稽古でのあれこれ

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侵食

 稽古を重ねるということは、その役の人生を重ねるということ。
愛しい自分の役を、人間にしていく大切な行程。
稽古外でも、どんどんその時間が増えていく。

 私が、私だけのものでなくなってゆく。
二人分の人生を、歩いている。
楽しくて仕方ない。


明日は、どんな想いになるのかしら。

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コミュニケイション

 今回のキモ。
いや、毎回キモなんだけど。



 2つの作品で、大きく違う、その種類。

温度も湿度も違う世界観。

自分のポジションをよく考えて、いずれ全く考えなくても自然と居られるように。



 とは言え、なんだかんだ、自分の範囲でしか出来ないから。

演出を受けたところと、日常を照らし合わせると、ぼんやり浮かぶ。

人としての欠点。



 だから、いつまでも同じところが壁になるのですね。

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事ある毎に同じ壁にぶつかっている。
きっとこれからもぶつかり続ける。
時々絶望感すらおきるが、諦めたら終わるものだから。
諦める事も英断、なんてくだらない言葉は知ったこっちゃない。


まずは不器用な人間だという自覚から。

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刹那の実感

 台詞を決め打ちにかかる癖がやっぱあって、演出に注意される。
以来、なるべくさっき発したのと違う「音」を探して出してみる事にしている。

 そうすると、ある意味当たり前なんだけど、急にその場に生きている瞬間と出逢う。
も一回味わおうと同じ音を出そうとすると、やっぱり失敗する。


 音から生まれるはずなのに、音で見失う。


 こんな小さな、でも大きな発見で、 
生きている今という時は二度と無いんだと、作り物の世界によって、教わる。



 まだ迷いながら、役と対話している。
すごく間違ったり、完全に理解したりの繰り返しで、ごっちゃになって、
人間になればいい。



 よろしく。

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せっかち

自分のせっかちさが鬱陶しい。


ゆるりといきましょう。



私は私自身の人生設計にのみ焦ればいいと思う。




それにおいてはもっすごのんびり屋な自信があるから。

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