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2009年8月21日

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RENT: The Broadway Tour (2009) 日本公演 (1)

「RENT: The Broadway Tour 」。 赤坂ACTシアターにて、8月19日、14時からの公演を見ました。
キャストは、
Roger: Adam Pascal
Mark: Anthony Rapp
Mimi : Lexi Lawson
Angel : Justin Johnston
Tom Collins: Michael MaElroy
Joanne: Haneefah Wood
Maureen: Nicolette Hart
Bennie: Jacques C. Smith
Mrs. Jefferson, woman with bags: Gwen Stewart
Gordon,Mr. Gray: Adam Halpin
Steve: Telly Leung
Paul: Andy Señor
Alexi Darling: Yuka Takara
Mark's Mom: Tracy Mcdowell
Mr. Jefferson, a pastor: John Watson

やっと見てきました。
オリジナルキャストのAdam PascalとAnthony Rappの二人が閉幕間近な時期のBW公演に登板と聞いた時も驚きましたが、全米ツアーにも参加と聞いてまた驚き、しかもツアーが日本にも出張すると聞いて更に驚きつつ、楽しみにしておりましたが、今週ようやく見てきました。
わ〜、アダムですよ、アンソニーですよ・・・。懐かしい・・・。この組み合わせは98年のロンドン以来なので、約11年ぶり。私、最初にRENTを見たのが97年の夏のBWでして(げっ、12年経過しているんだ・・)、この時もこの二人の組み合わせでした。その後、アダムはAIDAで見たし、アンソニーは日本のRENTガラコンサートか何かで来日したときに見てますが、二人揃っているのを見るのは、11年ぶりです。まさか日本でこの二人が出演するRENTをナマで見ることができるとは。嬉しいですね。

で、ツアー公演としては異例の高品質だったのでは。良かったですよ〜。
なんと言ってもこのツアーはオリジナルキャストのアダム&アンソニーが目玉だと思いますが(スチュワートさんもいますけど)、彼らは期待にほぼ違わぬ舞台を見せてくれましたし、他のキャストも過不足なく順当に上手かったです。

まあ、手放しで絶賛できるかと言うと、そうですね、かつてオープンから1〜2年後ぐらいの頃のBWか98年のWEでこの舞台を見た経験がある観客の場合、というか、あの頃の舞台が理想型として頭に刻みこまれてい
る観客の場合、若干ハードルを下げて見に行くほうが良いかな。看板のお二人、かつて約10年前に見た舞台での彼らと変わらないかと言うと、まあ当然ですが歳月の流れを感じる部分もありますので。でも、10年前の彼らを見ていなければ、ほぼ問題なしなんじゃないかなと思う。
お二人とも、私より2,3歳ぐらい上だと思うので、実際に舞台を見るまではちょっと心配していたんです。他のキャストより年上に見えちゃって微妙だ〜、とか、イーストビレッジでうだうだしている若いアーティストには到底見えませんっ!!・・・なんてことはないのか、と。でも、杞憂でしたね。大丈夫でした。他のメインキャストにも、比較的年代が高めの方もいらっしゃるからかとも思いますが、他のキャストから浮くということもなく、馴染んでいたように思います。二人とも、中年太りの兆候もなく、痩せすぎてもいずあまり目尻の皺なども目立たないからでしょうか、ほとんど違和感がありませんでした。

ただ、舞台を見ている時、ふと韓国のANGEL役で名をなしたキム・ホヨン君がこの記事
で言っていたことが脳裏をかすめる場面もありました。あ〜、なるほど、こういうことをホヨン君は言っていたのかな、と。“한 배우가 같은 역할을 여러 번 하다 보면 욕심을 내게 돼요. ‘이번엔 다르게 해보자’는 생각이 드는 거죠. 그러다 보면 본질과 멀어지게 될 때가 많아요. 과욕 탓에 작품은 변형되고 다른 배우들과 관객은 피해를 보게 될 수도 있어요.” という部分です。彼らだけ・・ではなく、他の方もですが、「余白を埋める」感じの芝居とか、若干説明的な動き&声の抑揚の付け方などが昔見た舞台と比べるとかなり目立っていました。英語圏ではない地域の公演だから、わかりやすく・・・と心がけたのかもしれませんけど。良く言えば芝居が細かくなったとも言えますが、かつて見た舞台は、やや粗削りな感じもあるが小芝居をせずダイレクトにぶつかってる感じが魅力だったように記憶しているので、ちょっと雰囲気が違うな〜とも感じました。歌に関しても、皆さんいろんな部分をメロディ・テンポ共にちょっとアレンジして歌っていましたので、余計にそういう感じがしちゃったのかな〜。
とても良い舞台ですし、今現在日本で上演されている舞台でどれか一つ選べと言われたら迷わずこれを推薦するとは思うのですが、なあなあになりかける一歩手前の危険水域に下手すると近づいてしまう気配も微妙〜に潜んでいるようにも感じました。


