘイズの受難編ということで。

ヘイズだけが酷い目に遭うお話は、半端なく悲惨なことが多いです。
賞金稼ぎにせよ、2人に復讐を企てる者にせよ、
ヘイズを相手にする場合は、非常に用意周到に策をめぐらさなければならないので、
どうしても陰湿な印象を免れないからでしょう。

よく出てくる記憶喪失でも、キッドはスコッと記憶が抜け落ちるだけですが、
ヘイズの場合は何故か人格まで崩壊し、
凶暴化(特に女性に対して)するので周りの者(特にキッド)は大迷惑。

2人のうちどちらかが酷い目に遭うこの手の話は、hurt/comfortというカテゴリーで括られます。
h/cとも表記されるので、Heyes/Curryがかけてあるのかと、ちょっと気になる今日この頃です。


終身刑で服役していたガース・ドゥーガンという冷酷な殺人鬼が、
キッドに弟を殺されたと思い込み、その復讐のために素手で看守を2人殺して脱獄。

② キッドは、この情報をもたらしてくれたロムの厚意で、冬の間彼の山小屋に身を隠すことにします。
ヘイズは、場所を転々とした方が安全だと主張していたのですが、
パートナーのキッドを1人残してはいけないからと一緒に留まることに。

ところがキッドが猟に出ているうちにドゥーガンが現れ、
なんとか言いくるめようとしたヘイズをキッドと間違えて顔面を(海老蔵の比ではないほど)酷く殴打し、
肋骨数本、片手と片足の骨折を始め、半死半生の大ケガを負わせて去って行きます。

キッド「なんで、ヘイズだって言わなかったんだよ?なんでキッドだと信じ込ませたままにしといたんだよ?
   俺、償いようがないじゃないか、ヘイズ。

     *     *     *

キッドの献身的な看護で、3日めにはもうジョークを言う余裕が出てきたヘイズ。
ヘイズ「キッドよぅ、1人でベッドに寝てるのは、もう飽き飽きだよ。
    こうなったら、お前さん相手でもいいやって気になってきた。
キッド「やだね。俺のタイプじゃないよ、ヘイズは。

③ 居場所がばれたことで、ロムの身を案じる2人に、勘違いに気づいた殺人鬼の影が忍び寄っていました・・・。


暗い小屋の中で目を覚ましたヘイズは、
右足をベッドに繋がれ、両手を後ろ手に縛られていることに気がつきます。
昨夜は、酒場で酒を飲んで、ポーカーをして、いつものように勝って、
それから・・・それから何があったんだろう? キッドはどこだ?

枕元には、水の入ったボウルが置かれているだけ。
やがて、スープの入ったボウルを持った男が部屋に入ってきて、水と交換しますが、
一言もしゃべらないので、ヘイズにはなすすべがありません。

保安官ならこんな手間はかけないだろう。とすれば、賞金稼ぎに捕まったのか。
手足を縛っているロープを緩められない限り、自力で脱出することは不可能だ。
キッド、もう異変に気づいてくれてるか。早く来てくれ、キッド。

人間としての尊厳を全て剥ぎ取られたヘイズの惨状に、
2008年10月の掲載直後から続編を望む声が寄せられ、
今年の8月に、事件の経緯とその後の2人を描いた『Reconciliation』が発表されました。


別々にサンフランシスコに向かった二人が、シルキー邸で落ち合う。
ここまでは、『縛り首のキッド』と同じですが、
違うのは、ヘイズを待っていたのが「無法者キッド・カーリー射殺さる」という新聞記事だったこと。
その後、ヘイズを部屋まで案内した召使いが翌朝見たのは、
昨夜と同じ姿勢でベッドに座ったままのヘイズでした。

最後にもう一度キッドに会うために、お墓を訪ねる旅に出るヘイズ。
入れ違いに、何も知らないキッドがシルキー邸にやってきて、
全ては有名になりたい保安官のでっち上げだったことがわかります。
ひどく傷ついていたよ。あんなヘイズは見たことない。」とシルキーに言われるまでもなく、
つらい旅を続けるヘイズを急いで追いかけるキッド。

     *     *     *

お墓からの帰り道で、思いがけずキッドに再会したヘイズの不審、困惑、驚き、やがて喜び。
多彩な表情の演技に定評のあるピート・デュエルのことですから、
この時のヘイズ役なら、きっとやりがいを感じてくれたことでしょう。
 

