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これで何が出来ると言えば?出来ない。なんにも。でも持って行かずにはいられないあの状況を見たら、手ぶらでは行けない。申し訳なくて。自分が何も失っていない事に、対して、ただ申し訳ない。とにかく写真を撮って取って取りまくりブログに載せよう!カラーコピーして配ろうどっかに置こう、ビルの上から撒き散らそう!こんなに大変なんだって。そう思って撮っていた。でも撮りたいところがわからずにうまく伝わる写真が撮れない。しかし、写真の勉強している暇はない。
私たち家族が住んでいた西木倉の家はこんな事になっていた。ほんの小さな家の門から舟が突っ込んで、飼ってたニワトリの「房子」が住んでた金網も、金魚の様な小さい鯉の住む池も何もかもを押しつぶしていた。大家さんのmさんは2人仲良く後片付けをしていた。こんな夫婦になりたいもんだ。そう思いながら写真を撮った。おじちゃんはプラスチックのケースをせっせと磨く。いま、何もコレを〜と???思って見ていたけれど、おばちゃんはせかす事無く好きな様にさせていた。津波は15m位はあったようだ。2階の窓まで水が来た。港から4㌔先まで小舟が流されてる。町全体が撹拌されたようで車や舟、100人載っても大丈夫な物置、自転車、モーターボート、パソコン、ファンヒーター、ありとあらゆる物が至る所にがれきと共に埋まっている。津波は気が付いたら迫っていた感じだったらしい。車で逃げようとした人達が渋滞になり犠牲になった。また、外に出るのが怖いと、この一帯だけで多数のおばあさんが犠牲になった。4/10日迄に家の中から必要な物を持ち出す事になっているらしい。10日以降に家の解体が町全体で始まるらしい。全壊でも半壊でもいずれにしても住める状況で無いため、赤、黄色、紙の色に関わらず解体を希望する人が殆どだ。ここに住まないと決めた人も多い。自分だったらどうするだろう?サーファーにとっては聖地でも、残念ながら私はサーフィンをしない。
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