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ご近所で、可憐で優しげな釣鐘草を見つけたので、パチり。
釣鐘草は、ヨーロッパ北部、北アメリカ北部、シベリアなど、冷涼な気候を持つ地方を原産地とする、
丘陵や山地に生えるキキョ ウ科ホタルブクロ属の多年草で、
学名 Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」という意味だそうです。
子供の頃読んだ宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」の副主人公のカンパネルラと
学名 Campanula(カンパニュラ)が似てます。
それだけでなく、「銀河鉄道の夜」の中にも、ホタルブクロ(釣鐘草)が登場してきます。
つりがねさうか野ぎくの花が、そこらいちめんに、
夢の中からでも薫りだしたといふやうに咲き、
鳥が一疋、丘の上を鳴き続けながら通って行きました。
童話「銀河鉄道の夜」
宮沢賢治の描く美しい風景が眼の前に広がっていきます。
そう言えば、『スコットランドの釣鐘草The Blue Bells of Scotland』というスコットランド民謡もありましたね。
戦争に行った恋人が無事に帰って来る事を願った歌で、その歌詞は
Oh where, tell me
Where is your highland laddie gone?
Oh where, tell me
Where is your highland laddie gone?
He's gone with streaming banners
Where noble deeds are done
And it's oh! in my heart
I wish him safe at home.
Oh where, tell me
Where did your highland laddie dwell?
Oh where, tell me
Where did your highland laddie dwell?
He dwelt in bonnie Scotland
Where bloom the sweet blue bells
And it's oh! in my heart
I rue my laddie well.
Oh what, tell me
What if your highland lad be slain?
Oh what, tell me
What if your highland lad be slain?
Oh no, true love will be his guide
And bring him safe again
For it's oh! my heart would break
If my highland lad were slain.
「釣鐘草(つりがねそう)」は、スコットランドの国花だそうです。
日本語の訳詞では、
邦題「美しき」
稲垣千頴訳詞
美しき わが子やいずこ
美しき わが長(かみ)の子は
弓とりて 君のみさきに
勇(いさ)みたちて 別れゆきにけり
美しき わが子やいずこ
美しき わが中(なか)の子は
太刀(たち)帯(は)きて 君のみもとに
勇みたちて 別れゆきにけり
美しき わが子やいずこ
美しき わが末(すえ)の子は
矛(ほこ)執(と)りて 君のみあとに
勇みたちて 別れゆきにけり
「あっ、この歌、歌ったことがあるわ」
メロディまで想い出しました。
この訳詞は、明治時代のものだそうで、歌詞の中に釣鐘草という言葉が無いのと、
歌詞のコンセプトが微妙に変っているので、探してみると
邦題「釣鐘草」
堀内敬三作詞
こみどりの 森の下かげ
ひやびやと 風がわたれば
目をさまして 釣鐘草は
風の歌に ひとりほほえむ
鳥も来ぬ 森の下かげ
ひといろの 緑の中に
白く光る 釣鐘草は
さびしそうに ゆれてまどろむ
さすがに「堀内敬三さん」。
なんて、詩的に、そして表現豊かに「釣鐘草」を歌にしてるのでしょう。
《釣鐘草 (つりがねそう)》
科名:キキョ ウ科ホタルブクロ属の多年草
学名:Campanula
原産地:ヨーロッパ北部、北アメリカ北部、シベリア
開花期:5月〜6月
花言葉:感謝・誠実・詩的な愛・友情・親交
花言葉も素敵ですね。
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