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こんにちは、あおまるです。相変わらず道ネタの大渋滞中です。
 
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分断都道や
 
 
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トンデモ都道、
 
 
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川崎の摩天楼など、話したい事はいっぱいありますが、まずは今週の「道活」の話から。。
 
 
 24日       放射18号未通区間〜大師橋〜大師ジャンクション            
 
 
やはりアイツは未開通都道だった。
 
 
大田区内では、「海岸通り」として湾岸道路の一本陸側を南北に結ぶ都道316号日本橋芝浦大森線。これまでも何度か取り上げてきたが(「都道316号」で画像検索するとこのブログの写真が何枚か出てくる)、先日、遂に未開通都道である事を裏付けるデータを得た。
 
 
「東京都市計画道路」を調べていて、316号=「東京都市計画道路幹線街路放射18号」である事を知った。「放射」とは都心部から郊外へ延びる路線(国道1号や国道15号など)を指す。
で、その放射18号には未開通部があり、それがそっくりそのまま都道316号の未開通部だったのだ。
 
 
そもそも316号、名前からしてそうじゃないかなと思ってたんだ。
なんせ、現在の終点は大森の手前、海を挟んだ昭和島。それでも最初は、この島で180度ターンした後平和島で環状7号(都道318号)に合流・重複し、国道15号との平和島交差点で終了なのかなとも思った。だが、平和島交差点の住所は大森。終点は大森1丁目であり、同じ大森でも全然場所が違うため完全否定。一方で、この南1丁目は、昭和島で止まっている316号のちょうど延長上。この状況証拠だけでも十分だったが、今回完全に断定された訳だ。
 
 
ソース:http://www.city.ota.tokyo.jp/youto/chikuzu/chikuzu.htm(これの「Dエリア」)
 
 
具体的な未開通区間は、昭和島の首都高横羽線アンダー付近から、海を挟んで産業道路こと国道131号(放射17号)までの約1㎞。大森側の陸地部分のほぼ全線が、呑川(のみかわ)の流路跡に整備された遊歩道を通る事になっている。遊歩道・・・
 
 
 
そんなところにホントに道路造れるの?
 
 
取り敢えず、現状を取材してきた。
そこにあったのは、確かに遊歩道だった。しかし、ちょっと、いやだいぶ凝った本格的な「道」だった。
 
 
不安定な雨模様の中、折しも耐震補強工事中の大森東避難橋を渡り、昭和島から大森に「上陸」。
階段を下りた先の狭い2車線道路を少し進むと、左側に遊歩道の入口がある。
 
 
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入口。この時点で既に、この遊歩道が只者ではない事が分かる。そう、
 
 
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センターラインなんか引いてあるのだ。つまり、遊歩道ならぬ遊車道。いや勇者道?
遊び心満載。いやいやクソ真面目ですよ>大田区
自転車の多い23区内らしいと言えばらしい光景ではある。
 
掠れているとはいえセンターラインが頼もしい一方で、路肩が縁石ではなく遊歩道丸出しの丸石というこのギャップがまたいい。角と丸の見事なコラボレーション。しかし、こんなのまだ序の口だった。。
 
 
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横断歩道を予告する菱形、そしてその先には、
 
 
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オレンジ色の止まれ。何だかすごく本格的、と言うか本気だなこの道。ちょっと怖いんすけど(笑)
 
 
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わぉ、緊急退避所(?)まで。自転車に故障は付き物ですから。
昨日(23日月曜)だって、避難橋の手前でチェーンが外れてさー大変、だったし。。
 
 
そして、私が一番感動したのがコレ。。
 
 
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立体交差。。
 
誰がなんと言おうと立体交差。銀座あたりの首都高都心環状線も、構造的にはこれと同じだよね。
止まれとかは熱心に描くくせに、「頭上注意」のずの字もないところがまた良い。
 
 
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気を付けたい頭上の青い橋はその名もズバリ呑川橋。古い道の橋なのだろうか(背後は商店街)。
昭和30年代完成のようだ(左の親柱の裏に記載があったが、フェンスが邪魔で良く見えなかった)。
 
