三才
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ワラビとおアゲの煮びたし、この時期らしい家庭風、
でもワラビをおいしく食べるのはひと手間で、誰か作ってくれないかしら。
そう思う時には、あの小さなお店、
店主の女性が高速道路を使って農家に材料を買い付けに行かれています。
重曹を入れたお湯につけて
一晩おくのよ、と、
こともなげに話されますが、
そうしたちょっとしたことが、
けっこう億劫。
「億劫」と感じることを
してくださったことに
支払うというのも、
お金の使い方としては
気持ちが良いことかと。
野蕗、
はえている場所をご存じで、
摘んでくるのだそうです。
場所によって硬さや苦みが違うから、と、
これは柔らかめで味をしっかりつけて。
こっちはしゃきしゃきして
苦みがあるから薄味で。
この時期ならでは野趣です。
北秋田のにごり、
あま酒のような感じの液体ですが、
甘さやしつこさはない、
すっきりとしたお米のおいしさ。
これもこの時期、
そろそろ飲めなくなりそうです。
盛り合わせにしてくださったお刺身、
カツオに赤貝、
これも暑くなる前の、
この時期までかな、の、おいしさ。
この時期だけの、とか、
今ならではの、なんて言いつつ、
まあいつでもの、三昧ですが。
山菜に魚、
山海の味をさんざん楽しんで
散在にならないお会計でした。 |









