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私は自然も風景も社会も現代も上手には詠えない。
詠えるのは私の人生だけである。
それが今の私の俳句なのだと思う。
この句集は、そういう私の無気力と怠惰の日記であり、また、葛藤の軌跡でもある―
詠えるのは私の人生だけである。
それが今の私の俳句なのだと思う。
この句集は、そういう私の無気力と怠惰の日記であり、また、葛藤の軌跡でもある―
「あとがき」より
『退屈王』収録作品より
アイルトン・セナの忌日のハンモック
枝拾ひ来よさよならの焚火とす
春の雪二段ベッドに子がふたり
夏星のひしめく音か水枕
お父さんの将来は冬かもめかもめ
すぐ笑ふ子供と夏を惜しみけり
父いまも俳句を嫌ひ鰯雲
まぼろしの鷹をしたがへ旅ひとり
政変もロマンのひとつ鷹渡る
神武とはうつくしき名ぞ鷹渡る
涅槃図の大海のごとゆらぎけり
原発のさびしからんと夏の月
300句収録
装幀:巌谷純介 発行:文學の森
価格(税込)2,200円
装幀:巌谷純介 発行:文學の森
価格(税込)2,200円
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林 誠司 はやし・せいじ
昭和40年東京都荒川区生まれ。
昭和40年東京都荒川区生まれ。
平成2年より作句。
平成3年 「河」入会。角川照子、角川春樹、吉田鴻司、増成栗人に師事。
平成8年 角川春樹新人賞
平成9年 河新人賞
平成13年 句集『ブリッジ』(遊牧舎)刊行
平成14年 『ブリッジ』にて俳人協会新人賞
平成23年 第二句集『退屈王』(文學の森)刊行
平成3年 「河」入会。角川照子、角川春樹、吉田鴻司、増成栗人に師事。
平成8年 角川春樹新人賞
平成9年 河新人賞
平成13年 句集『ブリッジ』(遊牧舎)刊行
平成14年 『ブリッジ』にて俳人協会新人賞
平成23年 第二句集『退屈王』(文學の森)刊行
現在、無所属、俳人協会会員、俳句総合誌月刊「俳句界」編集長。
月刊「短歌現代」(短歌新聞社)にて俳壇を毎月執筆中。