 
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袂のジョイント部分にある大理石の一文字。
名前も役割も不明だが(調べろよ)、旧大山街道・玉川橋など古い橋の定番アイテムである。
 
 
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足元も、いかにも古そう。表面の「しわ」が多い橋台に、それを支える石積み。
まだ下が現役の川として流れていた頃を知っているのだろうか。
 
 
なお、この橋の50mほど手前で流路跡は左にカーブしており、
それを曲がり損ねるかたちで道路予定地は流路跡を外れ、住宅密集地に突っ込む。
大規模な用地買収が必要になるのは、このカーブから始まる「くの字」型のカーブの内側で、折り返しの右カーブの先で再度流路跡と交差した直後、終点・産業道路にぶつかる事になっている。
 
 
交差点手前の幅員は28m。2車線にしては広すぎで、通常部分(15m)の倍近く。
やはり2層構造のトンネルの可能性が高い。
 
 
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くの字カーブを過ぎると間もなく、産業道路の川下(かわしも)橋と立体交差。
高さはそんなに変わらない気がするが、今度は「頭上注意」の表示がある。
さすがに大型だらけの国道、橋はかなり頑強だった。銘板を探したが、無造作に植えられた植木なんぞが邪魔で見つからなかった。地面だから楽勝かと思ったが、逆に探しづらいとは何とも皮肉な。。
 
 
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橋を潜ると、止まれを筆頭に標識たちがお出迎え。交通公園かここは。
この先もオモシロそうな道は続くが、既に都計道を外れている「タダの遊歩道」なので、ここで引き返す。
 
 
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橋を潜り直した先で遊歩道から抜け出し、
コレ車通れるんかいなと思わずにはおれない自転車道みたいな狭い坂道で産業道路へ。
 
ただの予定地見学のつもりできたが、予想以上に面白い、走り甲斐のある道だった。
自転車道や遊歩道と言った類の道は、いかにもって雰囲気があって好きじゃないんだけど、この道はむしろやり過ぎで、その型破りなところがよかった。
 
正直、自転車にとっては今のままの方がいいかも。
もう、いいんじゃねぇ、316号なんざほっといて(なんでそうなる
 
 
でも真面目な話、こんなところに道路なんか造れないだろう。
確かに幅は十分(未通部の計画幅員は15m、但し地下2層構造の2+2車線の可能性も)で、用地も殆どが公有地なので用地買収も他の道路より遥かに容易だろう。しかし、コンクリジャングルを縫うように伸びる貴重なオアシスであるこの緑地帯を丸ごとぶっ潰した挙句トラック・トレーラーガンガンの幹線道路なんて、沿線はもとより周辺住民が黙っていないだろう。そもそもそれが出来るなら、とっくに繋がってるはずで、緑地のまま残っている現状そのものが、この道路の実現可能性の低さを如実に物語っている。ヘタすると、東京外環道の練馬−砥間より低いんじゃ。。
 
316号が「日本橋芝浦昭和島線」から真の日本橋芝浦大森線になる日は、恐らく来ないだろう。。
 
 
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坂を登って左に曲がるとすぐ、名も無き信号付きの交差点がある。
一応ここが、都道316号・放射18号の終点「大森南1丁目」である地図
全く事業が進んでいない現状では、およそそのような重要な場所には見えない。
 
 
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交差点に対して不自然なほど滑らかなRを描く新京浜病院の建物だけが、
ここがとある大規模道路の果てる場所である事を静かに、しかしはっきりと物語っていた。
 
 
産業道路(国道131号区間)                                  
 
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知られざる終点から間もなく、現在の呑川を渡る。
 
 
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呑川新橋。1973年3月完成との事。
最もこれが、川の切り替えに伴い新たに橋が造られた時期なのか、
単に一代前の橋から現在の橋に架け替えた時期なのかは不明だが(だから調べろっつぅの
 
 
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下流方向を望む。両脇を垂直な護岸で固めた一直線は、正に人工河川の景観だ。
河口付近だからか、流れは殆どなく、というかむしろ逆流していたように見えたが・・・
 
 
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振り返って上流方向。ご覧の通り拡幅工事中。
この産業道路、国道区間は現在6車線化工事中で、南から順次整備が進む。
4車線道路を更に広げようって言うんだから、東京のエネルギーと財力は凄いね。
 
 
なお、一本内陸側を走る国道15号も国主体で6車線化工事中。何なんだこの街はっ!!
 
