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アジ釣り カゴアジ師良竿の鰺釣亭

書庫良竿の四方海話

「釣れ釣れなるままに、日ぐらし海に向かいて、クーラーに入り行く釣果の良し無しごとを、そこはかとなく書き綴れば、あやしうこそ干物ほしけれ」釣れ釣れ草(笑)

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魚種交替!

大衆魚といわれるアジ・イワシ・サバは回遊域や餌となる動物性プランクトン(アジ・イワシは植物性プランクトンも)が競合するためある種の魚種が大量に発生すると他の種は餌不足から個体数を増やせずに急に少なくなります。
魚種交替という現象です。
漁獲量の推移をみると、増加したときと減少したときの比率はマアジ・カタクチイワシ・サバで80〜150倍、マイワシで1000〜2000倍だそうです。

千葉県の昭和40年以降の漁獲高の推移
マアジ
ピークは平成8年の25,889トン次いで平成12年の13,837トンで最低は昭和59年の563トンです。
最近の傾向は平成12年から平成27年までは3,000〜6,000トン台で推移し平成27年は3,600トンとピーク時の14%に減少し28年度はこれを大幅に下回ることが懸念されています。
これをマイワシの漁獲量に重ねてみるとマアジが豊漁の期間はマイワシの漁獲量が激減しています。
その周期は25〜35年といわれています。
このため「イワシが消えるとアジが湧く」とか「アジが消えるとイワシが湧く」との喩えがあります。

マイワシ
昭和56年から平成2年までの10年間は20万トン以上の豊漁が続きその漁獲量ピークは昭和58年の409,230トン最低は昭和42年の427トンです。
平成21年から平成27年までは10,000〜40,000トン台で推移しています。
魚種交替の影響が一番大きいのはマイワシで不漁期のキロ単価が天然真鯛並に急騰します。

セグロイワシ
ピークは平成15年の123,342トンで最低は昭和57年の8,801トンです。
平成19年から平成25年までは50,000〜90,000トン台、平成26年は40,000トン、平成27年は11,800トンにまで減少しておりハマチやシマアジなどの養殖漁業にも影響が出ているそうです。

サバ(マサバ・ゴマサバ)
ピークは昭和40年の103,804トンと昭和54年の101,705トン最低は平成2年から3年の2,000トン台です。
平成17年から27年まで20,000〜30,000トン台で推移しています。

全国的に魚種交替が始まった?
数日前のテレビでは、マアジの主要産地である長崎県では昨年からアジの不漁が続き浜値が2〜3割高騰しているそうで、都内の小売価格も2〜3割高騰しているそうです。
スーパーの鮮魚コーナーを見てみるとアジが急激に減っており価格も2〜3割高騰しているように思います。
これは漁獲量という見かけの変動ですので、漁法・漁具・出漁回数などの影響が多分にあります。

これが魚種交替なのか? 台風による時化が多かったための一時的な現象なのか?
今後の動向を注視する必要があるのかもしれませんが東北ではアジに代わってサバの漁獲量が増加しているものの商品価値の少ない小ぶりのものが多いそうです。

釣果も激減
外房から南房にかけて釣行している私の2003年以降の釣果をみると昨年3月までは好調に釣れていましたが4月以降減少に転じ、今年に入ってからはほとんど釣れない日々が続いており釣行回数も減っています。
今年9月まではアジ釣りのポイントである防波堤は閑散としていましたが少しずつ釣れるようになって釣り人も戻ってきつつあるようです。

魚種交替が原因だとすれば少なくても4〜5年は回復が望めませんので他の魚種を狙うしかありませんが何かの要因による一時的な現象ならば来春以降には回復に転じるのではと期待しています。

相次ぐ台風と9月の日照不足から野菜が高騰していますので、サンマやスルメイカの不漁に加えアジ・イワシ・サバの不漁による高騰が続けば家計への深刻な打撃になります。

量販店の店長によるとアジ釣りは人気の対象魚で釣れなくなってから餌・仕掛け・リールやロッドなどの売り上げが落ちているそうですし、これが全国的な傾向とするならば釣り具やウエアなど関連商品の製造から販売まで相当の打撃となっているのではないでしょうか。

