世界的注目を浴びたトランプ安倍会談であったが、安倍にとって最も懸念されるTPP問題については何の答も出て来なかった。もう少し何か出て来ても良かっただろうと思うが、物の見事に何も出て来なかった。それならわざわざ出向かなくても良かったんじゃないかと思うが、電話会談の中の軽いノリで出向く事になったという事だ。勿論トランプがOKした訳だが、そこにトランプの計算があった事は当然である。安倍という日本の首相の国際的認知度は非常に低い。もし今回の会談がプーチンや習近平だったなら、その注目度は桁違いになった。またそんな会談をトランプが軽いノリでOKなどする訳がない。今回の会談は軽い安倍だからこそトランプがOKできたのだ。まだオバマの任期が2ヶ月ある今、TPP問題について何かの発言がトランプから出て来る筈も無い。ちゃんと大統領になってからTPPはじめ他の重要問題についてもきちっと自らの立場を明らかにするだろう。

今回トランプは外交面でもちゃんとやれますよという事を米国民に知らせたかっただろう。大統領当選後は暴言を封印し大統領らしさを演出しているが、その重要な一環が今回の会談だった。トランプにとっては中々いい会談だっただろう。ヒラリーの飼い犬でもこうやってちゃんと礼を尽くしてくる安倍は、トランプにも得難い存在だろう。こんな存在は他にいまいよ。軽いノリとお調子者の安倍はトランプが最初に迎える外国首脳として打ってつけだった。日本の黒マスコミは会談時間が当初予定の45分から90分に延びた事を大いに評価した。安倍もいい信頼関係ができたと自己評価した。恐らく安倍の軽さとお調子者さが時間を延長させた理由だろう。この手の軽さとお調子者さはあの小泉でも証明されていた。日本の傀儡権力者にはこの傾向がある。表面的にはトランプは安倍をいい奴だと思っただろう。しかし、そこには重みの評価が丸で無い。TPPでトランプが安倍の為に選挙公約を反故にする事などあり得ない。

同じ方向を向いている者同士なら互いに胸襟を開いて話し合う事は意味がある。しかし全く向かっている方向が反対の者同士の場合は、胸襟を開けば開くほど決定的差が浮かび上がる。トランプと安倍は真逆の方向を向いている。安倍はヒラリー当選を望んでいたのだ。一体どうやってこの2人が胸襟を開いて一致点を見出せるのか。今回の会談でもう十分に2人の差が互いに意識される事になっただろう。トランプにとって最も緊張する会談はプーチンとの会談になる。就任式前の訪露も検討していたそうだが、オバマへの遠慮で就任式後となったようである。こちらはトランプが会いに出かける。安倍との重みの違いは決定的である。

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今日のニュースで目立ったのはヒラリーの総得票数がトランプを100万票以上上回ったというものだった。これはまだ最終計ではなく、200万票にまで達する可能性があるとまで言っている。何故か選挙の勝負がついた後から急激に伸びたヒラリーの総得票数。不正操作は疑いない。本当は選挙の勝負もヒラリー勝利の筈だったんだろう。ヒラリーの黒幕は4年後の逆転を狙っている。否、それ以前にトランプ排除も仕掛けて来るだろう。黒マスコミはトランプ側に寝返る事などしない。鳩山小沢政権を黒マスコミが潰したように、トランプ政権は第一期目は激しい戦いを強いられる。またもやトランプ支持率で偽数字を出される。黒マスコミはできるだけ早くトランプ政権をレームダック状態に導こうとする。世界的な信用を落としに掛かるだろう。特に気候変動に対する国際的協定でのトランプの異常ぶり、つまり脱退を槍玉に挙げる事が考えられる。事の真偽を横に置いても、地球温暖化の風説は世界的に浸透している。トランプはそこに大鉈を振るう。トランプはこの問題で世界的批判を受ける可能性が高い。TPPやNAFTAからの離脱程度はどうという事は無いのだが、パリ協定からの離脱は強烈な逆風を招くだろう。そして追い討ちをかけるように新たなスキャンダルを仕掛けてくる。黒マスコミは何の反省もしていないし、トランプ攻撃を続ける事に何の躊躇も無い。黒マスコミはできるだけ早くトランプ政権を終わらせようと思っている。総得票数の問題にそれが如実に出ている。選挙の敗北はまだ体制の敗北ではない。まだまだ戦いは続く。

