てるてるの箱庭〜チャングマサランヘヨ〜

ことしも「大長今」その他韓流ドラマへの愛は続きます

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「大王世宗」、やっぱり、おもしろすぎる!

「大王世宗(テワンセジョン)」
http://www.cinemart.co.jp/sejong/top.html
「第44話 上王との取引」
「第45話 対馬征伐の宣言」
 
世宗「太祖大王を咸興へ流刑にした父上の気持ちが、わかるようになりました。
父上は、王の邪魔になる者の排除の仕方を教えてくださいました。
次は、どこに刃を向ければいいか、教えてください」
 
今は上王となった太宗「わたしに刃を向けるというのですか」
 
世宗と太宗の息詰まるやりとり、おもしろかった!
 
字幕と俳優の表情と両方見るのがしんどいです。
 
世宗は、邪魔になる臣下を排除した後、今度は、その、臣下を排除するのに使った臣下の勢力が強くなりすぎるのを抑える方法も、考えてあるのでしょう?と、太宗にききます。
 
ふたりとも、さすが……すごい……
 
それにしても……
 
世宗って、あんな、聖人君子みたいな顔して、史実では側室がたくさんいたのね、いやらしい!と、思っていたら、それも、正妃を廃妃にしないためだったなんて……
 
正妃の一族に勢力が集まりすぎるのを防ぐために、側室を、いっぺんに8人も後宮にいれるとは。
 
太宗の妃の元敬王后が、腹心のハン尚宮を、世宗の正妃のもとに送ります。世宗の正妃を心配し、彼女を守るためです。ハン尚宮は、おおぜいの後宮の側室たちが、正妃にさからわないように監督するでしょう。そう期待します。
 
 
対馬が朝鮮の造船所を攻撃し、朝鮮側では、間者がいて情報が漏れていることが問題になります。
太宗は、倭館を焼き討ちし、皆殺しにせよ、と言います。
 
軍部の実力者たち、あの、世宗に忠実な、僻地の将軍だった人や、チャンヨンシルの上司の武器の開発者とか、以前は世宗の兄の忠実な部下だったけど、今は、世宗に忠実な人とか、みんなが、太宗に反対します。
 
倭館には、朝鮮人もいる。日本人であれ、朝鮮人であれ、間者でもない人まで見境なく殺すなんてできない、と。
 
実際問題として、倭館というところは、対馬から来た人と朝鮮の人とが共生して商売繁盛に励んでいた場所だったんだと思います。倭館という場所は、朝鮮にとっても対馬にとっても、必要な、商業都市だったのではないかしら?
 
対馬征伐をめぐる、太宗と世宗の対決、その間の重臣たち、臣下たちのやりとり、表情、おもしろくてたまりません。
 
パクウンも、チョマルセンも。
 
このふたりを演じる俳優さんは、他のドラマでも見ますが、この「大王世宗」での表情が、最高にすばらしい!
 
特にチョマルセンは、毎週、日曜日に「トンイ」で見て、月曜日に「大王世宗」で見るわけで、どちらも宮廷の重臣で、「トンイ」では陰謀をめぐらし、「大王世宗」では世宗の腹心として、世宗を見張り、パクウンを操り、粛清の陰の執行役ともなるのですが、その後、対馬関係では、あくまで交渉による平和的解決をめざす世宗のほうが正しい面もあることを理解し、王に、譲るようにと言いますが、そのあとで、いまの軍部の実力者たちが太宗のいうことをきかずに世宗のいうことをきくようならば、彼らを抑えることができる者たちをそろえられるまで、時間を稼ぐべきです、なんていう。
「トンイ」のときよりも、、数倍、悪賢く、ずるがしこく、こわく、おそろしく、しかも、忠誠心にあふれた人に見えます。
 