千葉県海面漁業生産量の推移


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〜〜 紀州漁師の活躍 〜〜
 
房総(千葉県)・紀州(和歌山県・三重県南)・阿波(徳島県)に同じ地名があることについては諸説ありますが全ての説が密接に関係しあっているのではないかと思われます。


[漁師移住説]
紀州の鯛釣り漁師・イワシ網漁師・伊勢えび網漁師が好漁場を求めて黒潮に乗って北上し、黒潮と親潮がぶつかる屈指の漁場である房総に定住し故郷を懐かしんで新しい集落に名付けたという説です。

勝浦(和歌山県那智勝浦町)、白浜(和歌山県白良浜⇒白浜市)、御宿町網代湾(和歌山県由良町網代湾)、いすみ市岩船(栗栖川村石船)、南房総市和田花園(花園村・日高町和田 )、館山市布良(田辺市目良)等々です。

真鯛・伊勢えび・鰯などの好漁場が九十九里浜から南房総まで広がっており、紀州の伝統的な漁法で漁を続け定住したのではないでしょうか。

真鯛釣りの「紀州びしま釣り」、イワシ漁では「あぐり網」、伊勢えび漁では「海老網」などが紀州から伝わった漁法のようです。


[熊野大社領地説]
君津市の奥にバサーには有名な亀山湖がありますが、ここ亀山は紀州熊野大社の領地だったそうです。

熊野古道紀伊路の紀伊亀山城は現在の和歌山県御坊市にありましたので、亀山という地名も紀州と切り離せないように思います。
千葉県には熊野神社が多数あり東日本では一番多いといわれていますので、領地があったことと無関係ではなさそうです。
中でも、亀山湖を水源とする小櫃川沿いに多いことは裏付けているように思われます。

[醤油醸造説]
有田郡広川町で古くから行われていた醤油醸造の濱口家は、安政東海地震と安政南海地震という2日連続して起きた大震災の直後に異常に潮が引くのを見て巨大津波が来ると確信し、所有する小高い丘の田んぼで刈り取ったばかりの稲むらに火を付け巨大津波の来襲に気付いていない村人を高台に誘導して村人を守りました。
この実話は「稲むらの火」として、小学校の教科書や防災教材などに使用され、東日本大震災でも度々注目を集めてました。

この濱口家ですが、醸造した醤油を大消費地である江戸に運ぶ中継基地であった利根川河口の港近くで醸造しようと分家が移住し醤油醸造を始めたのが現在のヤマサ醤油の起源であり、また、海運の弁を図るため港の整備や旅館業も紀州の人々によって始められました。

銚子という地名は同じ有田郡の有田川町の「銚子の滝」にみることができますので、これに由来するのは間違いないと思われますし、有田川町や広川町など湯浅地方は醤油発祥の地として現在でも醤油の醸造が盛んです。

ヤマサ醤油もヒゲタ醤油もともに濱口一族ですし、「大新」など老舗旅館にも先祖が紀州出身というものが多々あります。

銚子周辺の紀州出身者は出身地の紀の国に因み「木国会」と名付けた親睦会を作って先祖の遺徳を偲び銚子のために働く誓いを新たにしているそうです。


[徳島県勝浦町との関係]
南房総を「安房の国」と呼ぶのも徳島県の「阿波」と密接な繋がりがあります。
平安時代の「古語拾遺」という書物に朝廷の儀式を司っていた斎部氏が阿波(徳島県)に移住し、その一部が肥沃な土地を求めて南房総布良(現館山市布良)の海岸に上陸したことが「阿波」⇒「安房」の語源と書かれているようですので、勝浦と言う地名には徳島県勝浦町の影響も多分に受けていると考えられます。

そんなことが縁で1市2町は「全国勝浦ネットワーク」により友好都市となり観光客の誘致や共通イベントの開催などに力を入れています。
「勝浦ビッグひなまつり」は徳島県勝浦町のひなまつりを模して徳島県勝浦町から贈られた雛人形を飾ったのが始まりです。


