全体表示

[ リスト ]

「五捨五超入」

皆さんは当然、「四捨五入」をご存知だと思います。
端数の4までを切り捨て、5以上を繰り上げる概念ですね。

一方、医療機関で扱う薬剤費の計算には、「五捨五超入」が存在します。
つまり、端数の5をちょっとでも超えれば繰上げ、それより下は切り捨てという概念です。

薬品を使う場面は、患者さんに手渡される場合(処方)の他に、各種検査や処置、手術、麻酔、
レントゲン撮影などなど多岐にわたり、それぞれ「量り売り」方式で計上されます。
消毒剤をチョンチョンとつけるだけでも、消毒の技術料と使用分の消毒剤料が発生しているわけです。

そしてその薬剤費を計上する方法ですが、
例えば、1錠51.6円の薬と1錠19.4円の薬を5日分処方するとします。
 (51.6 + 19.4) × 5 = 355.0円となりますね。
ところが保険診療報酬というものは10円=1点のポイント制でして、これを「点」に直さなくてはなりません。
35.5点だから繰り上げて36点、とはならないんですね。
「五捨五超入」は5.00円も「捨」に入ります。「五超」つまり5.01円以上を繰り上げるんですね。
すなわち355.0円=35点となります。

医療機関専用のコンピューターでは、この計算が上手く出るようになっていますが、
手書き計算ではしばしば間違えやすいものなので、特に勉強中の皆さんは充分に気をつけてくださいね。

この記事に

開く コメント(8) ログインしてすべて表示


.


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2016 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事