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映画(ネタバレ有り!)についてと、日常の出来事を書いていこうと思っています。

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映画館で、出演:反町隆史/中村獅童/鈴木京香/蒼井 優/渡 哲也/仲代達也/原作:辺見じゅん/脚本・監督:佐藤純彌/作品『男たちの大和 YAMATO』を観ました。

●ストーリー
2005年の桜が咲き誇る季節、鹿児島で漁師をしている神尾克己(仲代達也)の元へ、戦艦大和の沈む場所まで連れていって欲しいと一人の女性がやって来る。

その女性は内田真貴子(鈴木京香)と名乗り、昨年亡くなった義父・守(中村獅童)の遺言で彼の遺骨を大和が沈んだ場所に帰したいと言うのだった。

真貴子の義父の名前を聞いた神尾は驚く。
それは、神尾が昭和19年の春に特別年少兵として戦艦大和に乗り込んだ時の上官で、自らの命を懸けて大和沈没から救ってくれた命の恩人の一人だった。

事情を全て理解した神尾は、真貴子の願いを叶える為に、アルバイトの15歳の少年・前園 敦(池松壮亮)を連れて、大和が沈んだ運命の場所へ向かって船を走らせるのだったが……。

●感想
NHKでやっていた「大和特番」を観て壮絶な最後に胸を打たれて、劇場に足を運ぶ決意を致しました。

約6億円をかけ、戦艦大和の艦橋から前部を原寸大で再現した全長190mの巨大なセットを作り、大和艦上でのシーンを多様していたのですが、大和乗組員同士やその肉親達とのエピソードの掘り下げが浅く、熾烈な戦いで次々と乗組員が死んでいくのですが、同じシーンの繰り返しを観せられているようで、あまり感情移入が出来ず残念に思いました。

主役を反町隆史と中村獅童が務めているのですが、脇を固める大和乗組員の俳優陣がほとんど無名に近い人達ばかりなので、この二人だけでは、どうしても作品に重みを加える事が出来ない様に思いました。

感動したのは、残念ながら大和の戦闘シーンや乗組員達のエピソードでは無く、仲代達也と鈴木京香が出演するシーンと白石加代子、高畑淳子、余 貴美子、寺島しのぶ、蒼井 優などの愛する息子や恋人達を戦地へ送り出す女性達が別れを告げるシーンだけでした。

私的には、反町隆史と中村獅童が主役というよりも、仲代達也が完全に主役の二人を食ってしまっている映画の様に見えました。

肝心の戦闘シーンも、アメリカ軍からの視点で描かれているものが一つも無いし、アメリカ兵が一人も出て来ないので、日本軍がまるで見えない敵と戦っている様に映りました。

敵の行動を描く事で初めて日本軍のとった作戦の非常識さが理解出来ると思うので、本当に戦艦大和の乗組員の悲惨さを描くのなら、6億円もかけて巨大なセットを作るよりも、もっと演技力のある俳優を使い、アメリカ軍からの視点も重視して作り上げて欲しかったです。

●採点
私のこの作品に対する評価は50点です。

ハッキリ言って、NHKに6億円を渡した方が良い作品が出来たと思います。
現に、公開前に観た「NHKのドキュメンタリー番組」の方が遥かに出来が良かったです。

戦闘の所々に実際の戦闘映像を取り入れて、CG映像のフォローやリアリティーを追求しようとしていたみたいなんですが、本編との映像トーンが明らかに違うので「セットにお金をかけ過ぎたんだなぁー」としか私には思えませんでした。

と言うわけで、この作品は、日本再生の為に命を懸けた大勢の日本人の生き様を知りたい方と広島県尾道市の造船ドックに作られた190mもの広大なセットの出来を目の当たりにしたい方におすすめ致します。

最後にどうでもいいことなんですが、「15〜16歳で戦場に向かわなければならない時代に生まれなくて、本当に良かった」と現代に生まれた事に感謝したのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。

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閉じる コメント(20)

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TBありがとうございました。 うちの娘は映画の中のドキュメンタリー映像に感動。 私は、登場「母役」の渋さに感動しました。 反町さんや中村さんは影がうすかったですよね。 その他の若者たちにばかり目がいきました。 削除

2005/12/21(水) 午前 2:40 [ おっとこまえ ] 返信する

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TBありがとうございます。 この映画に対して、僕も同じような意見ですね。 NHKのその番組を見ていないので、ぜひ、見たいです。 今の日本の流れから出てきたような感じなので、僕は かなり危ない映画だと想いますが。

2005/12/21(水) 午前 5:13 [ fya*as*n2*00 ] 返信する

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TBありがとうございました。 僕はNHKのその番組を見ていないので比較のしようがないのですが、ぜひ見てみたいですね。 大和乗組員ひとりひとりのエピソードがうすっぺらに感じたのは僕も残念に思いました。 白石さんや余さんなど女性陣の演技には胸うたれるものがありました。 削除

2005/12/21(水) 午前 8:02 [ ふくちゃん ] 返信する

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TBありがとうございました。確かに仲代達也さんが目立っていたのはおっしゃる通りかもしれませんね。ちなみにTBをいただいたのは、http://toba.livedoor.biz/archives/50259452.htmlのほうです。

2005/12/21(水) 午前 8:03 tob*ke 返信する

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こんにちは♪ わりと良くできているなぁと思いました。現代のパートがもっと少なくても・・・なんて思ったほどです。こういう映画は見た人ひとりひとりに「戦争なんて二度とやってはいけない」という思いを抱かせればほとんど成功かと(笑) 削除

2005/12/21(水) 午前 8:56 [ ミチ ] 返信する

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> おっとこまえさん、コメントありがとうございます。 確かに、白石加代子、高畑淳子、余 貴美子らの母親の愛を感じさせる演技は良かったですね。 その他は仲代達也と蒼井 優が良かったと思います。 でもあの戦いがあったから今があるんですから、戦争で戦った人達には感謝しないとダメですね。それでは、また!

