ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル
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ロシア海軍の新世代水上戦闘艦は、新開発のガスタービンあるいはディーゼルエンジンを搭載します。
ガスタービン「M90FR」×2基、ディーゼルエンジン「10D49」×2基(CODAG)
ディーゼルエンジン「16D49」×4基(CODAD)
アドミラル・ゴルシコフ型フリゲートのガスタービンは「M90FR」と呼ばれるタイプです。
最大出力は27500馬力です。
開発は、ロシア・ウクライナ合同企業「トゥルボルス」により行なわれました。
M90FRの開発は2006年から開始され、2008年末に国家受領試験に合格しました。
「トゥルボルス」は、以下の4社による合弁企業です。
<ロシア>
株式会社「科学製造合同サトュルン」
連邦単一企業「科学製造合同アヴローラ」
有限会社「トゥルボコン」
<ウクライナ>
国営企業ガスタービン製造科学工業複合体「ゾーリャ-マシプロイェクト」
ディーゼルエンジンは、ロシア企業『コロメンスキー・ザヴォート』が開発、製造しています。
アドミラル・ゴルシコフ型フリゲートのディーゼルエンジンは「10D49」と呼ばれるタイプです。
最大出力は5200馬力です。
10D49は、上記のガスタービンM90FRと減速装置で「ガスタービン・ディーゼルユニットDGTA55MR」を構成します。
この場合、巡航時には10D49だけ運転し、高速航行時にはM90FRも運転します。
ゴルシコフ型フリゲートが搭載しているのも「ガスタービン・ディーゼルユニットDGTA55MR」です。
新型揚陸艦「イワン・グレン」型は10D49のみを搭載しています。
ステレグーシチー型コルベットのディーゼルエンジンは「16D49」と呼ばれるタイプです。
最大出力は6000馬力です。
ステレグーシチー型の主機は、「16D49」2基と逆転・減速装置で構成される「ディーゼルユニットDDA12000」です。
ディーゼルエンジンの利点は、燃費の良さの他に、エンジン自体が(ガスタービンに比べて)重いので(つまり、重量物を艦底に配置するので)、艦の重心低下に寄与する事もあります。 かつてはオールガスタービン推進艦(COGAG)が大勢を占めていたロシア(旧ソ連)海軍でしたが、今後の新世代艦でオールガスタービンを採用する予定は、今のところありません。
もしも、この駆逐艦がガスタービン推進ならば、M90FRを4基搭載する筈だったのですが・・・ |