上記にある
>2人のうちどちらかが酷い目に遭うこの手の話は、hurt/comfortというカテゴリーで括られます。
>h/cとも表記されるので、Heyes/Curryがかけてあるのかと、ちょっと気になる今日この頃です。

私もスラッシュかと思ったのですが、fanficnetってところへ行ったれば、
“Alias Smith and Jones”に限らずh/cはあふれていましたんで、
これは一般用語でスラッシュ記号に裏の意味はないようです。
上の記事の元アップにコメント欄で私もごそごそ見解を述べております。

>人間としての尊厳を全て剥ぎ取られたヘイズの惨状に、
>2008年10月の掲載直後から続編を望む声が寄せられ、
>今年の8月に、事件の経緯とその後の2人を描いた『Reconciliation』が発表されました。

気になるでしょう?元記事のコメント欄も盛り上がってます。
コメントでのぷっひーさんの説明にある、「人質トイレ問題」は
「キッドの長い10日間」の記事を参照のこと。

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ファンフィクつれづれ 2010/11/27(土) 【ぷっひー】

ぷっひーさんのファンフィクつれづれ4月第一回です。
カウンタープレゼント10000まで、9983、あと17です。今日中に到達しそうです。
「今、何番です」っての書き込んでくださいね〜、
カウンターは10000過ぎたのも入れて一番近かった人が当選者です。

ぷっひ〜さん記事にあるAlias Smith and Jones Fan Fictionのカウンターは
2012年4月18日付で681039、一年半で24000も進んでますね。


ぷっひー(改名)2010/11/27(土) 午後 7:00

① 読者からのフィードバックがほしいファンフィクの作者の多くは、
作品の最後の所にコメントの投稿欄を付設しています。
さすがにアメリカ本国はファンの数が多いらしく、新しい作品が一つ掲載されると、
カウンターが2000から3000単位で動き(7月末頃には38万台だったのが、今では44万余りです)、
すぐに感想コメントが並びます。
おかげで味気ないランチタイムを楽しくすごせました。続編も期待してます。」とか。
オフィスのドアを閉めておけばよかった。読んで泣いているところを、上司に見られちゃいました。」とか。

多くのファンフィクの作者たちが目指しているのは、
ストーリーの展開の中でヘイズとキッドの2人の交流を描くこと、
そしてそこに何らかのユーモアを盛り込むことです。
今回は、思わず笑ってしまったコメディーを3編ご紹介します。


* 『Chairs』 by Goldie
地獄の穴のギャングたちは、いつも彼らに儲け仕事を計画してくれるヘイズに感謝の気持ちを示すため、
誕生日にプレセントを贈ろうと密かに画策していました。
② 一方のヘイズは、彼の関与していない所で何かが行われているのはわかるものの、
キッドを脅してもすかしても何も教えてくれないので、イライラしています。

何をプレゼントしたかは、タイトルからおわかりと思いますが、複数なのがミソ。
仲間の気持ちに感謝するヘイズですが、「銀の舌」を持つ彼にしては珍しく不用意な一言をもらしてしまい、
お祝いムードは一転して微妙な雰囲気に・・・。

口の堅いキッドを、パートナーとしては信頼できるものの、自分に秘密を持ったことが許せないヘイズは、
全てが落着したあとで、きちんと仕返しをします。
ヘイズ「こないだは、ホントに嬉しかったよ。ありがとな。あー、そういえば、キッドの誕生日がもうすぐだなぁ。
カイル「へー、キッドにも何かしてやろうぜ。ヘイズ、何がいいと思う?
ヘイズ「あいつは、食いもんだろうな。大好物は、牛の脳ミソだよ。
キッドが、脳ミソの料理を見るのもイヤなのは、言うまでもありません。


* 『Joker's Wild』 by Anita Sanchez
ひょんなことから、相手にドッキリをしかけて冷や汗をかかせるゲームを始めたヘイズとキッド。
③ ヘイズのいたずらは、茶目っ気たっぷりなのですが、キッドがしかけてくるのは、反則すれすれ。
これは、キッドが単純なワナにもひっかかるのに対して、
ヘイズはかなり際どいところを狙わないと、すぐに感づいてしまうからでしょうけど。
悪ノリが過ぎたキッドは、2人の正体を知る怪しげな男が現れたあたりから、抜き差しならぬ状況へと・・。