[方言・漁師言葉・屋号・名字にみる共通性]
北総銚子から南房館山にかけて使われている方言や漁師言葉には紀州和歌山県や阿波徳島県と共通するものがたくさんあるのはこうした繋がりがあったからなんですね。

現在も房総には「白浜屋」「尾鷲どん」「紀の国屋」「紀州屋」「阿波屋」「安波屋」などの屋号とともに、両県に多い名字が千葉県の海岸地方にも共通しているといった特徴があります。

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 釣行記を読まれた方からこんなメールをいただきました。
 
 昨日の釣行記「アジ釣り 7月17日」を読みいつもながらの釣果に流石だと関心しています。
 そこで疑問を感じたのは、釣れている仕掛けを途中で何度も替えていることです。
 私の常識では、「釣れないからチェンジする」「仕掛けが傷んだからチェンジする」のが普通だと思いますが、釣れている仕掛けをチェンジする理由は何でしょうか?』
 
 最もな疑問だと思います。
 
 大きな理由は、「この仕掛けでなければ釣れない」とか「この仕掛けなら釣れる」という固定観念を訪問者の方々に持ってもらいたくないということです。
 
 私の定番は、夕マズメの投げサビキにハゲ皮7号金袖バリで数釣りを楽しみ、食いが落ちたらこれを2本にカットしてフロロカーボンのハリスを足してカゴ釣り仕掛けに作り直しイカタンやオキアミSサイズをサシ餌にするスタイルです。
 
 釣れない時は皆さんと同じようにハリやハリスの号数を落したりピンクや蛍光色のスキンサビキなどにチェンジします。
 釣れている時にアタリ仕掛けを替えるのは、今までの仕掛けでも釣れますがこっちの仕掛けでも釣れるんですという実釣結果を踏まえた幅広い情報をHP「鯵釣亭」を訪問していただいた釣り人に提供したいという思いが一番大きな理由です。
 
 海況やアジの活性は日々刻々と変化しますし泳層(棚)もしかりです。
 
 サシ餌も同様で、アジ釣りといえばオキアミ・大粒のアミエビ・アジの身餌が定番でしたが、マルキューから船釣りの大アジ・イサキ用に発売された涙型のバイオベイトの赤と白がカゴアジ釣りにも抜群の釣果をもたらしました。
 これもいろいろ試した結果でしたが船釣りの餌として需要が少なかったのか残念ながら製造が中止されました。
 
 これに代わる人工餌として、同じくマルキューの船釣り用バイオベイトイカタイプを小さく切って使ったり、バイオワーム競技キス3㎜やバイオワームハード4㎜を使って見たところ、夕マズメはオキアミや大粒アミエビの方が釣れていたアジが暗くなってからはこれらの人工餌の方が食いが良いことが分かりました。
 今ではバイオワーム競技キス3㎜がカゴアジ釣りの定番餌となっていますが10年以上前はだれも見向きをしなかったのです。
 私の行きつけの釣り具量販店ではバイオワーム競技キス3㎜の購入者のほとんどがアジ釣り用と店長が話してました。
 
 また、アミエビに混ぜる配合餌もいろいろと試して見ました。
 定番はマルキューのアジパワーやダイワのアジジャックですが、夜釣りパワー・堤防マキエ・サビキパワー・チヌパワーを混ぜても釣果はほとんど変わりませんでした。
 沈降の速いグレパワーやマダイパワーは効いている時間が短いように感じましたので使っていませんし、米糠は生のままよりも煎った方が効果が高く感じますが、マルキューのアジパワーやダイワのアジジャックほどの効果は期待できないと感じています。
 
 アジ釣りに関しては、仕掛け・棚・サシ餌・配合餌・季節など全てに固定観念を持たずにいろいろと試していただきたいと思います。
 そんな思いもあって、時々ですが疑問に感じられたように釣れている仕掛けを別の仕掛けに替えています。
 