〜続く〜

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EVIL DEAD THE MUSICAL 〜死霊のはらわた〜 3

歌に関しては、キャストの皆さん、音を外すとかそういうことはなかったですし、瀬戸さんなどは高音も綺麗に出ていてなかなか上手かったので、他国版と比較しなければさほど不足を感じないのではないか、と思います。ですが、韓・加版と比較してしまうと・・・・もうちょっと上手ければいいのになあと感じたのが正直なところ。特にAsh、ですね・・・。特に韓国版では、"I'm Not a Killer"とか"It's Time"、バカバカしい内容なのに大劇場作品の大ナンバーか?ぐらいの勢いであまりに歌自体が上手いので、思わず聞き惚れてしまう・見惚れてしまう感じだったんですが、残念ながら日本のAshの場合はその域に達せず。あ、でも、諸星さん、頑張っているなあとは思いました。
"Do the Necronomicon" "We Will Never Die""Blew That Bitch Away"など、全員で歌うナンバーも、他国版と比べると迫力不足だったのがちょっと物足りなかった。歌詞が、あまり音に上手く乗っていない感じがしたのも一因かもしれませんけど・・・。


それから、振付なんですが・・・。
日本オリジナルの部分もかなりありましたが(Housewares Employee" など)、韓国版準拠の部分も多かったようです。"What the...?" は完全に韓国版準拠。タンゴ風の振付でした。で、このダンス場面、元ジャニーズと若手の組み合わせの割には、あまり上手くなかった。動きがきっちりしていないというか、動きが流れちゃうというか・・・・。正直言うと、ジョンハンさん×サンフンさん版のほうがまだ上手かったかも・・・。これはかなり意外。元光GENJIだし、ジョンソク君よりも上手く踊るんじゃないかと思ってたんですが・・。練習時間があるかないか、もしくは振付の方がどこまで要求するかなども関係するのかもしれませんね。この日ともう一回見たのですが、2回目に見たときに諸星さんがアンコールでDo the Necronomiconかなにかを踊って見せていましたが、これは結構上手でしたし・・・。
Do the Necronomiconの振付はカナダ風ではなく、韓国風でした。
"Look Who's Evil Now"のShellyの部分、日本版はShellyがEvil Forceの3名の女性ダンサーを従えていますが、この部分、まあ踊っている人数自体違いますし、私が見たチュンムアートホール上演時の韓国版とはかなり違うように見えたので、日本オリジナルかなと思っていたら、最後のほうで、あれっ!?と困惑する振付が。最後のLook Who's Evil Nowという歌詞のあたりだったと思うのですが、ここで、昨年あたり流行していたK-POPの女性グループの曲の有名な振付にそっくりな動きが。ET춤とか言われていたそうですが。私が見たチュンムアートホール版には確かこの動きはなかったので、なんだろう、振付の人がK-POPのMVでも見て面白いから入れてみたのかなあと一瞬思いましたが、大学路公演に移った頃のかの地のレビューでET춤がなんたらかんたら・・と書いてあるのを見た気もするので、あれ、大学路公演にパロディとして登場したのを、由来を知らないで使っちゃったのかなあ・・・とちょっと疑問でした。どうなんでしょ。
完全にET춤と同一ではないのですが(指はあの状態にしていなかったと思う)、動き自体はどう見ても元ネタはそれだとしか思えず・・・。
たぶん2008年に韓国に行ってホテルなどでなんとなく現地のMVが流れる番組などを見た場合、一度は目に入ってきちゃうだろうな〜という感じのヘビロテなヒット曲だったような気がしますし、あれっと思われた観客は私の他にもいるのでは?そうでもないかな?


まあ、作品自体が面白いですし、楽しめたことはまあ楽しめたのですが、もうちょっと歌が上手だったら、芝居の間が良かったら、もっと面白かったように思う。

個人的には、Ash役ってAll shook upに出ていた坂本さんあたりがいいかな〜なんて思ってたのですが(「手」のところなど、すごく上手くやってくれそう)、井上芳雄さんもいいかなあ〜。井上さん、なにかのアフタートークの様子を見たら、シニカルなユーモア感覚もお持ちのように見えたので、この役、意外と似合うんじゃないかなあ。

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