ロム・トレバースが効果的に登場して、最後のどんでん返しまでみごとな展開です。
それでなくても、スリルとサスペンスに満ちた生活を余儀なくされている2人が、
わざわざ「冷や汗ゲーム」をしなくてもいいのに、とは思いますが。


地獄の穴一味に新しく加わった18才のパーシー・ジョーンズは、銃の名手でビッグマウス。
キッド・パーシーと呼んでくれ。」だとか、
カーリーはもうピークを過ぎた。これからは、俺の銃でヘイズを守る。」とか、キッドへの敵意がありあり。
それもそのはず、パーシーは、a-rino-miさんとは違う方の派で、ヘイズのことが好きだったのです。
④ カイル「ヘイズにそんなケはねえよ。酒場の女とよろしくやってるじゃん。
ウィート「いや、それは状況証拠にすぎねぇ。パーシー、男なら当たって砕けろだ。

パーシーは、次の強盗のプランが上手くいかず、イライラしているヘイズのもとへ。
ヘイズ「計画を練ってる時は、邪魔しちゃならねえって、誰かに教えてもらわなかったか?
パーシー「えっと、ハンニバル、あなたにこれを捧げます・・・
パーシーはギターを手に、美しい声でラブソングを歌い始めます。目がテンになるヘイズ。
窓の外には、笑いくずれながら、押しあいへしあいでその様子を覗いているキッドたち地獄の穴の面々。

パーシーの性癖がわかった途端、上着のボタンをかけたり、銃をチェックしたり、
果ては交替で寝ずの番をする地獄の穴の猛者たちが、なんともキュートです。

首謀者のウィートにしっかりお灸をすえるヘイズですが、
最前列で爆笑していただけのキッドにも、なぜかキツいお咎めが。


こうしてみると、いつも貧乏くじを引いているのは、やっぱりキッドですね。



Anita Sanchezさんについてははまさんも紹介されてます。この作品ではありませんが2篇。
はまさんのお気に入りの作家さんみたいで、ここでも紹介されてますね。
ヴァーチャルシーズンの削除されちゃったいい話、私も読んだ”TheTracker”を書いてた方ですね。
Anitaさんのファンフィク作品はここのページにまとまっています。
 他にまとまったページもあったんですが、検索はできてもリンクはできないように設定されているみたいで、
 もっと読みたい方は「Anita Sanchez Alias Smith and Jones」で検索してみてください。

a-rino-miさんとは違う方の派 ここの下の方とコメント欄でのGACHAさんとのやりとり参照
スラッシュについては主にコメント欄で語ってると思いますが、
                   とりあえず、http://blogs.yahoo.co.jp/rino221b/GUEST/21037077.htmlとか
                   http://blogs.yahoo.co.jp/rino221b/26542892.htmlなどに。

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ファンフィクつれづれ 2010/11/22(月) 【ぷっひー】

気がつけばもうこのフレーズばかり繰り返してますが3月も終わりですね。
ぷっひーさんのファンフィクつれづれ、今月二回目です。
いつもテーマの選び方とまとめ方がうまいですよねぇ、ほれぼれします。

Maz McCoyさんの作品が3作入っていますが、
これは二人が一旦別れて再びコンビを組むReunionのシリーズのようですね。
 The Separation                         August 2009
 The Reunion                          February 2008
 The Reunion Part 2                     May 2008
 The Reunion Part 3                     November 2008
 Hannibal Heyes' Revenge (The Reunion Part 4)  March 2009    



ぷひひ 2010/11/22(月) 午後 2:54

① ここしばらくヘイズとキッドの少年時代の話ばかり読んでいたので、
DVDを見ると少しギャップを感じます。

ハン」と「ジェッド」と呼び合っていた2人は、そのキャラもあって
2才以上の年齢差が感じられる兄貴と弟分でした。
それが、いつ、何のきっかけで「ヘイズ」と「キッド」のパートナーの関係になったのでしょうか。

ヘイズがプラマーと組んだ列車強盗にキッドが参加していないこと、
ヘイズが南ユタで足跡つけのチャンピオンだったことをキッドが知らないこと、
ヘイズがキッドほど東部に旅していないこと等から、
孤児院を脱走後、20代前半でパートナーになるまでに、
2人には別々に生活していた時期があるようです。

この時期にヘイズはキッドの保護者であることから解放されて、
持ち前の才能を(法の圏外ではありますが)開花させ、キッドはさらに銃の腕を磨きつつ、
それに頼らない生き方も身につけてヘイズのもとへ戻ってきたのではないか
とするファンフィクがいくつかあります。

