緩和ケア医の「日々納得」日記

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震災の地を訪問

週末に岩手県に旅行に行ってきた。
3月の大震災の後、何もしていない自分を情けなく思う気持ちが消えなかったから。

結果的にはただ見て来ただけで何もできなかった。でも自分の目で見て感じたことは、やはり行かなければわからないことだった。テレビや新聞で言っていることは、どれも一面では正しいのだろうけれど、人によって大事だと思うところは違うのだから。

いつまでも忘れないでいられるためにも、行って良かったと思う。

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がんの親を持つ子どものサポートグループ

土曜日にがんの親を持つこどもをどうサポートするか、というテーマの勉強会に参加した。

講師はアメリカで30年以上もその仕事をしているという看護師さんで、独自に開発したプログラムを紹介していただいた。経験を元にしたよく練られたプログラムで、とっても参考になる会だった。

それにしても30年!!の経験とは驚いたわ。アメリカではそんな昔から、子どものグリーフケアに取り組んでいたんだなあ。日本で根付く頃には僕は引退しているね、間違いなく。

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介護保険の審査

今年度から月に2回、介護保険の審査委員をしている。今日がその日なので、そろそろ出かけなくてはならない。

介護度を決める訳なので、その人にどんな症状があって、介護する人がどんなことで手間がかかっているのかが、細かく書かれている用紙に毎回30人以上目を通す必要がある。介護が必要な人のことなので、当然だけれども大変そうな生活が手に取るようにわかってしまう。

大事な役割なのでしっかりやろうとは思うけれど、そんな人たちの生活を垣間みると、気が滅入ってしまうよ、本当に。世の中、大変な家族が多いんだなあ。

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検査科の勉強会

以前のようにちゃんとした文章を書こうと思うと、なかなか書けなくなる。なので一言ずつでも書いてくことにいしよう。続くかな?

昨日の夕方は毎月やっている検査技師さんを対象とした勉強会だった。B型肝炎ウイルスの再活性化をテーマに、現在わかっていることと、これからの課題を話した。臨床検査科医としての仕事もやっていかないとね。

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ストラディバリウス・サミットコンサート

半年近く前、ストラディバリウス・サミットコンサートを聴きに行った。ベルリンフィルのメンバーを中心としたアンサンブルの音の清澄さは、こんな音がこの世界にあったんだとただただ驚かされた。

本プログラムはビバルディの「四季」を中心としてものだっがが、アンコールの曲が忘れられない。ちょうど東日本大震災の数ヶ月後だったのだが、アンコールを演奏する前に曲の紹介を代表のバイオリニストがされた。

「今回の震災で多くの人々が亡くなりました。その方たちの魂が今どこにあるのか、僕にはわかりません。でもバッハの偉大な音楽は、きっとその方たちの魂にまで届くと思います。」

そして、バッハのG線上のアリアが演奏されたのである。静かな、全身全霊で祈るような音が咳一つ聞かれない会場の中を響きわたった。

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