トランプは立ちはだかる敵の正体を知っている。相手の出方によっては強権発動もあり得る。ヒラリーの悪事を徹底調査する事もあり得る。不正選挙不正集計についても徹底調査するかも知れない。更には9・11の真相究明に取り掛かるかも知れない。ダーイシュの背後関係もある。戦いを仕掛けられるなら反撃しなければ負けてしまう。元の木阿弥は許されない。トランプも敵殲滅の覚悟を示すかも知れない。兎に角、大統領権限は巨大だ。本当の勝負に勝つ為の強権発動が封印される事は無い。

テクノクラートではないトランプにとって、テクノクラートから大統領になったプーチンは何より頼りになる。悪の権力との戦いに於いてプーチンのアドバイスほどありがたいものは無い。トランプとプーチンの会談がいつになるのか分らないが、真に世界的重大な会談となろう。米露は反目し合う関係ではなく、共通の敵を協同して倒す関係にある事が共有認識されるだろう。ヒラリーらはトランプにとってもプーチンにとっても敵なのだ。プーチンは習近平に対してもやったように、トランプに対しても連合形成の道を示すだろう。プーチン指導の下、中露米連合ができれば、悪の権力は完全に崩壊させる事ができる。

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明日安倍はトランプと会談する。トランプの主要国首脳との初の会談という事で世界的にも関心を集めている。しかし、この2人の真の置かれた状況は天地の差がある。トランプは史上最も困難な選挙戦を独りで戦い抜き勝った。黒マスコミの異常なバッシング、不正選挙という途轍もない壁を打ち破った。2年に及ぶ米大統領選は巨大な資金を必要とする。この資金を独力で賄う事ができる候補者などいるものではない。米大統領選は権力の黒幕が大統領を選べるようになっている。それを覆したのがトランプであった。国民の心を鷲掴みにして不可能を可能にした。通常、選挙というもので革命は起きないものである。選挙自体が体制内の仕組みだからだ。しかし、トランプは巨大な困難を乗り越えて選挙に勝った。トランプの勝利は正に革命に値する。

一方の安倍は不正選挙と黒マスコミの支援で権力の座に就いた。権力の座に就くのに何の苦労もなかった。TPPについてもその内容を知らずに全面支援である。トランプには自らの考えの巨大な基盤がある。国民の為の基盤である。TPPはこの基盤がNO!!の答を出している。安倍のTPP推進は何の基盤の上にあるのか。どこからかの命令で推進なのだろう。自由貿易というのはヒラリーお得意のポリティカルコレクトネスの一つだ。言葉だけは文句なし。しかしこういう美文美語の類が国民を追い込んでいるのである。安倍にはTPP推進の真の基盤が無い。先月ヒラリーとの会談で強行採決を命令されたに違いない。TPPを巡るトランプと安倍の会談は全く一致点を見出せない。もうオバマ自身が任期内の議会承認を断念している。そんな中安倍との会談でトランプが色好い返事をする訳がない。この2人が置かれた立場は全く違う。巨大な不正選挙を乗り越えたトランプと、そのお陰で今がある安倍。TPPを巡って話がかみ合う筈が無い。

トランプは安倍の素性を知っているだろうか。オバマやヒラリーの傀儡である事を知らぬ筈がない。トランプはヒラリーが大統領になれば表向きのTPP反対姿勢を撤回すると批判していた。ヒラリーの本性は権力の黒幕と一体化しており、TPP反対が見せかけである事を知っているのだ。トランプのTPP反対の意志は巨大な基盤の上にある。安倍との会談如きで前言を翻すような事はあり得ない。

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果たして安倍トランプ会談でTPPについて明確な離脱の答が出るだろうか。これをやってくれたら拍手大喝采だが、大統領らしくなったトランプが安倍の顔も立てるみたいな中途半端な答が出てきたら厄介である。そこでこの問題に付いて掘り下げて考えてみたい。

