さやかの小さな詩集

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「カマキリのメスはオスを食べる」の真実

「カマキリのメスはオスを食べる」の真実     

 カマキリは身近な昆虫の中でも相当ユニークな部類に入るだろう。
逆三角形の顔、目つき、体型、そして鎌。
外見も抜群に特徴的といえるが、その生態もなかなかユニークだ。 産卵や捕食も興味深いが、特に有名なのは「メスは交尾後にオスを食べてしまう」という話だろう。

これはファーブル昆虫記にも載っている話で、相当広く知られているらしく、私が5人程に尋ねてみたところ、全員が知っていた。半ば「昆虫界の常識」といえるものらしい。

このエピソードのため、カマキリのメスというのはイメージがとても悪く、またオスに至っては可哀そうで健気な昆虫、という認識が多い。

 しかし、カマキリのメスの名誉ために、またオスは子孫のために命を投げうっている男の鏡、という誤解を解くために言っておこう。 

メスには交尾後にオスを食べてしまうという習性があるわけではない。

また、オスにはメスに進んで食べられる本能もない。

 いったいどういうことなのか、順を追って説明しよう。

 

 まずは、カマキリの交尾中の習性(と思われているもの)について再確認しておく必要がある。

一般的な認識は次のようなものだ。

 『カマキリはオスよりメスの方が体が大きくて強い。交尾の後、メスは体の小さなオスを貪り食ってしまう。これは、オスの体を食べることで産卵に必要な栄養を蓄えるためである』−

 なるほど確かに多くの種のカマキリは交尾の際、メスがオスを食べてしまうことが観察されている。しかも、メスは交尾後のみならず、交尾の最中にオスを食べてしまうことも少なくない。 食べてしまうメスもメスだが、オスはもっと凄い。なんと頭を食べられながらも、交尾を続行することができるのである。 頭だけではない。頭、胸、上半身と食われ続けて、最後には生殖器のある尻の部分だけになってもなお数時間に及ぶ交尾を続けることができるという。虫嫌いの私としてはかなり想像したくない光景だ。

 

 このように、オスの本能的な仕組みを見ても、メスに食べられることが前提のように思えてしまう。 にもかかわらず、そうではない、といえるのだ。なぜか。

 ひとつには、カマキリの餌の識別能力が高くないことが関係している。

カマキリは基本的に、目の前にある動くものに飛びついて食べてしまう習性がある。どうも、メスは交尾の際、オスのことを「餌ではないもの」として認識することができないようで、この本能に従ってしまうと考えられる。

なお、オスの方はフェロモンによって終始メスを同種のメスとして識別できている。

 また、オスメス両方とも複数回交尾が可能という点も見逃せない。オスは交尾後に捕食されるのが必然であるなら、何度も交尾できる能力は必要はない。

 更に実をいうと、交尾の際にオスが食べられてしまう確率というのは自然界ではむしろ低い。 オスはメスに食べられるのを全身全霊で避けているためだ。

交尾相手のメスを見つけると、オスはときには何時間もかけて極力慎重にメスに近づく。うまく先手を取ってメスの背後に回り込むことができれば、カマでメスをしっかり押さえて事を果たし、無事離脱できる。 しかし、体の大きなメスに勝てず、襲われて食べられてしまう、ということが時としてある。

このような事態に備えて、オスは前述のように体の大部分を失っても生殖行動を続けられるような仕組みを備えているのだ。 決して食べられることを前提した仕組みというわけではなく、残念ながら離脱できなかった場合にも目的を完遂するための、極めて英知的な能力というべきだろう。

 

 交尾後にメスがオスを捕食するという話が、事実とはいえ少しゆがんだ形で広まったのはなぜだろうか。

ファーブル昆虫記にその事例が紹介されていたということもあるが、多くはカマキリの交尾の観察を、虫籠のような密閉空間で行ったことにあると思われる。 自然界であれば、オスは夜間に闇にまぎれて交尾を行い、速やかに離脱、というのが可能だ。 しかし、閉鎖された環境ではそうはいかない。たとえ無事に交尾が済んだとしても、その後餌と間違えられてメスに食べられてしまう、というのは力量差を考えれば当然の話だ。

もともと悪食のカマキリは、餌が極めて少ない状況では共食いをしてしまう。これは雌雄の別なく、弱肉強食である。虫籠の中に数匹のカマキリを入れて餌をやらずに置けば、数日後には一匹だけになっているだろう。

こうした現象と、交尾の際のメスの捕食が混同され、メスは交尾の時に必ずオスを貪り食う、という誤解が広まったものと考えられる。

 

 確かにメスはオスを食べたくて食べているわけではないが、ちょっと擁護するには分が悪い。亭主(というにはあまりに弱小だが)を仲間とも思わず食ってしまうことにはかわりない。むしろ、オスは捕食されるのを必死で避けようとしていることを考えると、ますます同情したくなる。

 結局のところ、メスの暴力的なまでの強さと、オスの健気さを再確認する結論にならざるを得ない…
http://why.mods.jp/

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いずれにせよ、カマキリに生まれなくて良かった(^_-)-☆

2008/2/21(木) 午前 8:44 レイ

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メス 恐るべし!

2008/2/21(木) 午後 5:20 [ ]

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カマキリ・・・どちらにしても、オス・メスともに
ある意味、たくましいですね・・・・

2008/2/21(木) 午後 8:15 モコ(o^∇^o)ノ

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タメになるなぁ(^^;)

2008/2/21(木) 午後 11:50 さとちゃん

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勉強になりますね(*^_^*)

2008/2/22(金) 午前 6:12 wsy*k*41

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さやかちゃんも・・・

2008/2/23(土) 午前 10:27 家族庭

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昔・・・五月みどりの「かまきり夫人」にはお世話になりましたv^^
違う意味で、食べられた〜い^^;

2008/2/24(日) 午後 0:35 シュウ

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でも、愛する相手に事を遂げてその相手に食べられても本望かも。(笑)

2011/6/1(水) 午前 1:23 [ 箱入り老人 ]

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