先日よりブログ仲間のご好意により、NGCマフラー試乗をさせていただいた。 まずは先日試乗した際のレポートを読んでいただきたいのだが、マフラーバッフルによって乗り味が変わってくるのが面白い。
今回は開発テストとなのでバッフルの内部を各マシンとテスターの好みにあわせての調整しながら、マフラーのセッティングをしていく。
前回のテストではバッフルは私の好みでは246か?238.222となったのだが、音を取るのか性能を取るのか?という感じであり私はその感想を素直にストレイガに伝えた。 先日ストレイガから新たなバッフルが送られて来たので、今日はそれをテストしてみた。
今回テストしたバッフルは246.238.3LS
ストレイガによると前回のテスト時に私が気に入った二種類のバッフルの中間のものとのこと。音と乗り味の両方が上手く調和してくれれば良いのだが。
始動性はとても良好で、少しだけの暖気運転でアイドリングが落ち着くのはさすがだ。 今回のバッフルは246と比べると若干音が静かに感じた。いやこれは先日モリワキ鉄モナカ付きのZ1に乗ったからかもしれない。
今日は天気も良かったので、山へ向かい峠でもテストしてみることにした。 走行中のフィーリングが何とも心地よい。 トルク感があってどの回転域からでもギアーチェンジすることなく、加速出来るので乗っていて楽なのである。 それは峠でも威力を発揮し、低速運転をする車の後を追走するようなシチェーションでも、あまり神経を使うことなく走行することが出来る。 今までなら頻繁にギアチェンジを繰り返す必要があった場面でも、ギアチェンジすることなく走行出来てしまうのだ。 これはNGCマフラーの一番の魅力だと思う。 このマフラーを装着する事により、トルク感が増すのだ。 今回のバッフルは特にそれを感じた。 Z2の乗り味のポイントであり魅力であるフル加速時の高回転域での回り方は、谷は残るもののトルクの出方も力強くとてもスムーズ。6、000rpmから上へ一気に廻る。
今日は山も含めて100キロほど乗ったのだが、どのシチェーションでもスムーズに走れた。 強制開閉式のレーシングキャブであるCRS29が、ここまでスムーズに廻るというのも何だか不思議な感覚だ。負圧式のキャブレターか?インジェクションになったような? それほどスムーズに感じるのである。このスムーズに感じる二次的な要因として、私はマフラーの排気音もあるのではないかと思っている。
私としてはZ2にNGCマフラーを装着する場合は、今回テストした組み合わせのものがベストだと思う。
ただ気になるのは、音が静かなこと。この部分は好みの問題なので難しいところだが、私には正直この音の部分が物足りない。
走っていてヨシムラやモリワキなどと、ついつい比べてしまう。 私はヨシムラの音がイイな。
今回、Z仲間にもNGCマフラーについて意見を聴いてみた。「NGCはスタイルが良いね。昔のシリーズ7みたいだ。 見た目も迫力があるし、雰囲気がいい。でもこの音はちょっと淋しいね。性能が良くても音が静かだと難しいかな? 値段と音に拘る人が多いからね。安いヨシムラレプリカマフラーとかの方が好まれるかも。」 と辛口の感想。 実は私も同意見なので、Zユーザーには少々厳しいと思う。
今回は私の好みに合わせてバッフルの口径も少々大きくしていただいたのだが、全体的に低音が効いたジェントルなサウンド。 走行していてもZ2が全く違うバイクになった気分になる。最近のバイクに乗っている様な気分になってしまい、正直言って何だか物足りないのだ。例えて言うならチョイ悪親父が優等生になったような? ヨシムラサウンドと言われる? 集合管独特のエキゾーストサウンドではなく、タペット音などエンジン音が耳に入ってくるのだ。新鮮と言えば新鮮なのだが、、、、音量規制を考えるとこれが限界なのだろうか??
この音に部分について私は特にこだわりがある。トンネルに入って楽しいか?楽しくないか? ライダーを高揚させる音であるか? フェラーリ ミュージックという言葉があるように、操縦していて楽しい音というのが大切だと思う。
Zの楽しみ方は人それぞれだが、身体と耳で感じる部分は大切にするべきだと思う。 特に音は大切だと思う。音量規制値は気になるところではあるが、周囲に迷惑をかけない程度での良い音ならば問題はないのではないかと思う。
しかしメーカーも音量規制を考えると、むやみやたらと大きな音量のマフラーを作る事は出来ないのだそう。これが限界なのだろうか?
どうやらNGCマフラーは社会との共存、周囲に神経を使わない音に拘っているようだ。
NGCマフラーは周囲に神経を使わずに、Z本来の性能を引き上げたい人や下記の様な人にオススメしたい。
@通勤でZを使いたいけれど、早朝にエンジンを始動するのは近所迷惑になるのでは?
@STDマフラーは重いので交換したいけれど、音が大きくなるのは気になる。
今回NGCを体験する事により、マフラーで性能がこれほど変わると言う事を知ることが出来とても勉強になった。
NGCマフラーがこれからどのように、熟成されていくのか? 興味はつきない。
これにてNGCマフラー体験は終了。
次は友人から譲り受けた10年ほど前に再販された、モリワキ集合管を試してみるつもり。友人は「ヨシムラとは違う」と言い、装着してわずか3日で外してしまったもの。 果たしてどの様な音なのか? 楽しみだ。
おしまい