2人が本当の意味での二人組になるための、
いわば「親離れ・子離れ」のプロセスを、共通項でくくってみました。

② * 相手を思いやりつつ・・・ケンカ別れ

・ギャング組織の中で、頭脳派は尊重されても、
ガンマンは人殺し役を押し付けられて、下手をすれば命を落とすことを知っているヘイズは、
銃の腕を見せびらかすキッドを、仲間と画策している銀行強盗に加えようとしません。
何かというと銃で解決するお前が傍にいない方が、俺は安全だよ。」とまで言って、キッドを追い払います。

・キッドは、自分が巻き込まれたトラブルで、ヘイズが撃たれて大ケガをしたことがトラウマとなり、
別々に生きていこうと決めます。そこで、ヘイズを怒らせるためにわざと彼の父を侮辱し、
ケンカをふっかけて去って行きます。キッドが本気だとわかったヘイズは、
何とか彼を引きとめようとしますが、時すでに遅し。
別れた後、山の頂からヘイズのシルエットだけでも最後に一目見ておこうと、
野営の焚き火のあたりに目を凝らすキッド。
涙が出るのは、ヘイズに殴られた痕が痛いからで、別れが辛いわけじゃないと自らに言い聞かせながら。

③ * 再会はぎこちない・・・しかもキッドは疲労困憊

・はるばるヘイズを探し当てて来たというのに、
キッドは、地獄の穴一味に加わりたいのか否か態度を決めかねている様子。
心根の優しい彼は、相変わらず困っている人を見捨てておけず、
トラブルに巻き込まれてばかりしていたのでした。
たとえ正当防衛だったにしても、町はずれに来た時に考えるのは、
俺に撃たれた奴の友人や兄弟が待ち伏せしてないかということ。
というキッドの壮絶な生き方に、ヘイズは胸を痛めます。

・カードで因縁をつけられたヘイズを救ったのは、ケンカ別れして久しいキッド。
しかし西部一の早撃ちが、弾丸を買うお金もないほど困窮しているうえに、ひどいケガもしていました。
何か大事なことを隠している様子や、冷血な殺し屋との噂もあるキッドに最初は戸惑うヘイズでしたが、
やがて幼なじみの優しいジェッドのままだとわかり、その疲れた寝顔にそっと語りかけます。
安心して寝ろよ。俺がそばで守っててやるから。

④ * ヘイズは正念場・・・求めているのはパートナー
地獄の穴に加入して間もなく、ビッグ・ジムの右腕になっていたヘイズは、
キッドが戻ってきた頃、跡目争いの渦中にいました。
ヘイズが本当に求めていたのは、手下ではなく、心から信頼できるパートナーでした。

・ヘイズのリーダー争いに加勢したために、相手方から恨みをかい、闇討ちにあうキッド。
怒ったヘイズは1人で敵地に乗り込んで銃の勝負を挑み、
相手に重傷を負わせるものの、自身もケガをします。
駆けつけたキッドは、傷の手当をしながら言います。
ヘイズでも勝てる遅撃ちの奴なんだから、まともに相手にすることはなかったんだよ。
(睨むヘイズに、にっこり笑いかけながら)ここらではっきり決めとこうぜ。
銃は俺が担当するから、お前さんは頭使うだけにしといてくれよな。

キッド」という名は、若い凄腕ガンマンに対する畏敬の念に由来するのかもしれませんが、
ヘイズが口にすると、彼だけにキッドが時折見せる少年っぽさへの慈しみが感じられます。 

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ファンフィクつれづれ 2010/11/13(土) 【ぷっひー】

もう3月も下旬だよ〜。というわけでぷっひーさんのファンフィクつれづれ、3月一回目です。
The Heyes and Curry Storyは設定が凝ってて面白いです。
上のリンク、下の方に設定リンクがあります。
ヘイズ家は古代史上、名将の名前、
カーリー家はほとんどが聖書由来の名前で男はやたら長いつづり ばかりとか。
ラーソン・クリークの人々にはなぜだかクレメンタインはいなくて、
二人のガールフレンドもいないんだそうです(笑)。



ぷひひ 2010/11/13(土) 午後 2:50

① 七五三が近いからという訳でもないのですが、
今回は以前にちょっと触れた「ヘイズ&カーリー・ストーリー」という
2人の少年時代のファンフィクのカテゴリーを中心に。