トランプとプーチンの電話会談があった。大変良い雰囲気だったようだ。オバマやヒラリーのプーチン観とトランプのプーチン観は全く正反対である。トランプは9・11の真相を知っているようだ。トランプタワーはNYのど真ん中にある。トランプが9・11に無関心な筈が無い。共和党予備選で9・11の真相をばらした。それで共和党の大本命だったブッシュ弟が早々に撤退に追い込まれた。トランプの9・11真相ばらしは当然ながら権力の黒幕からの暗殺の対象になる。トランプはプーチンに特別ルートの手紙を送ったようである。暗殺の場合はプーチンが9・11の真相をバラスという手筈になっていたという。そもそもトランプの大統領選出馬はプーチンとの二人三脚でなければできなかったのだ。

トランプのポジションは明らかである。トランプは9・11を絶対に許さない。その意味は米の権力の黒幕を許さないという事である。9・11を起こすような米の権力とその黒幕には死で以て罪を贖わせる位の激しい思いがあるだろう。それがテレビ討論会でのヒラリーを刑務所に入れる発言にもなったのだろう。トランプは米権力とその黒幕の素性も知っているだろう。偽ユダヤの特殊な連中が米権力を連綿と継承して来た。米の国民がどんどん貧しくなって行ったのもこの米権力の成せる業だったのだ。偽ユダヤにとって一般国民の暮らし向きなどどうでも良かった。そこにあるのは徹底的な強欲である。トランプは不動産王でありながらこういう経済のあり方が許せなかった。トランプはまともな経済活動の結果として不動産王の地位を築いたという事だろう。

トランプはこれまでの米権力とその黒幕を全面的に憎悪している。政治経済国防の全てが全面更改の対象となる。ここにTPPも出て来る訳である。NAFTAも同じだ。これらはこれまでの米権力の手口としての国際経済システムである。米国民の為にはさっぱり用を為さない。それどころか有害でしかない。だからトランプは就任初日にTPPから離脱すると強調したのだ。トランプはTPPの本性を知っている。安倍がTPPを自由貿易のシンボルのように言うのは全くお笑い種である。ヒラリーからのお達しで安倍はTPPを強引に推進しているだろう事をトランプも知っていよう。米国民の為の経済政策を考えるトランプにとって、TPPは断固潰すべきものであり、安倍の顔も立てるみたいな答は出て来る筈が無い。大統領らしさを演出しているトランプだが、基本線を踏み外すような事にはならない筈である。

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ロシアの事はロシア人のプーチンに任せる。中国の事は中国人の習近平に任せる。同じようにアメリカの事はアメリカ人のトランプに任せる。フィリピンの事はフィリピン人のドゥテルテに任せる。その国の事はその国の人間が一番分っている。

果たして米は今後どうなるのか。トランプという希代のキャラクターの登場だけで本当に米は根本的に変わってしまうのか。外部から見ていると不安も付き纏う。しかしもし小沢首相が誕生していたらと考えると、日本は全く違う国になっただろう事は容易に想像がつく。小沢の豪腕で国内も国際関係も丸で様子が違っただろう事は確実と思える。本物の政治家が権力を掴むと、政治屋が作った国内の体制は完全に作り変えられてしまう。日本をどうすればいいかは小沢が一番知っている。小沢に任せておけば間違いないのである。全く同じ事がプーチンのロシアにも言える。プーチンはロシアの全てを知っている。ロシアはプーチンの下で確実に良くなって行く。

トランプは政治経験が無いから、小沢やプーチンのようには行くまい。しかし、トランプが政治経験が無かった事が米人の心を掴んだ。米という国でへたに政治経験があったら、今回のような結果は得られなかっただろう。米人は政治の世界で全く新しい血を求めていた。ワシントン政治の垢が全く付いていないトランプだったからこそ、米国民の期待感は想像を超える所まで行った。

政治素人のトランプが国民の圧倒的支持を受けて権力を掴んだ。全ての悪の権力の高い壁を乗り越えて権力を掴んだ。あの偽ユダヤの権力機構をたった1人の政治素人が打ち負かした。何故こんな事ができたのか。それはやはりトランプが連中と同じアメリカ人だったからだ。米の外から米の悪の権力機構を見たら永遠不滅のものに見えるが、米の内にいたトランプにはそうは見えなかった。米の悪の権力は米人自身で打ち倒す事ができる。トランプは悪の権力に虐げられて来た純朴な国民層を味方につければ、悪の権力に勝てると思ったのだ。この辺の読みは正に米人だからこそできる。トランプは勝利演説で支持者達に向けて、決してがっかりさせる事はないと言ったが、支持者達の熱い思いがトランプに集中して悪の権力を倒せたのだから、がっかりさせる訳には行かないのだ。トランプを勝たせたのは熱い国民の心である。トランプは初めからそこに的を絞っていた。だからこその暴言だったのだ。

