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この前、関越自動車道藤岡ジャンクション付近で観光バスの事故があり、東京方面へ向かっていたバス乗客の内7人がバス事故の犠牲となりました。運転手の過労や睡眠不足など無理な運転が原因の様ですが、この観光バスの事故原因は色んな方向で見ると(事故を起こした運転手やバス会社を弁護する気は無いですが)運転手やバス会社だけの問題ではなさそうな気がします。複雑な構造がこの事故の原因を起こしたのではないかと思います。
このバスは観光ツアーで旅行会社が企画した物でそれを利用者に安く提供する為に2つの下請け会社を経て事故を起こしたバス会社へ仕事が回って来たそうです。最初バス会社も採算が取れないギリギリのラインで仕事を請け負ったそうです。このバス会社以外にも同じケースで日本国内のバス会社もあったそうです。バス会社にとって小泉改革による規制緩和によってバス事業も免許制度から認可制度になり、自由に誰でも会社を起こせる様になり、バス会社も雨後の竹の子状態、これを管理監督する国土交通省も指導監督出来ないで利益儲けなどの既得権益を優先とした怠慢行政だったのです。
怠慢なのは国土交通省だけでなく、利益を優先にしたバス業界や責任を現場のバス会社にまかせっきりにした旅行会社にも責任逃れの発言と言うべき怠慢な態度が見られました。国土交通省やバス業界や旅行会社は利益などの既得権益を優先にして、責任を現場のバス会社に押し付けた形に見えます。旅行会社からツアーの仕事は依頼があるが、幾つかの下請け会社の経由したので採算が合うかどうかのギリギリ状態で削れるとしたら運転手の人件費になる訳です。一部のバス運転手労働組合から深夜バスの運転手はは2人組交代制(ツーマン)でやるべきと言っていましたが、この意見は国土交通省やバス業界や旅行会社などの上層部には伝わりませんでした。結果があの悲劇を生んだと思います。
この事故を見ていると7年前のJR福知山脱線事故を思い出させます。会社の利益を追求し、利用者からスピードアップや運賃の安さや便利さを要求・訴えられ、おまけに他社(私鉄)との競争激化で現場は無理がたたってあの悲劇に繋がりました。(先週テレビでJR福知山脱線事故に遭遇した元芸能人を取り上げておりました。)規制緩和と競争社会(旧国鉄が民営化されてJRとなり、対私鉄との競争構造やバス業界の免許制から自由参入と競争出来る認可制へ転換)の激化でこの様な悲劇が生まれてしまったと私は思います。
それと利用者側(お客)も幾ら料金や品物が安くても安易に飛びつかない疑う心を持ち「何故こんなに料金が安いのか?安全性は大丈夫か?」など、そのカラクリを調べて知った方が良いと思います。自分の命が絡むのですから損はないです。
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