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「石徹白Fisher's Holiday!!」というイベントが8月26日、27日の
2日間に渡り開催されることを白鳥町役場からの封書による案内で知った。
が、行こうか?行くまいか?
迷っているうちに時は流れて開催1週間前になっていた。
そんな時、Yahoo掲示板で「石徹白Fisher's Holiday!!おしらせ」
というtoyo_60 さんのトピックスを見つけてしまった。
8月3日に作成されて以来、書き込みは4件のみで参加の書き込みは1件であった。
21日に toyo_60 さんの「開催まであと、5日。」という書き込みがやっと5件目だった。
私はどうも、こういうシチュエーションに弱いようだ。
前回の「ウルイ・フライフィッシング・フェスタ」の時に似ている。
また、 くろや の方からメールでの案内も頂き、揺れ動いていた
気持ちが一気に「行く」方に傾いてしまった。
申し込みをしたのは開催4日前の22日だった。
6:00少し前に浜松西ICから東名高速道路−名神高速道路−東海北陸自動車道を通り
白鳥ICで出てR156から県道314を経て「石徹白Fisher's Holiday!!」
の会場となっているイトシロシャーロットタウン(スキー場)に着いたのは9:00を過ぎていた。
前日の忍野からの帰り同様、運転中の記憶があまりない。
電池が切れかかっているようだ。
受付を済ませた後、「Yahoo掲示板に「石徹白Fisher's Holiday!!おしらせ」
のトピックスを作成した toyo_60さんはどちらですか?」と尋ねると
ちょっと間をおいて紹介されたのは、見覚えのある顔だった。
7月9日の くろや感謝デー で開会、閉会の時、軽妙な司会をされていた方だった。
今日は一人で来たので、知っている(一方的にだが)人がいるだけで、気が楽になった。
toyo_60さんは特設テントの自分の席に私を案内して、休ませてくれた。
色々と忙しい中、今回のイベントの話や釣りの話しを聞かせてくれた。
予定表によれば、13:00まではフリーフィッシングとなっている。
toyo_60さんに初心者向けのニジマスの釣り池があるから、
そこで釣りをして来れば良いと勧められたが、
車で移動する気にもなれなかったので、しばらくボ〜ッとしていた。
ふらふらと会場の横を流れている川を覗くと、魚が見える。
ここでもしばらくボ〜ッと眺めていたが、魚を見えるなら、ここでいいやと
竿とフライだけ持って川に下りる。
川原になっているのでウェーダーもいらない。
放流魚だけあって人が近づいても逃げないで悠々としている。
その分、フライも素直には咥えてくれない。
ちょっと熱くなったところで、予備電池が作動して、
頭の中は目の前の魚を釣ることだけになってしまっていた。
夢中になって3匹目を釣ったところで、隣で釣っていた方に声をかけられた。
「さっきから見てると目印を付けていないですよね?」
私は「はい、付けてません。私、目印は使わないんですよ。」と答えると
「そうじゃなくて受付で調査用の目印を渡されませんでしたか?」と言われる。
この方は標識を付けずにリリースしている私を見かねて注意して下さったのだった。
今回のイベントの趣旨は、釣法に関係無くC&Rの体験をすることだが、
フリーフィッシングの時に釣った魚には標識をつけてリリースすることになっていたのだ。
これはリリースされた魚の追跡調査をするためで、参加者には受付の時、
目印が付いた針を5本ずつ渡されている。
もちろん私も渡されていたのだが、電池切れの頭には記憶されていなかった。
ふと胸ポケットにしまった紙を取り出すと、目印がしっかり入っていた。
注意して下さった方にお詫びとお礼を述べて、また釣り始める。
4匹目が釣れて、さて標識を付けようとするが、ランディングネットも持たず
に川原に下りてしまったため、注意していただいた方に、ランディングネットを
お借りして標識を付けることが出来た。
その後、すぐに車からランディングネットを持ってきたのだが、
標識は1匹しか追加できないまま、川のせせらぎを聞きながら昼食とした。
注意して下さった方、ありがとうございました。
イベント関係者の方々、申し訳有りませんでした。
昼食後、toyo_60さんにYahoo掲示板に書き込みされていたyamamefishさんを紹介され、
yamamefishさんからやはりYahoo掲示板関係に書き込みされているFF2NENMEさん、
Shimo87さんを紹介された。
13:00から27日の目玉であるイワナの放流&ゴミ拾い。
案内の放送を聞き漏らしたので、toyo_60さんに確認するとウェーダーを履いて
テント前に集まってくださいと言われる。
係の人から透明なゴミ袋を渡され、その中にイワナの成魚を2匹ずつ
入れてもらい各自思い思いのポイントへ放流した後、
