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東日本大震災の原因となった昨年3月11日の東北地方太平洋沖地震から来月で早や1年が経とうとしています。群馬県の被害は原発災害にともなう放射性物質の汚染はともかくとして、震害は東北地方に比べれば非常に小さいものでした。しかし今でも爪痕は残されています。そのひとつが高崎市の北部の山間部(高崎市箕郷町富岡)にある人造湖・鳴沢湖です。
鳴沢湖は灌漑用水確保のため昭和25年に完成した人造湖です。野鳥が多く集まり、例年秋から冬にかけてはワカサギ釣りで賑わいます。
その鳴沢湖の堰堤の一部が3月11日の地震で損傷しました。
安全が確保出来ないため、今シーズンのワカサギ釣りは中止。
西側から見た鳴沢湖。ワカサギ釣り中止が原因なのか、それとも農閑期だからなのか、水量が少ないです。
(私は釣りをしないのでわかりません。食べる方専門です)
西側から見た堰堤。中央のビニールシートで覆われた部分から下が損傷した場所です。
堰堤の上は車両通行止め。徒歩は問題ないようです。
群馬県のワカサギ釣りですが、名所である赤城大沼(赤城山)は放射性セシウムが暫定規制値を超えたため自粛、榛名湖(榛名山)は不漁で検査に必要な量を確保出来ないためやはり自粛されています。群馬県は県内17ヶ所の湖沼のワカサギ漁の自粛を要請しているそうです。この鳴沢湖は堰堤の破損が原因でワカサギ釣りを中止していますが、放射性物質はどうなのでしょうか。私個人としては1年365日毎食ワカサギを食べるならいざ知らず、シーズン中に1〜2回食べる程度なら大丈夫だと思うのですが・・・。
大きく迂回して東側へ行ってみました。これは堰堤を東側から見たもの。
堰堤の下流側。この下は浅い谷になっていて、田畑が広がっています。
東側から見た鳴沢湖。例年なら休日ともなればこのブルーの桟橋に釣り客がひしめいているはずです。
東側から見た堰堤。昨秋の稲刈り終了後、修復工事開始と報道されていましたが、まだそのままのようです。
損傷部のアップ。亀裂・陥没が生じています。東北地方の被害に比べれば小さなものですが、こんな内陸の群馬県の山間部にまで被害を及ぼした東北地方太平洋沖地震。マグニチュード9の破壊力に改めて戦慄する次第です。
(おわり。本記事の写真は2月1日に撮影したものです)
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