山野草図鑑歳時記2

山野草図鑑歳時記の続編。 ★ は自薦ブログ。できるだけ正確な名前を載せようとしていますが、間違いがあればぜひ連絡してください

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コゴメカヤツリ

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770)コゴメカヤツリ                   2006.1.3




 単子葉植物では幼い芽は種から針状の芽が土を突き破って出てくるのが普通だ。針状の芽の時の種類の鑑別は当然のことながら困難だが、その後成長してきても、それがエノコログサ(*315)なのか、はたまたススキ(*38)なのか 今の僕には解らない。ただ、平べったい扇子のような特殊なタイプであれば、それがニワゼキショウ(*53)だろうくらいのことは解る程度である。 

 カヤツリグサ類は何処の空き地にもよく見かけられる野草だが、最初の幼い芽は種から針状の芽が土から出てくるのだろう。カヤツリグサ類では単子葉の真ん中の花柄だけは特別堅く細い。それはどんどん伸びていって深緑色の直線の針金状となり先端が3つに開いて穂を付ける。その穂の形は千差万別であり、カヤツリグサ類にはかなりの種類があると想像できる。そして穂の中には小さな花が咲くのである。単子葉植物の花というのはどれも極めて地味で、数mmの花でしかなのだが、二葉(ふたば)を形成する双子葉植物とは趣が異なってそれなりに魅力的であると僕は思うようになってきた。中でもこのカヤツリグサの多くの種類は良く見ると、花柄から穂にかけての構造が様々でそれぞれに昔の武将のような凛とした風格みたいなものが感じられる。

 この冬場というものは、どうしても新しい発見の山野草に出会うことがない。ただ、枯れ葉の影に隠れた場所には様々な野草の幼い芽が育っていて春を待っているのであるが、それらが何という野草の幼芽なのかは僕には解らない。何故なら野草の幼芽は野草本来の葉の形とは異なっていることが多いのだ。それらの幼い芽を写真に撮ってシリ−ズ化するのもそれなりに面白いのであろうが、そうなると“幼芽オタク”の部類に属することになり、人からはきっと理解して貰えまい。このコゴメカヤツリの実際の幼芽というのは一体どんなものなんだろう?

 カヤツリグサ類ことをネットで調べたところ、いるいる!いや、いらっしゃる!・・・こんなどうでもいいような路傍の草の様々な種類を調べあげ、写真に解説までつけて公開されている方がいられるのだ。

いかなるつまらなそうな路傍の草にも様々な種類があり、それぞれに一つずつちゃんとした名前がつけられているのだ。学者であろうと、「カヤツリグサ・オタク」と言われようと、人から変人扱いされようと英知ある人間の探求の情熱をそこに見る。これらの方達は尊敬にも値する。僕は勇気を貰ったような気がした。そして、僕はコゴメカヤツリという素晴らしい地球の生き物の名前をまた一つ覚えることになった。





*【参照HP】カヤツリグサ [ http://www.aikis.or.jp/~keisotyo/heya/heya.htm ]::「勉強部屋・スゲ情報等」より

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申し訳ない、自分のページ紹介していただいていうのも何ですが、冒頭の写真2枚、カヤツリグサではなく、似ているけれど別種のコゴメガヤツリです。鱗片の先端が丸くなってるのと、憔悴が軸に対して小さい角度を持つので区別できます。 削除

2008/2/7(木) 午後 9:05 [ 珪素鳥 ]

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あれ!そうですね。鱗片の先端が丸くなってるのは確かにコゴメガヤツリですね。早速、訂正させていただきました。この頃は、そこまでの小さい鑑別がわからずにカヤツリグサとしてしまったようです。ご指摘を感謝いたします。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2008/2/8(金) 午前 8:10 [ rsy**765 ]

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