星への誘い

自然が好きな天文マニア「星への誘い」の管理人のブログです。

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木星会議2日目(8月30日)は、初日と同じリバティタワーでしたが、80名程度の教室でした。2日目の参加者も60名を越えたので、その教室はほぼ満員状態でした。
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2日目は、最初に2日目だけの参加者数名の自己紹介があり、その後、堀川氏から木星の近況報告と7件の研究発表がありました。
各発表とも紹介したい画像が多いので、何回かに分けてアップします。

2日目<その1>は、堀川氏からの「木星の近況報告」です。

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近況報告の内容は、上の画像に記載されているように、以下の6項目でした。
発表の内容に関しては、記憶している一部のみ記載しているので、その他は
報告された画像内の説明文を見て下さい。

1.大赤斑と循環気流(?)による暗部の発達
 
昨年の秋から冬の頃に大赤斑後方に循環気流が発生し、そこから前方に
 黒い筋が流れていた。その後、大赤斑後方の活動が終了し、大赤斑周辺の
 流れがスムーズにになった。
 循環気流が発生したのは、大赤斑の回転速度が速くなったことが原因かも。
 大赤斑の大きさは、2008年頃から縮小傾向で数十年後には消滅するかも。
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 1700年頃に、カッシーニが確認した赤斑は、1713年を最後に観測されていない。
 現在の大赤斑は1831年に発見されたもので、カッシーニの赤斑と別のもの。
 今の大赤斑もカッシーニの赤斑同様に縮小し、消える可能性もあるそうです。
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2.永続白斑BAとSTBの活動サイクル
 永続白斑BA後方の暗部(STB)が縮小し、次の5世代目のSTBになりそうな
 STBゴーストがBAの裏側にある。
 6世代目のSTBになりそうな暗部が既にある。
 STBゴーストが小暗斑からSTBに成長してBAに向かって前進し、BAに衝突する。
 BAに衝突するとBA前方の南北組織に沿って暗斑を放出しながらSTBは
 崩壊・縮小する。STBが縮小・消失すると次世代のSTBが発生しBAに
 向かう事が繰り返される。
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3.SSTBと高気圧的小白斑(AWO)
 SSTBの白斑(AWO)は、2000年には7個だったが、合体によって2003年には5個に
 減少。その後、少しずつ増えて現在は11個になった。

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4.SEBの活動
 2013年頃、SEBに発生していた明部は、大赤斑に接近したり離れたりしていたが
 2015年5月頃に東西に長く拡散した。
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 SEBの活動の解説画像です。
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5.NEBの拡幅現象とWSZ
 NEBの北側の乱れた様な凹凸部が顕著であり、NEBは拡幅傾向にある。
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 WSZは経度現象方向に前進している。
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6.北温帯地方の活動
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<その2に続く> 
コメントは最後の記事だけ可にしますので、質問などがあれば、そこにお願いします。

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