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プロ野球等では、シーズン前に優勝予想をしますよね。
本来ならバレーボールでも優勝予想をしても好いと思うのですが、シーズン前のキャンプやオープン戦も無いし、まして開幕直前まで世界大会が開催されていたりするし、全チームをシーズン前に取材している評論家もいないので、シーズン前に予想を出せないでしょう。
シーズン直後の1試合見ただけで何が分るんだ、と言うご意見もあると思います。
長いシーズン、何が起こるか分りませんし、プレーオフは一発勝負なので、それこそ分らない。
でもそんな事を言っていたのでは、予想なんか出来ないし、とりあえず取材経験10年以上と言っている以上、大胆に評論家ぶって2009-20010のVプレミアリーグ女子の優勝予想をしてみようと思います。
今シーズンの優勝は………"JT"。
JTを追いかけるのが、東レ、久光。
残りの5チームは団子状態になるかもしれません。
昨シーズン入れ替え戦を戦うことになり、Vチャレンジ降格するかもしれなかったJTが優勝とは、驚かれるとおもいます。
ミドルブロッカーに元久光の山本、元武富士の石川の2人が加入したのでブロックが高くなり、そこにヨンギョンも加わり、高さは随一。
セッターは日本一いや世界一の竹下がいて、万が一彼女が調子を崩しても、元全日本セッターの河合が控えています。
リベロは、二段トスが上げられる井上がいるので、キャッチが多少乱れても安心。
ヨンギョン対角には、キャッチが上手な位田(いんでん)が居て、高さとパワーの坂下が控えています。
セッター対角には、いぶし銀と言っても好い程上手いプレーを見せてくれる谷口がいる。
昨シーズンの課題だった点を見事に補強出来たのが、JTだと思います。
高さ、パワー、早さ、守り、そして控え選手のレベルの高さ、どの点をとっても一番だと思います。
東レは大山加奈が本格的に復活。大山ー荒木ー木村の成徳ラインは、高い。大山の対角に入るシンシアも高さがある。
ブロックの高さを活かした守りが機能すれば、シーズンを通して優位に戦えるでしょう。
荒木の対角の森(旧姓西脇)のスピードも健在。
全日本組の荒木、木村、新加入のシンシアと、セッター中道との息が合うか合わないかが今後の鍵になりそうです。
去年までのセッターがいなくなり、セッターが新たになった久光。
新たに加わったセッターの1人が、元武富士で元久光の原。(出戻りと言ってもいいのかな?)
一昨年までの正セッター彼女が戻り、VチャレンジのPFUから古藤が移籍して来たので、セッターの不安は解消されたかもしれません。
先野、平井に加え、控えには、大村、水田、岩坂とミドルブロッカー陣は異常な程、充実しています。
ブラジルのウィングスパイカー、エリザンジェラのサーブは強烈。彼女のサーブで苦しめられるチームも増える事でしょう。
狩野舞子が怪我で戦列を離れ、高さの点では上記2チームに劣りますが、その高さ不足を、元武富士の石田と、大和南出身の2年目の石井が、スピードでカバーします。
高さの点で若干の不安がありますが、リベロ佐野を中心にキャッチが上手い打ち手が多い久光。如何に安定したキャッチからの多彩な攻撃が出せるかが、鍵になりそうな気がします。
NECは怪我人が多く、Vリーグでの試合経験が少ない若手が主力。
ミドルブロッカーに元武富士の内藤、リベロにはカンヌから戻って来た井野、外国人選手は去年と同じアナパウラがいます。
有能な若い選手がいるのですが、なかなか台頭してこないのが、NECの不思議なところですね。
今シーズンは、東龍出身の1年目のトスアップが出来る松浦をライトに入れ、臨機応変に変則的なツーセッターシステムも使っています。
杉山、内藤を軸に、アナパウラを含めたウィングアタッカー陣が如何にきちんと打て、その為には如何にきちんとしたボールをセッターにかえすかが、鍵なような気がします。
デンソーは全日本に選ばれたセッター横山が、怪我のため今シーズンは出場出来そうにありません。
変わりに元日立佐和の黒羽と元パナソニックエナジー(9人制旧松下電池)の熊谷が、セッターとして加入。
去年のキャプテン岡野の穴を、今年2年目で昨シーズンはセッターも勤めた鈴木が埋めます。
パワフルな攻撃で、デンソーの2年連続で4強入りに貢献したドミニカのシンディに変わり、オランダから194cmのスタエレンスが加入しました。