 
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橋から間もなくの糀谷(こうじや)交差点を過ぎた所から6車線化完成区間に。
狭い路地を挟んで急に広がる事もあり、この事業の効果の大きさ、そして規模がよく分かる。
 
ここまでの区間、4車線には間違いないが、5車線になる交差点部を中心にやっぱりちょっと狭い。それでいて、昼夜問わず京浜工業地帯の象徴とも言えるトラックやトレーラー、コンテナ車がその名の通り引っ切り無しに行き交うおっかない状況。拡幅により、車線幅の増加による走行性・安全性の向上と路線バスや駐車車両による速度低下の大幅な軽減が実現し、朝夕の渋滞も改善されるだろう。
 
一方の歩道。幅だけ見れば決して狭くないのだが、如何せんこの沿線人口、自転車や歩行者が非常に多く、現状では「狭い」と言わざるを得ない。かと言って、じゃあ自転車は車道を走ればいいかと言えば、本格的に乗ってる人は良いが、子供や普通の人が走るにはデンジャー過ぎ。元の歩道を車道に全部持っていかれてもお釣りがくるこの事業は、歩行者にとっても重要なのだ。
 
 
「普通」では事足りない。大変だな、東京の多車線道路も。。
 
 
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ひょっほーい!!走り易ーい!!
一番左は駐車車両だらけだが、車線幅が広いので後方確認さえすれば安全に追い越せる。
4車線区間では車線幅に全く余裕が無いので、一旦歩道に上がるか車が途切れるまで待つしかない。
15号もそうだけど、早く全線こんな具合になってくれれば我々チャリもだいぶ助かるんだが。
 
 
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新生産業道路に残る旧型の通り名標識。
現在はヘキサやおにぎりの入っている横長六角形型が標準だが、個人的にはコッチの方が好き。
シンプルだけど英語(ローマ字)表記部分用の出っ張りに意匠を感じるからだ。今のは寸胴だもん。
 
 
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環八通り都道311号)との大鳥居の交差点。以前は交差点内に踏切があった。恐ろしっ。。
131号はここを左折し、産業道路から環八通りに名を変える。
 
他方産業道路は、主を131号から都道・県道6号東京大師横浜線に変える。
神奈川県民にとっては、こちらの番号の方が馴染みがあるのではないだろうか。
 
 
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ハイ131完全無視。。
 
交差点に立つ現行型の案内標識、産業道路側は手前と奥でキャラクターが違うが、環八側は左方向の国道を完全に無視。哀れ国道(笑)。まぁ131でも311でも大差ないからいいか(いいのか
 
 
真面目な話、131は羽田空港手前の穴守橋で終了し(起点)、以降は再び311の単独区間。
311にしてみれば、一瞬しかいないヤツになんで番号を譲ってやらにゃいかんのだという事なのだろう。
要するに、格上だからとわざわざ131と書くより、311のままにしておいた方が分かり易いからだろう。
ただ、手前の案内標識は、両方向を<311環八通り>とした上で更に左矢印におにぎりを描いている。
 
 
さて、何だかゴタついている環八を越え6号に入ると、まず真っ先に視界に飛び込んでくるものがある。
 
 
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大師橋
 
一般道としては多摩川で最も下流に架かる全長550mの大きな斜張橋。
家路を急ぐ車が忙しなく行き交う6車線道路の先に優雅に佇むその威容に、思わず見とれてしまう。
ただこの橋、優雅なだけでなく、実はかなりの「変わり者」だった。
 
 
 
−続く−                                         28日 2時54分 公開

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