「なんとかなるだろ」 イングランドの田舎に家族居残り

国際化社会。子供らに重要なのは英語なんかでない。大切なのは人間性だ。専門知識があればなお良い。ちゃんと将来を担う若者が育つ社会に

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もうひと月ほど前にの事ですが、上の息子15歳の学校に行きました。用事はGCSE説明会に出るため。15歳の息子はpublic schoolに通っています。public schoolとは読んで字のごとく、、とは逆で実は私立の学校です、この国では。 「どうして」と聞かないでください。よく知りません。
15歳と言えば日本では、、えーと何年生になるのでしょうか。中学3年?

さて、GCSEとは何ぞや?これもよくわかりません。説明会である程度わかるか、と期待していきました。この日は息子の学年の生徒とその親を集めての説明会。少しは分かったような気がします。
ようは息子は今、受験生だったのです。なんと。いやはや。うすうすはそうかな、とは思っていましたが、ようやく確信を持てました。はっきり言われましたので。

この国では大学に行く前の二年間を6th formと呼ぶそうです。どうして6番目。これもよくわかりません。息子はいま5th formという学年です。First formからあるのか? これもわかりません。どこの学校でもこう呼ぶのか? 9年生と呼んだりはしないのか?
疑問ばかりで何もわからない情けない親です。

で、この二年間の6th formに進むためには5th formの学年でGCSEと呼ばれる試験を受け、その成績がよければ進学できる、というわけです。ここで進学とは今息子が通っている私立学校の6th fromに対する進学の許可という意味です。
どうもこの6th formは大学に進学する生徒の「準備短大」みたいな感じです。ということで、息子は6th formの為のGCSE試験を受ける受験生ということです。

さて、説明会では校長先生と進学担当の先生から説明がありました。本当はもう一人、進学担当の先生が居て3人の先生の説明を受ける予定だったのですが、一人は体調を崩してお休みでした。で、校長先生がその先生の作ったスライドを自分のスライドに追加して代理で説明してくれました。
こういう時、英語では決まって ”Mr Brown has decided to become ill today”という表現をよく聞きます。もちろん、しゃれの表現ですが、これってうまく日本語に訳できません、どういうわけか。直訳するとおもしろくない文章になります。

説明の要旨は来年の5月から6月にかけてのGCSE試験本番に備えてクリスマス休すみやイースター休すみを如何に計画的に過ごし、勉強をしっかりやるか、ということでした。
息子は昨年8月にこちら(英国)に来て以来、去年はこの国の授業内容に追いつくための追加・補修で毎日山のように宿題があり、今年は夏前からこのGCSEの準備でやっぱり山のように宿題がでていて、本当に受験生のような生活が続いています。あと半年続くようです。

さて、校長先生の説明の最後のスライドはあるドイツの画家の絵でした。聖書かなんかの一場面を描いたその絵を示して説明をし、最後に何故その絵を校長先生が気に入ったかを説明してくれました。
絵の右下になんと、場面と不相応にテニスのラケットが何気に描かれています。この画家の趣味がテニスだったようです。聖書の場面風の絵画にテニスラケットがこっそりと描かれている、それが「おもしろくてたまらない」のだそうです。
こんな脈絡のない話をする校長で、しかも体格はきゃしゃで、おもしろそうな先生です。
が、息子曰く怒ったら「だれでもびびる、おしっこをちびるくらいの超めちゃ恐い校長先生」だそうです。なので、生徒でこの校長をなめてかかる人いないとのこと。先生が生徒になめられていないことはいいことです。
家に帰ってよく覚えていたのはあの最後の妙な絵の事でした。まったく、せっかくの説明会だったのに。

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