トランプ政権とはトランプと国民の合作である。トランプが国民を裏切る事はあり得ない。とは言え、政治素人のトランプは実務面で政治プロ達の手助けを必要とする。ここに不安の種が残るのだが、アメリカの事はアメリカ人に任せる以外にない。トランプは金の面で誰の支配下にも無い。大統領権限を完全に振るえる。黒マスコミの抵抗も続く筈だが、トランプには黒マスコミを超える発信力がある。きっと立ち塞がる困難を切り抜けて行く筈である。兎に角、アメリカの事はアメリカ人に任せる以外にない。

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反トランプデモが盛んであるが、それはトランプの人種差別主義者とか女性蔑視とかに向けられたものだと思うが、彼らは米ロ関係を良くするトランプの価値に気づいていない。トランプが国内を立て直すのは大変だ。1%政治の牙城を切り崩して99%政治を確立するには多くの困難がある。米という国は歴史の初めから1%政治をやっていたのである。米国民が豊かな時代もあった。しかし、それは米のGDPが世界の半分を占めていた時代だった。全く例外的だった。今や米は経済的に凡庸な国になった。もしここで99%政治が行われていたなら、米国民は変わらず豊かさを享受できた。しかし、そこにあったのは1%政治であった。凡庸な国の国民は見捨てられた。経済のグローバリゼーションとは世界の1%の為にある。先進国の国民でさえ見捨てられて行く。1%だけが焼け太り、99%はやせ衰える。米という国は初めからそういう国を標榜していた。そんな国を根本的に作り変えるのは不可能と言いたくなる程である。

何故トランプがアメリカファーストを強調するのか。1%政治が余りにも根深いからである。不法移民問題も世界の1%政治の結果である。オバマとヒラリーが不法移民に寛容なのは1%政治屋だからである。1%政治に破壊された国内を立て直すのがアメリカファーストの真意である。不法移民の排除やイスラム教徒の入国禁止という劇薬も、アメリカファーストへの強烈な思いを表したものと言える。反トランプデモはトランプの根本にある1%政治破壊を完全に見失っている。反トランプデモは1%側の仕掛けという証拠も出ている。本来デモ参加者は99%側であり、99%政治を目指すトランプを非難罵倒するとは馬鹿丸出しである。1%政治を目指す者と99%政治を目指す者が総得票数でほとんど同じなどと言う事はあり得ず、国民は黒マスコミに騙され続けている。

何故オバマもヒラリーもプーチンと敵対するのか。特にヒラリーのプーチン嫌いは甚だしい。ヒラリー支持者達はヒラリー大統領になった時の米ロ開戦の危険を感じないのか。99%政治を実現しているのがプーチンである。1%政治屋のオバマとヒラリーはプーチンと握手できないのである。トランプは99%政治を目指している。だからプーチンと協調できる。トランプにとって国内改革は茨の道である。しかし、対露関係は一気に良い方向に切り替える事ができる。99%政治を目指す者同士が戦争をやる事は決してない。トランプが選挙に勝利した時点で米ロ開戦は無くなった。もうこれだけで人類の福音である。ヒラリー支持者達は米ロ開戦が望みだったのか。

トランプとヒラリーの選挙は99%政治を選ぶのか、1%政治を選ぶのかの選挙だった。その違いが最も劇的に分るのがプーチンとの関係である。保護主義が戦争に導くのではなく、1%政治が戦争を呼び込むのである。米ロ関係を良くするトランプにこそ万人を納得させる圧倒的価値がある。

