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バルト海に面したサンクト・ペテルブルク市に有る
セーヴェルナヤ・ヴェルフィСеверная верфь
公式サイトはこちら。
http://www.nordsy.spb.ru/sv2/

ソ連邦時代には「ジュダーノフ名称記念レニングラード造船工場」(第190造船所)という名前でした。

一般には「サンクトペテルブルク北方造船所」と呼ばれる方が多いようです。
「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は、「北方造船所」という意味ですが、一部で「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ造船所」などと書いている所も有ります。むろん言うまでも無く、これは間違いです。それなら、「セーヴェルナヤ造船所」と表記するべきでしょう。
この他、「北波止場造船所」などと書いているのも居ますが、これは、верфьを英語のWharf(ワーフ、波止場)と同じ意味だと勘違いしている無知な奴がやってる事です。

セーヴェルナヤ・ヴェルフィは、1912年の創業以来、主に駆逐艦クラスの水上戦闘艦艇を建造してきました。

1960年代以降、世界の海軍の中でいち早くガスタービン推進に移行したソ連邦において、ジュダーノフは、58(キンダ)型巡洋艦、1134(クレスタI)型巡洋艦、1134A(クレスタII)型大型対潜艦、といった蒸気タービン推進艦の建造を継続し、1980年代にも、956型(ソヴレメンヌイ級)駆逐艦を大量に建造した。
この背景には、当時のソ連邦において、蒸気タービン推進艦艇の建造を全面停止すれば、
蒸気タービン製造工場の遊休化と、ガスタービン機関の不足を招く恐れが有った事が挙げられる。

その一方で、1135(クリヴァク)型警備艦、1155型(ウダロイ級)大型対潜艦といったガスタービン推進艦も少数建造した。

ソ連邦解体後も、引き続き956型駆逐艦の建造を行ったが、ロシア海軍向けの艦の建造は1994年で終了、
以後は、中国海軍向けに4隻を建造した。最後の艦が完成したのは2006年であった。
これは、ソ連邦時代から続いて来た蒸気タービン推進水上艦艇の建造に終止符を打つ事を意味していた。

ソヴィエト連邦が解体されてロシア連邦になってから約10年後の2001年末からは
ロシア海軍向けの新型コルベット・22380型「ステレグシュチィ」級の建造を開始し
2006年初頭には、新型フリゲート22350型「アドミラル・ゴルシコフ」級の建造を開始した。

現在のところ、ロシア海軍用の新型水上艦艇の新規建造は、ほぼセーヴェルナヤ・ヴェルフィが独占している。

セーヴェルナヤ・ヴェルフィで建造中のロシア海軍向け艦艇は以下の通り。

・警備艦「ステレグシュチィ(22380型、2008年就役予定)
・警備艦「ソーブラジテルヌイ」(22380型)
・警備艦「ボイキィ」(22380型)
・警備艦「ストイキー」(22380型)
・フリゲート「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(22350型、2009年就役予定)


[写真の解説]
1枚目:全景
2枚目:修理中のソヴレメンヌイ級駆逐艦ラストロプヌイとウダロイ級大型対潜艦ヴィッツェ・アドミラル・クラコフ
3枚目:修理中のソヴレメンヌイ級駆逐艦ベズプレチュヌイ

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