雫あつめ
3.11忘れたことはなかった あの日ニュースで見た 涙を流すこともできずにいるおじいさんも 瓦礫の山で子どもの遺品を探す両親の顔も 嘘みたいに流れていく町も 東北出身の知り合いの顔から 笑顔が消えたことも 全部全部忘れたことはなかった みんなどうやって生きてきたんだろう 想像もつかない 泣く場所はあるんだろうか 自分を責めたりしてないだろうか 笑えるようになりましたか? 一年が経ったからって何がどうなるわけじゃない 亡くなった人が還ってくるわけでも 悲しみが消えるわけでもない でも人がこうやって一年、二年と区切りをつけていくのは きっと生きていくためなんだろうと思う あたしは去年の今日と同じ 今日も写真展の準備をして過ごしました 明日搬入して明後日から写真展です |




