サトルの「新」書

一言メッセージ :恥ずかしながら、帰ってきました。

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日常の情景

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日常の情景「あー、あー、なむさんだー」

イメージ 1

昨年の秋頃だったか。

ちょっと揉めた案件があった。


僕が制作したイラストを、クライアントの担当者が気に入らなくて修正を要求された。

とはいえ、こういう修正というのは日頃よくある。


その場合は今一度、クライアントの要望を汲み取って

もう一度提出する。


こういった修正内容というのは、大まかに分ければ2パターン存在していて、



一つは、全体のイメージは合っているのだけれど、ディテールの修正を要求される時。

これは修正で一番よくあるパターン。


もう一つは、クライアントのイメージをこちらの理解不足が原因で、

全然イメージの違う画面を作ってしまった時。


これは完全に僕に非があるパターン。

そして、修正するのに労力を要するパターン。


僕もさすがにある程度の経験を積んできたせいか、

または付き合いの長いクライアントが増えてきて意図が理解出来るようになってきたからか、


ここ数年この手の修正を強いられる事は多くても年2,3回だ。



しかし、昨年の秋に修正を強いられた案件は、

上記にあげた2パターンのどれにも当てはまらなかった。




僕とクライアントである某製品会社の間に

アードディレクターやデザイナーが入っていたのだけれど、


アードディレクターとデザイナーからはOKサインが出ているのにも

関わらず、肝心のクライアントの担当者は一向に首を縦に振らない。

修正を提出するたびに、何かと注文をつけてくる。



「悪くはないけど、イメージが違う」「もっとこうしてみて」「いや、今度はこうしてみて」


それが一貫していて、つじつまの合う事ならば僕も納得出来るのだが、


最初話していたイメージと、段々話がズレてきていて、


どう整理しても、全くロジカルでなかった。


そこで僕は、このクライアントの頭の中には、ちゃんと完成形が描かれていないなと推察した。


つまり、最初からこういうのを作って欲しいというのが存在していないのである。


ゴールがないマラソンに終着があるわけもない。

堂々巡りもいいとこだ。





挙げ句の果てに仕事始めから数ヶ月経ってから

今度は僕の今までやってきた作品の提出を要求してきたので、

とうとう堪忍袋の緒が切れた僕はそのクライントの担当者に激高した。


ふざけるな、と。舐めるな、と。


担当者の年齢は50過ぎほどだが、そんなものは関係ない。

僕は自分の中で論理矛盾がなく、100%間違っていないと判断出来た場合のみ、

激しく怒る。


ボクの中の正義がそうさせる。


「子供がまだ食ってる途中でしょうが!!ッ」

というドラマ「北の国から」の田中邦衛が口走った名言くらい激しく怒る。

権威とか権力だとか、大手企業だとかそんなもの関係なくなる。


定年近いオッサンの、時間つぶしのような仕事の進め方に付き合ってるほど

こちとら暇じゃない。

他にも仕事はある。


いつでもこっちからこの仕事降りたるぞ、と。



僕はそう何度も間を取り持っているデザイナーに詰め寄ったが、


まぁそう怒るな、あの人はいつもあんな感じだから。こっちがなんとかするから、と

異常に冷静に言われてこちらも少々トーンダウン。




結局紆余曲折を経て、案件は無事完了し、今月頭に広告は仕上がったとの報告を受けたわけだが、


腹は立ったが、これもいい経験になったと思う。




無理難題を要求されるという事はどの職種においても、ある事だろう。

そんな時、「無理です。出来ません」というのは簡単だが、それではあまりに率直すぎる。


だからといって、無理なものを無理矢理やって結果的に迷惑をかけるのも本意ではない。




では、どうすればいいか。


僕が最近よく使うのはそう言った無理難題が降り掛って来た時に

一休さんの「屏風の虎」の話を引用する事にしている。


「僕の仕事は虎を捕まえる事です。今、屏風に描かれた虎を捕まえろとそちらから要求されてますが、

 ではまず、この屏風から虎を出して下さい。そうすれば僕は捕まえる自信があります」





これをユーモアたっぷりに言うと、張りつめた雰囲気の先方はけっこう笑ってくれる。


笑ってくれた上に、暗に僕が「それは無理難題ですよ」と言っている事を悟ってくれて


妥協点を見いだしてくれる。


これはけっこう使える手だてなので、これを読まれている方も一度試されてはどうか。



もっとも、注意しなければならないのは、

この「屏風の虎」作戦が全く通じない人もけっこういるという事だ。



「屏風から虎を出すのもあなたの仕事です」

と平気な顔しておっしゃる方もいらっしゃるので、



その時は、「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」と田中邦衛のモノマネをして

その場をしのぎましょう。


多分、すぐに精神病棟に入れられる事になると思います。


以上、サトルさんの全く参考にならない世渡り術のコーナーでした。







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イメージを聞いて形にしちゃう仕事なんですね〜!!
難しいですね〜(゚д゚)ウハー
一休さんの話して現場を和やかに!
世渡り術!!勉強になりました!!!!( ゚∀゚)・∵.イタダキ!

2010/2/10(水) 午前 0:26 puipui

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よくあるお話ですよね。
システムプログラムにも同じような事がありまして、
どういうものを作って欲しいのかはっきりしてくれないと
こちらは作れない訳なんですが…
というのも、後からこういう機能が欲しいといわれても
組み込む事が出来ないシステムを作ってしまうと
一から作り直さなくちゃいけなくなるわけで…
うちではそんな事は日常茶飯事で起こるので最初に

まず、設計書を作っておいて下さい〜

と、一言モノ申し上げます(笑

2010/2/10(水) 午後 8:16 茜姉さん

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北の国からのあのシーン大好きです!(笑

2010/2/10(水) 午後 9:40 [ oza*i_*ikka** ]

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puipuiさん、
僕の世渡り術なんて全く参考にならないですよ。気をつけて下さい。
僕に騙されないで下さい。
どっちかというと僕の場合は「世当たり術」ですから。
いつも当たって砕けてます。

2010/2/17(水) 午後 11:40 野良猫サトル

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お姉さん、よくありますよね。
僕の場合は設計書というのは存在しないんですが、
書面で出してもらうようにはしてます。
まぁ当たり前の事のはずなんですけどね。
関係がなぁなぁになってくると、口頭で

2010/2/17(水) 午後 11:43 野良猫サトル

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オザキさん、
僕もあのシーンが好きなんですけど、実は「北の国から」を
観た事がないんです・・・・
誰かがテレビでモノマネとかとしてるのを観て好きになったんです。あとは菅原文太が「誠意ってなにかね?」っていうのも
好きですよ。

2010/2/17(水) 午後 11:45 野良猫サトル

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