去年と比べると、岡野、福田、眞(さな)、シンディ、そして横山(怪我)が抜けました。
かなりメンバーが変わり、去年と変わらないのは、井上、矢野のミドルブロッカー陣が健在な事だけ。
有る意味、全く新しいチームと言っていいかもしれません。
これまで同様助っ人外国人の出来と、新しいチームでの団結力が鍵になりそうな気がします。
トヨタ車体はほとんど去年と同じメンバー。デンソーからウィングスパイカーの眞(さな)と、JTからセッターの河村が移籍して来ました。
高さ不足を如何にレシーブで補い、去年から加入しているブラジルのレナタ中心に攻撃を展開していくかが、去年同様鍵になってくると思います。
パイオニアは、昨シーズン後、多くの選手スタッフがチームを離れました。
助っ人外国人の補強も無く、残留メンバーで戦うようです。
内田、小濱、南の本職セッターがチームを離れました。
元日立佐和の板橋が加入し、アタックも打てる全日本に加わっていた冨永と共に、トスを上げます。
久光にリベロとして復帰して、全日本、NECでリベロを勤めていた成田が、アタッカーとしてパイオニアに加入しました。(もしかしたら、リベロでもプレーするかもしれません。)
栗原が怪我で戦列を離れたので、佐々木、多治見、成田、板橋、30代の選手がチームを支えます。
若手選手(ほとんどが20代前半、ジェネレーションギャップを埋めるのが大変だろうな〜)が如何に30代選手を支えカバーするのか、また期待に応えて若手が頑張れるのか、という事に重ね、30代選手達の体力的な面が、鍵になってくるような気がします。
岡山は、若手、ベテラン組共に、シーガルズ生え抜き選手が多く、他のチームでVリーグを経験した選手が途中移籍してくるのは大変珍しいのですが、今年はデンソーから福田が加入しました。
彼女の加入で、去年まで岡山では見られなかった、バックアッタクが見られるようになり、攻撃の幅が広がるかもしれません。
このブログでも紹介している現役中学生の宮下も、今年はベンチ入り。体力、技術的な問題がまだありますが、センス抜群の彼女が、どんな成長を見せてくれるのかは、とっても楽しみですね。
グラチャンで活躍して一躍全国区になった山口も健在。
例年以上に、チーム的には話題が増えました。
高さが無いところを、早さと多彩さと技でカバーしている岡山ですが、これにはキャッチを含めたチーム力が不可欠。出場選手の選択肢が多いチームだけに、誰がコートに立つかで、チーム力が変化してしまいます。
今年はどうやら、ベテラン選手から若手選手の移行時期みたいです。そんな中、如何にチーム力を安定させ、持ち前のシーガルズバレーを展開する事が出来るのかが、鍵かもしれません。
評論家ぶって、長々と書いてしまいました。
予想はしたものの、どんなシーズンになるのかが、実はとっても楽しみだったりします。
また、予想が全く当らないのも、有る意味で楽しみだったりします。
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詳しい予想記事、ありがとうございました。最近のバレーボールが、こんなに活発に選手移籍が行われていると知りびっくりしました。なんとか取材に行かないと行けませんね。
2009/12/1(火) 午後 2:57 [ zan**i200* ]
Vプレミアは、既婚者、お子さんがいる人、もうすぐアラフォーとよばれてしまいそうな人、移籍して新たなチームで戦う人、様々な試練から復帰した人と、経歴だけとってもバラエティーに富んでる選手が沢山います。是非取材に来て下さい。
2009/12/1(火) 午後 8:21 [ ryu*o*yoja*an ]
いつも拝見しております!
まだ序盤も序盤ですが、JTが強さを見せていますね。いつまでこの勢いを維持できるのか、他チームがどう追い上げてくるか、楽しみです。
ちなみに、古藤選手@久光は元「PFU」ですよ。コピペミス!?とお見受けしますが、一応(^^; また、MB陣は人数は居ても不安が尽きないのが実情です。ベテラン勢は悲しいことにもう長くはないでしょうから、平井選手以下、若手がどう踏ん張れるかが勝負ですよね。
2009/12/2(水) 午前 7:30 [ すぴ。 ]
すぴさん、ご指摘有難うございました。私のケアレスミスでした。スミマセン!!
2009/12/2(水) 午後 1:49 [ ryu*o*yoja*an ]