川のゴミを拾って14:00までに会場に戻る事となる。
それとは別に、60cmオーバーの大イワナが10匹用意されていて、
10名が放流に参加出来るということで有志を募ったので、
私はyamamefishさんたちとともに大イワナ放流車の荷台に乗り込む。
最初の放流ポイントで4匹の大イワナがそれぞれ水と一緒に袋に入れられる。
yamamefishさんが渡された袋を持って川に下りて行くが、
放流ポイントは川を渡って行かなければならず、ウェーダーを履いた私にバトンタッチとなった。
袋ごと水につけて袋を引いて大イワナを支えながら尻尾を持って前後にゆっくり
と動かすとゆっくり泳ぎ出し岩の陰に体を休めるように身を潜めた。
しかし、あまりにも手前に落ちついてしまったので、手を伸ばし魚体に少し刺激を与えると
気だるそうに動き出し、手の届かないところに静かに消えて行った。
この先、誰かに釣られる日が来るのだろうか?と思うと複雑な気分だ。
ふと後方を見るとyamamefishさんたちが、水面から出ている石を渡って上の淵まで来ていた。
私が放流した上の淵に放流された大イワナの1匹が川の底に白い腹を上にして沈んでいた。
それを見ていた一人が近くにあった長い棒で思いきり手を伸ばして
イワナをそっと突つくとフラフラしながらも腹を下にして泳ぎ出した。
見ていた私達はこのまま無事に回復してくれることを祈るしかなかった。
大イワナを積んだ放流用トラックは、次の放流場所へと移動していたので、
残された私達は川のゴミを拾いながら会場まで戻った。
いざ、ゴミを拾う場面になると、なかなかゴミ袋がいっぱいにならない。
予想したよりもゴミが少ない。今後、釣り人が多くなることで
ゴミが増えることが無いようにと願うばかりだ。
続いて14:00からはお楽しみ抽選会。
協賛各社から参加者数+αの提供品が用意されていて、
toyo_60さんの軽妙な司会の元で参加者全員にもれなく豪華景品が行き渡り、盛況のうちに終了した。
続いて閉会式となり、主催者、参加者ともに有意義であったであろうこのイベントの幕を閉じた。
私は今回、電池切れでビデオを撮るのことも忘れていた。
閉会式終了後も、ボーッとしたままひたすら川を見つめたり、横になったりして過ごしていた。
ここでも、toyo_60さんは、缶ジュースを差し入れてくれ、
東海北陸自動車道も国道も渋滞しているからのんびりして行ったほうが良いと教えてくれた。
初心者向けのニジマスの釣り池で釣りをすることも勧められたが、
その気にもなれずただただ川を眺めて時を過ごした。
気がつけば17:00をとっくに過ぎていて、日差しも弱くなっていた。
ライズが少しずつ始まった頃、ロッドを持って川に下りる人たちが見えた。
釣られて私も車の中にセットしたまま入れてあったロッドを取りだし、
さっきまで見つめていた川に向かってフライを落とす。
魚の反応は午前中とさほど変わらない。
何とか午前中に付けられなかった標識を付けようとロッドを振るが、思惑通りには行かない。
真っ暗になるまでやったがアマゴを1匹と本日唯一のイワナに標識を付けるのが精一杯だった。
東海北陸自動車道は、私が帰る時もまだ渋滞していて、
渋滞を抜けてからの記憶はまた、無くなっていた。
閉会後、C&Rを告知する看板を立てる作業を大勢の有志が協力していた。
toyo_60さんは くろや感謝デー同様、今回もイベントの司会進行から裏方仕事迄、
八面六臂の活躍をされていた。
本当にお疲れ様でした。
とかく渓流釣りではキープ= 餌釣り VS C&R=ルアー・フライ のような対立の図式になりがちだが、
体長制限を守らないのは問題外として、現状のほとんどの
漁協の遊漁規定では体長制限以外に持ち帰り制限は無い。
更に多くの漁協関係者は釣った魚は持ち帰ってくれと言う。
また、餌釣りの歴史的にも釣った魚は持ち帰るという慣習があることも事実だ。
しかし、釣った魚を持ち帰るかリリースするかは釣法の問題ではなく個人の問題だという思いがあった。
現実的には釣法による区間分けは必要かもしれないが、釣法の制限をするのではなく、
C&Rというルールを設定した区間を設けて、ルールに従って釣りを楽しむことで、
いつ行っても魚が泳いでいる釣り場が出来るのなら
放流して釣りきられたら魚が居なくなってしまう多くの渓流に適用しても良いのではないだろうか。
「石徹白Fisher's Holiday!!」というイベントは終わったが、今回リリースされた魚の生存率、
産卵への参加率、再釣率?などの調査はこれから始まる。
根拠のある数字としてデータ化されて、関係各所への有効な資料となるまでには
大変な手間と費用がかかることと思う。
できれば調査方法、調査費用、動員人数等も公開し、他地域で同様の調査をする際の
参考に供することも検討していただければとも思う。
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