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*2005.8.22 記
632) アリタソウ(ケアリタソウ) ?
僕の田平の寮の近くには、長年にわたって畑作りが放棄され、荒れ地化しようとしている土地が幾つか見られる。そういう場所というのは 稀な山野草の宝庫となっている。
ただ、稀な山野草の宝庫と言っても、そこにサギソウ(*61)やキキョウ(*47)などといった人がびっくりするような山野草は当然ない。それらはセイタカアワダチソウ(*36)のような頑強な生き抜く力を持った外国からの山野草である。それらも良く見ると、それなりの魅力があるのだが、何処にも生えてくるとなると見慣れたものになり無視される。のさばってくると今度は嫌がられるのである。逆に、何処にも生えていなくて見慣れたものでなければ、僕みたいな者からは珍らしがられ、気軽るに写真なども撮って貰えるのである。
気軽るに撮った写真はヤバい。その時の状況が良く判らないので文章も書きづらくなる。そして、それは『お蔵入り』たいな「不明草」グル−プに入って行くのである。こうした「不明草」のグル−プに、このアリタソウ(ケアリタソウともいうらしい)も入っていた。体は葉の小さなイヌビユのような構造で花自体もすっきりしない。全体は驚くほどに真っ赤であり、茎には小さなトゲが沢山ある。アリタソウでは茎に毛のないものは匂いが強いらしく、毛のあるもの(ケアリタソウ?)には匂いがないという。
アリタソウは一般的には外来性の『雑草』の部類なのだろうが、アリタソウなのかケアリタソウなのかも判然とせず、鑑別種としてアメリカアリタソウという名前が載っているだけで、いかにも誰もが取り合いたくもない『ゴミ箱』の中の『雑草』扱いとなっているような気がする。
アリタソウという名前は『有田草』と書かれ、当初、有田原産のものかと思って興味をそそられたが、そうでもない。ポルトガル語のarrudaから来ているという説がある。
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