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今最大の関心事は、トランプ革命が真に実行されるかどうかである。選挙の勝利はトランプ革命の扉が開かれた事を意味するが、革命の完遂は意味していない。敗北は革命の終了であるから、選挙の勝利は兎に角ほっとさせられたという事である。しかしそのほっとは沢山の不安と綯い交ぜになっている。今のプーチンには不安は全く無い。トランプもきっと同じレベルになる可能性が高いと思っているが、兎に角周りに余りにも黒い存在が多過ぎて不安を綺麗さっぱり拭い去る事ができない。余りにも巨大な黒いシステムをどうやって壊して行くのか。壊した後にどう再建するのか。一体FRBをどうするのか。FRBは大統領の権力の枠外にあった。この存在を放置していたら、経済権力は生き延びてしまう。トランプの4年間でFRBを壊滅できるのか? そんな事が急にできる筈が無い。FRBが生き残るという事は、まだ革命が決着しないという事である。

FRBの政治からの独立というものは一見聞こえは良いが、その本質は経済権力が政治権力を凌駕しているという事である。最高裁についてはトランプの欠員分1人の指名で影響下に置ける。しかし、FRBは影響下に置けていない。現在の議長であるイエレンを辞任させて新議長を指名すればいいと思うが、今のところトランプにその動きはないようである。やはり何と言ってもFRBは経済権力体制のシンボルである。トランプもいきなり頂上決戦には行かないだろう。兎に角、トランプのいる場所は完全な真っ黒世界である。いきなり真っ白にできる訳が無い。最低2期務めないと真っ白世界は見えて来ないだろう。やるべき事は余りにも多い。しかし巨大な体制には惰性がある。結局トランプにはやれる所から少しずつやるという以外にない事になる。プーチンは大統領になっていきなり国内の黒い勢力を駆逐したが、トランプの場合は条件が全く異なる。

トランプは選挙戦を通じて敵の姿を露わにした。敵は経済権力であった。あらゆる謀略妨害を乗り越えて大きな勝利を手にした。本当に考えられない事である。トランプは自力でそれをやってしまった。トランプは経済権力を超えた存在になった。本当に凄い事である。トランプは米の事を全て知っている。どうやって国の形を変えて行くか、間違いなく青写真はできているだろう。ここから先は外野から心配しても仕方ないと思う。トランプが経済権力になり代わる事はあり得ない。かと言っていきなり本物の政治権力となる訳じゃないだろう。今米は分断状態だ。国民全体がトランプを本物の政治権力者と崇めるにはかなり長い時間が要る。プーチンの置かれた状況も厳しかったが、トランプが置かれた状況も厳しいものである。1%政治を99%政治に切り替える事は、米という国にとっては本当に並大抵の事ではない。トランプに課された使命は余りにも重い。やはり、プーチンとの二人三脚が必要だ。

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これまでの米の大統領は必ず飼い主がいた。ヒラリーも当然同じである。飼い犬しか大統領になれないのが米の大統領選挙の筈だった。大統領の飼い主にとってトランプは全く想定外の存在だった訳である。飼い主にとってトランプの勝利はあってはならない事であり、あらゆる不正をやってトランプの敗北を実現しようとした。トランプの勝利は飼い主のあらゆる不正を乗り越えて実現されたものである。飼い主にとってあり得ない事がトランプの勝利だった。

飼い主は飼い犬を失った。飼い主無き大統領が誕生した。トランプは正に米の最高権力者になった。オバマは最高権力者ではなかった。ヒラリー夫もブッシュ親子も同じである。トランプが真の最高権力者になれたのは、国民・99%の強い支持を得たからだった。トランプは99%に向けて徹底的にメッセージを送った。暴言だのの批判は徹底的メッセージ故に起きたものだった。99%にメッセージが届かなければ、トランプが飼い主の監視下にある選挙を切り抜ける事はできなかった。トランプは見事に99%の心にメッセージを届けた。一体トランプの本当の支持率がどの位だったのか、知りたいものである。あらゆる困難妨害を乗り越えての勝利は、相当な高支持率以外に理由を見出せない筈である。

国民多数の強烈な支持を得、尚且つ飼い主のいない新大統領は正に米の真の最高権力者である。米にとって初めての出来事である。米の飼い主はもう立場を失った。しかし、黒マスコミは黒マスコミのままである。トランプ大統領になったからって急にまともになる訳が無い。トランプは今後新政権の閣僚を指名して行く事になるが、どこかで見たような顔が沢山出て来るかも知れない。トランプ一人で何でもできる訳じゃない。素人大統領を実務面で支えるのは沢山の専門家達である。この連中はずっと飼い犬だった訳である。黒マスコミが黒マスコミであるのと同様、この連中も黒と見ておかねばならない。