ここでは、2人のそれぞれの両親が出会い、
カンザス州ラーソン・クリーク で家庭を築き、
やがて悲劇的な死を迎えるまでが、
3つの時代に分けて約60編の物語で描かれています。

そろって読書好きなアレックスサラ は、
2度の死産の悲しみを経て、ようやくハンニバル という元気な男の子に恵まれ、
まるで奇跡のようだと喜びあいます。

一方、すでに2男2女のいるナサニエル エリザベス にとっても、
5番目のジェディダイア の誕生は嬉しいものの、
お産前後の上の子どもたちの世話の方におおわらわです。

GENERALにも、少年時代の話がたくさんありますが、
ヘイズは一人っ子か、弟や妹のいる長男という設定が多く、
キッドはたくさん兄姉がいる末っ子というのが多いですね。

なかには、お兄さんたちが5人いるところに
かなり年数が離れて、「思いがけず、できちゃったの。」
とキッドのお母さんがヘイズのお母さんにガールズトークしているのを、
ヘイズが立ち聞きしていたというシーンもありました。

② ハンニバルは頭の回転が速くて、口の達者な少年です。
水疱瘡の治りかけで痒がる子どもたちにサラが、
「掻いたら痕が残るから、我慢しなさい。」と繰り返し言うのに、
ハンニバル「でも、ママにも水疱瘡の痕があるって、パパが言ってたよ!」
S「ええ・・・」
H「じゃ、ママも掻いたんだ!」
S「ママの真似をしなくていいの。ちゃんと言うことを聞きなさい。」
キッドの姉「サラおばさん、どこに痕が残ってるの?」
H「パパしか見ちゃいけないとこだよ。」
S「・・ハンニバル・・」
H「夜寝るときに、パパは羊の代わりにママの水疱瘡の痕を数えるんだ。」
S「ハンニバル!」
H「でも、いつもすぐ寝ちゃうから、本当はいくつあるか知らないんだって。」
耳のつけねまで真っ赤になったサラは思うのでした。
「アレックスに言っておかなくちゃ、4才のハンニバルに変なこと教えないでって。」

③ ハンニバルが6才のクリスマスの少し前、
初めての女の子を出産後まもなく亡くしたサラは、
後を追うように天国に召されてしまいます。

母親のエリザベスからその話を聞かされて、ハンニバルのことを心配しながらも、
ジェッドにはイマイチ実感がわきません。
ジェッド「天国ってどんなとこ?」
E「道は金でできてて、川は水晶や宝石でキラキラしてるって聖書に書いてあるわ。」
J「宝物みたいだね。サラおばさんのお話にでてきたよ。海賊の宝物?」
E「そうじゃなくて・・・」
J「ハンニバルも絶対行きたがるよ。宝物のでてくるお話好きだもん。
  天国には、海賊や騎士や竜もいるの? ぼく竜が好き。火を吹くんだよ。」
E「ええっと・・・」
J「・・・ママも天国に行っちゃうの?」
ジェッドやハンニバルが大きくなって、お嫁さんをもらって、
子どもがたくさんできるまで、ママはどこにも行かないわとエリザベスが約束している頃、
アレックスとハンニバルは2人きりの辛いクリスマスをすごしていました。

④ アレックスは、ヘイズの「理」とキッドの「情」を兼ね備えたえくぼの魅力的な男性なので、
独身になると周りの女性が放っておかず、
サラの死から半年もたたないうちに、16才年下のルイーザと再婚します。

かくしてアレックスは、18才の嫉妬深い幼妻をあやしつつ、
『超やりにくい』6才の息子を論理的に説得しなければならないはめに。
やがて、ハンニバルに2人の弟と妹ができますが、
2つの家族を襲う惨劇の日は、もう目前に迫っていました。

     *     *     *

「ヘイズ&カーリー・ストーリー」の最後には、
「孤児院編」の予告がありますが、今のところまだアップされていません。
その間に、GENERALの方には孤児院時代の物語がいくつも投稿されています。

ハンニバルは、年齢よりも落ち着いていて生意気に見えるということで、
ジェッドは年齢よりも幼くていじめやすいということで、それぞれに孤児院で酷いめにあいます。

いつもお腹をすかせながら、ハンニバルのお荷物になるまいと頑張るジェッドと、
ジェッドが社会に出て行ける程度の教育を受け終えるまで、
孤児院から脱走するわけにはいかないと耐えるハンニバルが健気です。

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