2005/12/21(水) 午後 1:39 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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>fyamasan2000さん、コメントありがとうございます。 題名は忘れてしまったのですが、NHKのドキュメンタリー番組は良く出来ていましたよ。 アメリカに暗号文が解読されていて、日本の拠点や空母、戦闘機をまず潰す作戦は利にかなっていて見事だなと思いました。 それに対する日本軍の作戦が「大和特攻」ですからね……。 私も女優陣がやたらと目立った作品の様に思いました。 それでは、また!

2005/12/21(水) 午後 1:49 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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> ふくちゃん、コメントありがとうございます。 NHK番組の題名は忘れたのですが「大和」が付いていたので、偶然見ました。 NHKだからまた再放送するかも知れないのでチェックしておいて下さい。 大和の乗組員のエピソードはもっと掘り下げて欲しかったですね。 それでは、また!

2005/12/21(水) 午後 1:54 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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>tobakeさん、コメントありがとうございます。 最終的には仲代達也さんの演技が一番印象に残りました。 もっと豪華キャストでやって欲しかったですね。 お金の使い方に疑問が残りました。 それでは、また!

2005/12/21(水) 午後 1:59 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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> ミチさん、コメントありがとうございます。 確かに現代のパートを削って乗組員のパートを深く掘り下げるのも有りでしたね。 戦争の愚かさは伝わって来たのですが、イマイチ迫力不足だったと思います。 それでは、また!

2005/12/21(水) 午後 2:04 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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はじめまして。トラバありがとうございました!多少の疑問点などはありますが、あまり戦争映画を観る事のない私はこの映画素直に良かったです!平和のありがたさを感じ、こんな事があったという事実、60年後の今も決して忘れてはいけないですね。 削除

2005/12/21(水) 午後 3:49 [ みぃママ ] 返信する

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TBありがとうございます。とても評判がいいので、僕のように不満を持つのはへんなのかな、と思っていましたが、同じような感想を持つ人もいるのだと知って少しほっとしました。 削除

2005/12/21(水) 午後 8:43 [ 沢木耕三郎(仮名) ] 返信する

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はじめまして、こんばんわ。TBありがとうございます。 そういえば敵が人の形をして出てこなかったですね。人物が多すぎて、反町・中村二人が主演と言う気はしませんでした。それよりも、数少ない女性の存在が強かった気がします。 削除

2005/12/21(水) 午後 10:25 [ きな ] 返信する

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今回の「私だけでしょうか?」のご意見は、率直ですねぇ。今のNHKに6億積んでもいいものは作れないと思います(大河見る気しないし)。食われても若い俳優さんには、歳のいかれたいい役者さんと競演して欲しいと思います、そのうちいい役者さんいなくなっちゃうよ。

2005/12/22(木) 午前 1:58 [ pup**omaru ] 返信する

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> みぃママさん、コメントありがとうございます。 確かに平和のありがたさや大和の悲劇を知らしめる為には、作った甲斐があったと思います。 私は『キング・コング』の次に観た作品がこれだったので、力不足を感じました。 それでは、また!

2005/12/22(木) 午前 9:30 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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> 沢木耕三郎(仮名)さん、コメントありがとうございます。 その気持ちはよく分かりますよ!周りと違う感想を持つと「俺って変なのか?」って考えますよね。(笑) でも、自分のブログなんで主観を大切にして書けばいいんじゃないでしょうか。 どんな名作でも、気に食わないって人は必ずいますから。 でも、そこが映画の面白いところかも知れませんね。 それでは、また!

2005/12/22(木) 午前 9:36 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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>きなさん、コメントありがとうございます。 登場人物は多いのですが、あまり迫力は伝わってきませんでした。(涙) 私も仲代さんと女優陣の演技が目立っていたと思います。 それでは、また!

2005/12/22(木) 午前 9:39 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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> puputomaruさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。 私も最近「大河」は観てないですけど、「武田信玄」「独眼竜政宗」「太閤秀吉」なんかは面白かったですよ! この作品では仲代さんが主役だと考えれば納得出来ますね。(笑) それでは、また!

2005/12/22(木) 午前 9:47 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

今回は全く感想が違いますねぇ。主役は少なくとも反町・中村ではないと思います。敢えて言うなら神尾かと。相手が見えないのも、彼らの立場にたった視点からみると、正解だと感じました。

2005/12/23(金) 午前 11:18 neokamakiri 返信する

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>neokamakiriさん、コメントありがとうがざいました。 私も主人公は神尾だと思うのですが、チラシやパンフなどには「反町・中村」の名前がデカク書かれているので、映画会社は彼らを主役と見ているのではないでしょうか。 乗組員の視点に立つなら、もっと彼らのエピソードを掘り下げて欲しかったです。 それでは、また!

2005/12/23(金) 午後 0:34 [ roh*_*a_sit* ] 返信する

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