 
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陸っぱりアジ

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 マアジには瀬(根)付き型のキアジと回遊型のクロアジがいることが知られています。
 キアジの当歳魚は水深5メートル前後で隠れ場となる藻が多い穏やかな磯や漁港内で育ちます。
 2歳から3歳(15〜23センチ前後)になると水深10〜30メートルまでの比較的浅い瀬に移動し、3歳を過ぎると50メートル以上の深い瀬にさらに移動します。

 岸から急に深かくなる釣り場では磯や防波堤近くに3歳以上の大アジが餌を求めて寄ってきますが岸から数百メートル沖までの水深が30メートルまでの場所では餌の少なくなる晩秋から春にかけての限られた時期だけ大アジが寄ってきます。

 私のよく行く外房は25センチ以上の中大アジは晩秋から早春にかけてが陸っぱりで狙えるチャンスですが、岸から急に深くなる南房の磯や堤防ではオールシーズン大アジが狙えます。

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 南房は25〜35センチの中・大アジが1年を通して狙えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 「外房でも遠投すれば大アジが釣れる?」と質問を受けることが多いのですが、遠投サビキでも遠投カゴ釣りでも釣れるサイズは竿下とほとんど変わりません。
 
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 海水温が高く餌の豊富な8月の外房は、17から22センチまでの2〜3歳魚が釣れ25センチを超える中・大アジは遠投してもほとんど釣れません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 同じ時期に同じ場所で生まれた個体群は同じ群れで行動しますが、朝マズメは比較的大きめの群れが岸近くまで回遊してくることが多いように思います。
 
 大アジを狙いたい場合は陸っぱりでマダイやイサキが釣れるような急に深くなる場所がお奨めですし、それ以外の場所であれば晩秋から早春がお奨めです。
 
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 外房では海水温が下がる11月中旬頃から18センチ前後のレギュラーサイズに混じって25センチオーバーの中アジが釣れます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 潮通しが良くて餌となるプランクトンやベイトが集まるポイントが沖目にある場合は遠投すれば数釣りの期待が持てますし、数釣る中には比較的大きめのアジが釣れる確率は少し高くなります。

 遠投サビキはマズメでの数釣りに、また、遠投カゴ釣りは夜釣りや日中の釣りに向いていますので、夕マズメは遠投サビキで、サビキに食わなくなったら遠投カゴ釣りにリレーすることをお奨めします。

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 夜釣りの必携アイテムであるヘッドライトを新調しました。
 今まで使っていた物は90ルーメンのジェントスHW−843XC、手元で仕掛けを作るには十分な明るさでしたが、伊勢えび漁の目印に浮かべられた70mほど先のブイが見難かったり磯釣りでの渡渉には少し暗かったのです。
 
 候補は(株)サンジェルマンのジェントスヘッドウォーズという製品です。
  HW−833HE(ノーマルビーム   125ルーメン 最大照射距離135メートル)
  HW−888H (ワイドビーム   200ルーメン 最大照射距離 91メートル)
  HW−777H (ノーマルビーム  200ルーメン 最大照射距離121メートル)
 
 照射距離は90メートルあれば十分で、防波堤だけならノーマルビームで足りますが広い磯では広範囲に照らすワイドビームが便利なことからHW−888Hにしました。
 
  家電量販店のWEBサイトを比較したところヨドバシカメラが最安値の2850円+送料無料
  Yahooのショッピングサイトの最安値は2479円+送料500円、最高値は3480円+送料600円
でした。
 ヨドバシカメラの10%還元で実質的には2565円で手元に届きました。
 
 昨夜明るさを比較したところ90ルーメンとは比較にならない明るさでした。
 車中泊の車旅や夜のウォーキング用に使っているジェントスGTR−931Hは45ルーメンでしたのでこれは家内の防災用に、今まで使用していたジェントスHW−843XCは車中泊の車旅や夜のウォーキング用にしました。
 
 なお、自転車でナイトツーリングをされる愛好者にはヘルメット用のフックと樹脂製のバンドが付いていますし、後の電池ホルダーにある赤いランプが点灯し点滅にも切り替えられるのでお奨めだと思います。
 
 また、数年から30年以内に70%といわれる首都圏直下型の巨大地震への備えとしてもいいのではないでしょうか。
 
 
 
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