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白海に面したセヴェロドヴィンスク市に有る
セヴマシュ・プレドプリャーチェСевмаш Предприятие(第402造船所)
「北方機械製造会社」という意味です。

ちなみに、セヴマシュ(Севмаш)は、セーヴェルノィエ・マシノストローイテリィノィエ(Северное Машиностроительное)の略で、Предприятиеは、英語の「エンタープライズ」(Enterprise)に該当する単語で、会社、企業という意味になります。


一般には「セヴェロドヴィンスク造船所」と呼ばれております。

公式サイトも有ります。
http://www.sevmash.ru/

1930年代前半、スターリンの海軍拡張計画の一環として建設され、1939年創業。

初仕事は、6万トン級の超大型戦艦「ソヴィエツカヤ・ベロルシヤ」の建造。
翌1940年には、同型艦「ソヴィエツカヤ・ロシア」も起工するが、2隻とも1940年末に工事中止となった。

大祖国戦争中及び終了後は、ディーゼル潜水艦、駆逐艦、巡洋艦を建造していたが、
ディーゼル潜水艦は、1962年12月29日に就役したプロジェクト629(ゴルフ型)戦略潜水艦K-142が、
水上戦闘艦は、1955年10月6日に就役したプロジェクト68bis(スヴェルドロフ級)巡洋艦「ムルマンスク」が最後の建造となった。

これ以降は、原子力潜水艦のみを専門に建造するようになり、
ソ連初の原子力潜水艦K-3「レニンスキー・コムソモール」、同じくソ連初の戦略原子力潜水艦K-19を皮切りとして多数の各種原潜を船台から送り出した。
1980年代には、48,000tの超大型原子力潜水艦941型(タイフーン型)を建造するに至った。

ソ連邦解体後、原潜の建造は激減し、軍以外の仕事も請け負うようになった。
1990年代末期以降は、原子力潜水艦だけではなく、大型水上艦の改造工事も手掛けるようになり、
インドに売却される航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフを「正規空母」に変身させる大規模改造工事や
ロシア海軍の原子力巡洋艦「アドミラル・ナヒモフ」の近代化改装などを手掛けている。

むろん「十八番」の原子力潜水艦の新規建造も細々と継続しており、
ロシア海軍の新型原潜2タイプ(ボレイ型、ヤーセン型)は、全てセヴマシュで建造されている。

現在、セヴマシュにおいては、以下の艦艇が建造されている。
・戦略原潜ユーリー・ドルゴルキィ(ボレイ型、2008年就役予定)
・戦略原潜アレクサンドル・ネフスキー(ボレイ型)
・戦略原潜ウラジミール・モノマーフ(ボレイ型)
・多用途原潜セヴェロドヴィンスク(ヤーセン型、2008年就役予定?)
・巡航ミサイル原潜ベルゴロド(オスカーII型、80パーセント完成、工事中止?)



[写真の解説]
1枚目:全景
2枚目:重航空巡洋艦アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ(旧名バクー、現ヴィクラマーディティヤ)
3枚目:重原子力巡洋艦アドミラル・ナヒモフ(キーロフ級)
4枚目:941(タイフーン)型重戦略原潜
5枚目:上・671RTM(ヴィクターIII)型多用途原潜、下・945(シエラI)型多用途原潜
6枚目:船台上の941型重戦略原潜
7枚目:解体中の949(オスカーI)型巡航ミサイル原潜2隻(K-206、K-525)

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閉じる コメント(2)

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ども、はじめまして。

わけあって、
セヴェロドヴィンスクの第402造船所について調べています。

『1950年代後半以降は、原子力潜水艦のみを専門に建造するようになり』
とのことですが、よろしかったら、そのソースを教えていただけないでしょうか?

特に1980年に最初のタイフーン級原子力潜水艦が建造された当時の様子が知りたいのです。

よろしくお願いします。 削除

2007/9/30(日) 午後 8:39 [ ながぴい ] 返信する

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>ながぴい様、初めまして。

御指摘の箇所ですが、修正し、より厳密に記述しました。


1980年当時のセヴマシュについては、新ページを作りました。

2007/10/1(月) 午後 9:48 [ 高町紫亜 ] 返信する

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