
1969年4月5日発売
A面『美しき愛の掟〜A DECREE OF LOVE〜』
作詩:なかにし・礼 作曲:村井邦彦
B面『風は知らない〜THE WIND DOESN'T KNOW〜』
作詩:岩谷時子 作曲:村井邦彦
ザ・タイガース・・・まさにG.S.の王者!
他のG.S.を寄せ付けないほどの、凄まじい人気のグループだった。
ところが、1969年3月、サブ・ボーカル&リード・ギターを担当していた、トッポこと加橋かつみの脱退のニュースが!
トッポ脱退の真相については、追って推測して行こうと思っているが、当時の女性ファンにとっては大衝撃だった事だろう。
やっと、高校を受験出来る者が増え出した頃だったが、女子受験生に影響は無かったのだろうか・・・
トッポに替わり、シローこと岸部四郎が加わり、サイド・ギターとハーモニーの高音部を担当。
トッポのシャープな高音声よりもソフトになり、コーラス・グループとしては聴き心地が良くなった。
リード・ギターは、タローこと森本太郎に替わったが、タローはタイガースの中では音楽リーダー的存在。
ファズの効いたチョーキングを多用したアドリブは、私の憧れでもあった。
テレビを見ながら、どのポジションでどんなチョーキングをしているのか、必死で目と耳でコピーした事を思い出す。
さて、楽曲について考察してみよう。
レコードでは無く、ザ・タイガース自身が演奏しているライブでの考察である。
『美しき愛の掟』のイントロは、Gmそのままの音階で言うと、♪ソ・レ・ド・レ・ソ・レ・ド・レ・ソ・レ・ド・レ・ソ・レ・ド・レ♪、という単純なもの。
歌の出だしの♪ぼくは〜君のために〜・・・・・かまい〜はしな〜い♪は、ファズを切ったギターのアルペジオとベースのみ。
ところが、次の♪青い〜空〜に舞う〜・・・・・ぼくを〜悩〜ませる〜♪の部分は、ファズギターのタローのアドリブが展開。
毎回、演奏ごとに違う、タローのアドリブテクを私は夢中でコピーをした。
そして、次の♪ぼくは〜君のために〜・・・・・かまい〜はしな〜い♪の部分は、当時としては珍しい16ビートのバッキング!
もちろん、ファズを切っていたが、これをマスターするのは難しかった。
♪赤い〜太陽に〜・・・・・ぼくは〜燃え〜ている〜♪は、再びファズギターのアドリブ。
そして間奏!タローのエネルギッシュなアドリブ、若い私の心を揺さぶるほどだった。
2コーラス目が終わり、最後の♪永遠に〜君〜だけを〜♪に入る前、なんとタローが、ギターから手を離し、電子オルガンで♪ソ・レ・ド・レ・ソ・レ・ド・レ・ソ・レ・ド・レ・ソ・レ・ド・レ♪を演奏。
オルガンでグリッサンドした後、♪永遠に〜君〜だけを〜♪の繰り返しからエンディングまで、タローの一人舞台と思えるほどの、ファズを使った見事なアドリブテク、懐かしい・・・
タローのギターを中心に話を進めて来たが、ベースのサリーこと岸部修三のベースも、まるで生きているような、16ビートとシンコペーションを多用した、素晴らしいベースサウンドを聴かせてくれた。
「演奏テクが未熟」と言われていたザ・タイガースは、タローのリード・ギターと共に、演奏面でも他のG.S.に引けを取らなくなったと言えるだろう。
なお、この曲には別の演奏バージョンもあり、ファズの替わりにワウを使った生演奏バージョンも「ザ・ヒットパレード」で披露された記憶がある。
B面の『風は知らない』は、また日を改めて。
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こんにちは。亮さん。
ゲストブックがないので此処に表敬挨拶させていただきます。
9月にブログ始めてから「ザ・タイガース」で検索して、幾度か訪問させていただいてます。リアルタイムのファンなのですね。旧車・タイガース・GS・昭和歌謡が共通点です。
いろんな思い出話、ふと思いついたことなど記事にしてみてください。
2009/11/12(木) 午後 4:54 [ yuri_anne003 ]