政治の素人だったトランプに国民は期待を寄せた。しかし、実際に素人を支えるのは黒い飼い犬ばかりになる恐れがある。安倍がすぐにトランプと会談を持つ事になったが、TPPや米軍基地問題で黒い話をやって来るだろう。他の国の首脳にも黒が多い。トランプは内外で沢山の黒に取り囲まれる。飼い犬大統領を失った飼い主は手駒の飼い犬達を使ってトランプを取り込もうとするだろう。

小沢が政権に就いても黒マスコミはずっと黒マスコミだった。黒検察もずっと黒検察だった。トランプが見事に最高権力者になったが、黒い体制はまだそのままである。トランプもそこは十分分っているだろうから、対策は打つだろう。しかし、敵も手を打つ。選挙に勝った事は最終の勝負に勝った事を意味しない。新たな戦いの始まりである。この戦いで真の最高権力者の姿を国民に見せる事ができるか。国民は不安交じりの期待を持ってトランプを見る事になる。

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獲得選挙人数はトランプ290人、ヒラリー232人。トランプの圧勝である。ところが、総得票数ではトランプ5953万5522票、ヒラリー5975万5284票で約22万票差である。これは本当だろうか。トランプ勝利を受けてヒラリー支持派があちこちでデモをやっている。このデモにこの総得票差は結構影響しているだろう。これが精神的支えとなってデモが大規模にやれたと思われる。選挙ではトランプが勝ったが、国民の支持ではヒラリーが勝ったという評価が付き纏う。国民の分断を融和に持って行こうという時、この部分が引っ掛かりとなる可能性がある。ゴアとブッシュの時にもこれがあった。本当はゴアが勝っていたという意識は国民の中であり続けただろう。どちらもトランプが勝っていたら、トランプの完勝で、ヒラリーは完敗となった。完全決着であった。政権移行をスムーズに進める為には、トランプにとってはこの事は結構重要な事だった。しかし、それは叶わなかった。トランプの船出に暗雲が垂れ込めるとまでは言えないかも知れないが、最高の船出ではない事は確かだ。本当はヒラリーが勝っていたという部分はヒラリー支持派をいつまでもトランプ憎悪派に留め置く。

私はトランプが勝つという確信は無かったから、せめて総得票で勝っていれば選挙に負けてもその後の対応に好条件を得られると思い、獲得選挙人数以上に総得票数に注意を払って開票の推移を見ていた。トランプは最初から一貫して総得票数でヒラリーを上回っていた。最低でも百万票差、多い時は二百万票差以上あった。公正選挙が確約されていない選挙で総得票数でトランプが勝っていた事は気持ちの中に大きな救いを齎した。たとえ選挙で負けても国民はトランプを支持していたという理屈がトランプ現象をずっと維持させると見た。実際はそれが反対の方に向かった。ヒラリー側がエネルギーを維持できるのだ。

総得票数の動きに変化が訪れたのは、選挙人獲得数でトランプがほぼ勝利を確定させた後の事だった。もう選挙の勝負の点では決着した状況で、早く270人の一線を超えるのを待ち構えていた。しかし、中々その時は訪れなかった。残りの州は僅かだが、何故か決着しない。ヒラリー支持者達は会場から去って行った。トランプ支持者達は会場に残ったが、もう現地時間で午前3時頃だった。やっとトランプが勝利宣言を出した。この頃に総投票数が急に接近してきた。百万票を割り込んだ。それまでの一貫した動きから大きく外れる感じがした。しかし、まだトランプはヒラリーを上回っていた。既に選挙は決着した後、もう獲得総数も表示される事も少なくなっていた。私がヒラリーの“勝利”を知ったのは翌日の事だった。民放番組の中である女性が発言したのだ。私は耳を疑った。そして非常に嫌な感じがした。もう誰も関心を見せなくなった時、ヒラリーの勝利が決まった。全世界が注視していた時はトランプがずっとリードしていた。本当に最後の最後に急に事態が変化したのだ。トランプは完勝できなかった。ヒラリーは生き残れた。獲得総数の勝利は大きい。

