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2012年2月9日

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炉心溶融「紙一重だった」…福島第二も総力戦

あわや、第二も第一と同じ悲惨な結果になるところだったようです。
以下、読売新聞様より。

炉心溶融「紙一重だった」…福島第二も総力戦

報道陣の質問に答える福島第二原発の増田尚宏所長=佐藤俊和撮影
4号機の圧力容器底部。第一原発では、ケーブルがついている中性子の計測管などから燃料が落下したとみられる=代表撮影
 東日本大震災で被災した東京電力福島第二原子力発電所(福島県楢葉町、富岡町)が8日、震災後初めて報道陣に公開された。
 震災当時から現場を指揮してきた増田 尚宏 ( なおひろ ) 所長(53)は、報道陣に対し、「(大惨事を招いた)福島第一原発と同様の事態まで、紙一重だった」と震災直後の緊迫した状況を振り返った。
 第二原発とメルトダウン(炉心溶融)に至った第一原発の距離はわずか約12キロ・メートル。襲来した津波は第一原発の13メートルに対して第二原発は9メートルだったが、海岸近くにある原子炉を冷却するための海水ポンプの機能が奪われ、原子炉4基中3基が一時危険な状態に陥った。しかし、外部からの高圧送電線が1回線生き残り、中央制御室で原子炉の温度や水位などのデータが把握できた。必要な対策を見極め、事故4日後の3月15日までに全号機で冷温停止にこぎ着け、放射性物質は外部に漏れなかった。「原子炉の状態をつかめなかった第一原発とは大きく違った」と増田所長は指摘する。ただ、復旧までの道のりは険しく、総力戦だった。
2012年2月9日09時58分  読売新聞)

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日米共同報道発表が決める日本の命運 

日本は、戦後、米国の戦略の必要性から、本来憲法に想定されていない自衛隊を保持するようになりましたが、今後、ますます、米国の戦略に協力して行くことになってしまうのでしょうか。
以下、本日の天木直人氏のブログより。

日米共同報道発表が決める日本の命運 

                       
 何から何まで私が書いてきた通りの展開になった。
 しかし私がここで強調したいのはその事ではない。
 今度の発表は政府合意の発表ではない。
 あくまでも共同の報道発表なのだ。
 その共同報道発表文書が政府合意文書にすりかえられて報道され、事実上の政府合意になし崩し的にされようとしている。
 その欺瞞に国民は騙されるなと言いたいのだ。
 考えてみるがいい。
 政府合意であれば協定か共同声明でなければならない。
 共同声明であれば両国の首脳や外相が共同記者会見を開いて高らかに宣言するはずだ。
 しかし今度の共同発表は、下っ端官僚がわずか2日間で決めてきた報道発表振りを、玄葉外相と野田首相が追認し、それがあたかも合意のように報じられる。
 そうして既成事実化しておいて4月の野田首相訪米の時に正式な政府間合意となって発表される。
 これがシナリオなのだ。
 メディアはそれを知りながらその欺瞞を正面から書かないのだ。
 共同正犯である。
 しかし私は楽しみにしている。
 報道発表の中身は実は何も決まっていない。
 外務官僚と玄葉外相、野田首相は、これからその内容を決めていかなければならない。
 その過程ですべての矛盾が噴出してくることだろう。
 こんどこそ国民はここまで対米従属でいいのか、という当たり前の疑問にきづくことになる。
 日米同盟深化の欺瞞が爆発することになる・・・

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武田邦彦「ストレステスト」の保安院の審議は法律違反

国が法律や原則を守らなくても批判されず、罰せられない、というのが日本社会の最大の問題点なのでしょう。
以下、昨日の武田先生のブログより。
 

「ストレステスト」の保安院の審議は法律違反
 
 
大飯原発3号機と4号機の再開のために経産省の原子力保安院というところが、「ストレステスト」をして「安全を審議した」とニュースは伝えています。伝える方も問題だが、政府も政府です。
 
日本は原子力基本法の成立と原子力政策を作るときに、「日本は被爆国であり、原子力の安全を保つために、原発を推進する方が安全を審査してはいけない」としている。つまり、原発推進は原子力委員会と経産省が行い、それとまったく違う組織(原子力安全委員会)で安全を審査することになっています。
 
安全の審査を独立の機関でしないと安全は保てない・・・これは原子力というものを日本でやるときに政府が国民に約束したことです。でも、現実的には保安院というのが経産省にでき、約束を実質的に反故にしてその結果として福島原発事故がおこったにも関わらず、またそれを繰り返しています。
 
それに加えて、ストレステストというテストは地震も津波もなく、ほとんどの原発が内陸の川で冷却しているというヨーロッパで使用されているもので、その点でも日本で無批判に使えるようなものではありません。
 
でも、もっと基本的なこと、原子力の安全を保つためには、原子力を現実にやっている人が絶対に安全を審査してはいけないという基本方針がこれほど無視されていても、それを政府も、専門家も、報道もなにも言わない社会は気持ちが悪いほどです。

 
 
 
(平成2428日)
 

武田邦彦

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