主婦湿疹・肌荒れ
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主婦湿疹・肌荒れ
主婦性湿疹(接触性皮膚炎)とは、水や合成洗剤、食品成分の刺激で、皮膚表面の皮脂膜が剥げ落ちて、抵抗力が弱まり、バリアの役目を果たせなくなった結果、乾燥し、赤くただれるものです。
悪化すると、指紋が消えたり、亀裂が入って出血したりします。
手に薬品を浸す職業の人にも似たような症状があります。
肌荒れは、過労や生理不順、便秘など、体調が低下しているときに、肌の艶がなくなり、表面が粉を吹いたようにガサガサと荒れてしまうものです。
主婦性湿疹は、ホルモン分泌や末梢神経に障害がある人によく見られがちだとされています。
重症になると、尿素やステロイドを含んだ外用薬を用いることがあります。
予防策は、家事や炊事のときにビニール手袋をして、水や洗剤に直接触れないこと。
肌荒れは、快適な睡眠を心がけ、食生活の見直しを図ることなどが挙げられています。
実際に私はこの主婦湿疹がなかなか治らず、10本の指にいつも絆創膏を貼っていた時期がありました。市販の軟膏を塗っていたためです。
市販の軟膏は素晴らしくよく効きました。しかし、治った途端にまた再発しました。
一生軟膏を塗り続けなければならないのかと思うと、皮膚の色も変色してくるだろうし、厚くなるような気がして、自分の指を見るのが憂うつでした。
漢方の勉強をしていくうちに、主婦湿疹・肌荒れの原因も、瘀血(血の流れが停滞している状態、またはその状態が引き起こす異常のこと)とわかりました。
まずは動物性食品と砂糖を使ったお菓子をやめ、ビニール手袋は必須でしたが、使う洗剤も敏感肌用に切り替え、大抵の食器は米のとぎ汁で洗うようにし、手を洗った後は、乾いたタオルで少しの水分も残さないようによく拭いて乾燥させ、微量のオリーブオイルを塗ってみたところ、長年悩み続けた主婦湿疹は改善されていきました。
米ぬかをガーゼで作った袋に入れて、手の甲を軽く撫でてみたり、就寝前に、どくだみ茶を飲み、ティーバッグの中身を取り出して、患部に当てて絆創膏を貼って寝たこともあります。市販の軟膏より、即効性はないものの、再発を防ぐことができました。
何はともあれ、その間の食生活は、常に腹六分目〜八分目、動物性食品の摂取を控えたことが功を奏したのだと思っています。
その間、特に積極的に摂っていた食べ物は、根菜の皮のきんぴらです。
食べ物の皮の部分には、人の表皮と同じ働きがあるそうです。
根菜の皮を摂取することで、皮膚が丈夫になることがわかったところで、さらに植物性の油で炒めるのが改善ポイントでした。
きんぴらという日本食の定番惣菜は、植物油を使います。
植物油は体温で溶ける働きがあるので、皮膚に浸透し、皮膚の伸縮性を高めたり、それによって強化されたりするのです。
私の主婦湿疹は、結果的に漢方薬も飲まずに、食生活とケアの仕方で改善できましたが、それでもダメ押しに漢方薬の力も試してみたいと思われる方には、以下の漢方薬をご紹介します。
《主婦性湿疹によく用いられる漢方薬》
◆ 大柴胡湯(だいさいことう)
比較的体力があり、便秘がちな人のじんましんのほか、高血圧、胆石、肝機能障害などに用いられます。
◆ 温清飲(うんせいいん)
比較的体力のある人の湿疹、皮膚掻痒症、じんましんなどを緩和します。皮膚が乾き出血しやすいときに有効です。
◆ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
体格が中等度の人のにきび、湿疹、じんましん、皮膚炎などに有効です。肩こり、血色不良、下腹部痛、足の冷え、のぼせ、頭痛などの瘀血症状に有効です。
◆ 桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)
比較的体力のある人の手足の荒れ、発疹、じんましん、シミ、そばかす、にきびなどに処方されます。のぼせや足の冷えなどの瘀血症状に有効です。
◆ 紫雲膏(しうんこう)
あせも、ひび、あかぎれ、やけど、痔の痛みにも処方されます。
◆ 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
比較的体力のある人のじんましん、急性湿疹や、アレルギー牲の湿疹、にきび、水虫などに有効です。患部が乾燥して腫れて痛み始めた初期に用いられます。
主婦湿疹・肌荒れ予防薬膳レシピ
春菊と松の実・くこの実のくるみ和え
春菊 1パック
蜂蜜 小さじ2
松の実 大さじ1
クコの実 小さじ1
くるみ 3〜4かけ
しょうゆ 大さじ1
みりん 小さじ1
塩 少々
1 春菊は水に放ちシャキッとさせてから、沸騰湯に塩少々を入れて1〜2分茹で、冷水にとって、水分を絞り、キッチンペーパーでよく拭き取る。
2 しょうゆ、みりんは耐熱容器に入れて、レンジで20〜30秒加熱し、煮切っておく。(小鍋で沸騰させてももちろん構いません)
3 みじん切りにしたくるみ、松の実、クコの実を2に加え、4〜5センチ長さに切った1を加えてよく和える。
春菊は、ほうれん草や小松菜を上回るβ-カロテン含有量があり、食物繊維、ビタミンCが豊富なこと、そして特有の香りが自律神経に作用し、胃腸の働きを整えてくれるので、内臓の働きが低下して起こる肌荒れにも効果的な野菜です。
β-カロテン・ビタミンCに、ビタミンEを加えることで、ガン予防にもなります。
そこで合わせたのが、松の実やくるみです。
豊富なビタミンEに加えて、女性に嬉しい鉄や、動脈硬化や美肌づくりにも有効な成分であるビタミンB群も含まれています。
漢方では、松の実を松子仁(しょうしにん)、海松子(かいしょうし)などと呼び、高齢者や虚弱体質の人に薬膳として勧めている食材です。
クコの実も、ビタミンAが豊富なことから、視力回復や粘膜強化に優れた食品とされています。
スーパーの種実類が置いてあるコーナーに、少量パックで売られていますので、いつもの炒め物や、スープに手軽に摂りいれてみると、薬膳料理に早変わりです^^
お試しください♪
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