今回の選挙、本当に公正だったのだろうか。ヒラリーにそんなに票が集まるものだろうか。トランプが勝ったから公然と不正選挙批判は出ない状況だが、そこを突いて最後に大きな収穫を得たのじゃないだろうか。トランプに完勝を与えなかった。トランプは絶対的立場を得られなかった。トランプ革命の為には必要な立場だった。私は皆の目が離れた時、不正をやりやがったなと思っている。トランプは得票総数でずっと一貫して勝っていた。この事は強調しておかねばならない。

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米の黒マスコミの沈みぶりが笑えた。我が世の春を謳歌していた黒マスコミが一夜にして敗北者になった。あの世論調査はどうした。負けたのはヒラリーだけじゃない。オバマもヒラリー夫の大統領経験者コンビも負けた。ヒラリーを応援したセレブ芸能人やセレブスポーツ選手らも負けた。果たして不正選挙はあったのだろうか。この点は何とも言えない。総獲得票数は両者ほとんど変わらない。幾ら2大政党の組織戦とは言え、そんな事ってあるか。もしかしたら本気で不正選挙で勝ちに行ったんじゃなかったのか。それでも負けたんじゃないのか。

今回のトランプの圧勝的勝利は経済権力体制に対する勝利であり、その意味は途轍もない事である。悪の体制が仕掛けたあらゆる困難を乗り越えた勝利であった。トランプという人物はロシアのプーチンに匹敵する人物と評価できる。米の長い長い選挙戦は莫大な選挙資金を必要とし、それは経済権力体制維持の為にある。大富豪とは言え、トランプだって資金を自前で賄う事は大変だったに違いない。プーチンはロシアだから大統領になれた。プーチンは米では絶対に大統領にはなれなかった。トランプはよくぞ経済権力体制の中で大統領の座を射止めたものである。あらゆる困難を乗り越え、自己資金で選挙戦を戦い、独立した立場で大統領の座を掴んだ。正に経済権力に対する完勝であり、それ以外の勝ち方は無かったのである。トランプが如何に凄い存在であったかを再認識しなければいけない。米の内部で選挙の土俵で革命を成し遂げた事は、本当に途轍もない事である。

プーチンという人物もある時期深く考えたが、トランプも時間的には更にもっと考えたように思う。ただ、考えた内容には大きな違いがあった。プーチンはロシア人であり、トランプはアメリカ人である。それぞれが正に国家のシンボリックな存在である。プーチンはどこまでも深い人間であり、トランプはどこまでも明るく開放的人間である。プーチンは基本的に陰な存在であり、トランプは基本的に陽な存在である。しかし、陰陽は一つのものである。プーチンとトランプは見事に相補い合う。トランプは大統領就任式前にプーチンに会いに行くと言ったが、素晴らしい握手の光景が見られるだろう。プーチンのロシアとトランプの米は確実に良好な関係に入って行く。経済権力体制下の露米に真の良好な関係はあり得なかったが、完全に環境が変わる。トランプは経済権力が必要とした戦争や対立を全く必要としない。1%の為の政治を99%の為の政治に切り替える。政治の方向、本質が全く違う。

トランプの勝利はプーチンにとって最高のサプライズになった。プーチンにとって中露連合は全ての基本だが、今後は露米関係もそこに近づくだろう。プーチンにとって実に素晴らしい環境が整った。プーチンはトランプ勝利の意味本質を分っている。まともな人間が米大統領になったのだ。こんな事はプーチンにとって天からの贈り物以外の何物でもない。もう嬉しくて嬉しくて仕方ないだろう。もしヒラリー勝利だったならどれだけ大変な思いをさせられたかを考えると、笑みがこぼれずにはおかないプーチンであろう。

トランプは完全に自己資金で大統領になった。誰にも弱みを持たない。経済権力にそっくり置き換わる事ができる。トランプは今絶対的存在である。そうでなければ経済権力に勝つ事などできなかった。そうなると、怖いのは暗殺である。絶対的存在は暗殺者を刺激する。トランプがいなくなれば、米はあっという間に経済権力支配に戻る。プーチンはトランプを厳重に守らなければならない。

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