世宗もまた、チョマルセンとすれちがうとき、あなたに感謝している、なんていう。
 
世宗と集賢殿の学者たちは、パクウンに、戦争をした場合の損益計算を示して、説き伏せてしまう。
 
ところがまたそのあとで、パクウンは、今度は、太宗に、その損益計算はまちがっていると、説き伏せられてしまう。
 
そのあとで、パクウンは、世宗に、辞表を提出する。あくまで太宗にさからうならば、私は太宗に殺される、と。世宗は、パクウンに、あなたは、どう思いますか、平和交渉に賛成しますか、それとも、戦争に賛成しますか、ときく。パクウンは、太宗のいったとおり、世宗の損益計算はまちがっており、平和交渉に反対で、戦争するべきだと思います、と答える。それをきいて、世宗は、あなたが、わたしに賛成するといえば、辞表を受け入れるつもりだった、あなたは、あくまでも、あなたの考えに基づいて、反対しつづけてください、そういう臣下が必要なのだ、と答える。
 
すごく、いい!
 
対馬に潜入する、ユンフェとチャンヨンシル。
 
久しぶりのチャンヨンシルだー!いつもかっこいい!登場人物のなかで一番背が高い!
 
ユンフェが日本語しゃべってる!
 
チャンヨンシルが日本の着物を着て日本の笠をかぶっている格好も、かっこいいんだけど、なんか、変だなあ……
 
対馬の領主が九州の領主と交渉しているのを目撃したユンフェは、もはや、対馬の宗氏は、ただの海賊ではない、倭寇ではない、このまま戦争になると、日本一国を相手にすることになる、と判断しました。
 
世宗は、その報告をきき、太宗に、これは対馬「征伐」などではなく、日本との「戦争」になるから、やめてください、といいますが、太宗は、あくまでも征伐をする、といいます。
 
それで、世宗は、
「戦争をする命令をわたしに下してください。朝鮮が勝利する方法を探します」
と答えました。
 
このドラマの俳優さんたちは、皆、表情がいい。
 
太宗には、日本の戦国時代に登場してほしいような気がしてしまいます。
 
そうそう、きのう、「坂の上の雲」を見たとき、「遼東半島」という言葉をきいて、ああ、あの、世宗のおにいさんが、あんなに攻撃して領有したがった、遼東半島……と、思ってしまいました。一時、高句麗や渤海の領土だったのですね。(*)でも、新羅や高麗や朝鮮にとっては、領土ではなかった。もちろん、百済にとっても。
 
実際には、遼東半島には、「朝鮮系の中国人」がたくさん、住んでいるのだろうなあ。三国志の時代から、あのあたりは、そうだった。「公孫」という姓は、朝鮮系の人だときいています。
 
 
高句麗は、紀元前1世紀から紀元後7世紀まで存在し、5世紀には、満州南部、遼東半島、朝鮮半島北部を領土としていたようです。
 

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いや遼東半島は高句麗や渤海の領土ではないでしょう。そんな歴史は一度としてありません。なぜ朝鮮については『所有意識』が前面にでるのか知りませんが。単に移民したものはいました。

現在の中国内の朝鮮民族と呼ばれる人は、主に満州帝国時代の移民です。日本人も多数いたはずですが、現在ほぼ確認がとれません。殺されたり自身の出を隠したりしたのでしょう。
ちなみに倭館と呼ばれた場所は、主に日本人居留民が生活していた場所です。その後日本人居留民を朝鮮官吏が虐殺する事件が起き、三浦の乱として反乱がおきます。 削除

2012/1/31(火) 午後 7:44 [ どうも腑に落ちない感想 ]

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おなまえの欄に「どうも腑に落ちない感想」と書き込んでいらっしゃる方へ。

御指摘ありがとうございます。
おっしゃるとおり、遼東半島は渤海の領土ではありませんでした。私の間違いです。たいへん失礼致しました。
高句麗は、一時、遼東半島を領有したことがあるようです。
記事欄でも訂正致します。

2012/1/31(火) 午後 10:06 [ saihikarunogo ]

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