札幌の社労士だべさ

ここにきてまさかの大雪。2日間で40cm近く降りました。(3/25)

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健康保険組合が解散するくらいで
なんで大騒ぎになるのか…

実は大問題なんですよ。
老人医療制度・・・後期高齢者制度が
財政の面で崩壊する可能性が高いんですよ。

西濃運輸健保が解散、「高齢者」負担増に耐えきれず

物流大手「セイノーホールディングス」(岐阜県大垣市)の
グループ企業でつくる健康保険組合「西濃運輸健保組合」が、
4月からの高齢者医療制度改革による負担増で、
事業継続が困難になったとして、8月1日付で解散したことがわかった。

 同健保にはグループ31社の従業員と扶養家族計約5万7,000人が
加入していたが、社会保険庁が運営する政府管掌健康保険に移った。
大規模な健保組合が倒産以外で解散するのは、極めて異例。

 西濃運輸健保によると、2007年度は75歳以上が対象の
老人保健制度などに約36億円を支出したが、08年度は制度改革で、
前期高齢者納付金や75歳以上の後期高齢者支援金が加わり、
支出は総額で約58億円に上る見通しとなった。

 このため、保険料率を月収の8.1%から10%以上に引き上げることが必要となった。
政府管掌健保の保険料率(8.2%)を上回ることから、今年3月に解散を決定。
厚生労働相に解散認可を求め、7月末に許可が下りた。
同社総務部は「健保の仕組みを維持する意義が見いだせなくなった」としている。

 全国の健保組合が加入する健康保険組合連合会によると、
07年度は約7割の1,056組合が赤字だったが、今年度は約9割の1,334組合が
赤字になる見通し。組合数も倒産や企業の合併、解散などで減少している。
読売新聞 08/08/21 15:46)

記事にもあるとおり、今年の4月から後期高齢者制度が始まり
健康保険組合の医療費負担が増えているんです。

健康保険組合とは企業が単独または合同で設立する健康保険の組合で
従業員が加入員ですので、退職者は原則いません。
従って、60歳とかそれ以上の方はほとんどいないんです。
すなわち、若い方がほとんどなので、病院にあまり行かなくて済むんですね。
そうすると、健康保険組合は黒字になるんです。

反対に恒常的に赤字なのが国民健康保険。
国民健康保険は自営業者とか
会社を退職した高齢者がほとんどです。
従ってほとんどの市町村国保は大赤字です。

この国保を救済するために健康保険組合から
より多くの負担を求めることにしたんです。

その健康保険組合が赤字でもないのに解散するということは
健康保険制度の財政政策を崩壊させることになります。

健康保険組合の解散が続けば
健康保険料が上がるのは必至ですし
自己負担金の割合も現在は3割負担ですが
もっと上がるでしょう。

健康保険制度の崩壊が近いかもしれません


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