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秋まつり三百年を祝ふ

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こんにちは 青春館です。
秋まつりも終わり 盛岡は一層秋の気配。

道路沿いには 奉納組がご協賛を頂いた印が見えていて
耳の奥には まだ太鼓の太く力強い音や 
「ヤーレヤーレヤーレヤーレー」というこども達の掛け声の名残が響いています。
途中 強い雨に打たれながらも
笛も小太鼓も引き手も音頭の人たちも ひるまず役割を全うした
思い出深い3日間でした。

今年は
「盛岡秋まつり山車」が300年。
「上の橋擬宝珠」が400年。
「盛岡市市制施行」が120年。

それをお祝いして 盛岡山車推進会の工藤勲会長(写真中央)から
音頭を頂戴しましたので ここにご紹介します。


「屋並揃いて 民草集い 誠心捧げし 三百年」(秋まつり三百年を祝ふ)
  (まちなみさそろいて たみくさつどい まごころささげし 三百年)

「町の繁栄支えて今日も 無言に語るや上の橋」(上の橋四百年を祝ふ)

「秀峰岩手に いだかれ繁栄ゆ 千古不易や 盛の岡」(市制百二十年を祝ふ)
  (しゅうほういわてに いだかれさかゆ せんこふえきや さかるまち) 

これ以外にも沢山の音頭を記したものを
只今 青春館の展示ホール「盛岡秋まつり山車三百年展」で配布しております。
27日までの会期ですので どうぞお早めにお越し下さい。

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◆山車の隊列を成す人々◆その6

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おはようございます 青春館です。

山車1台を動かすための 色んな役割をご紹介するのも今日で最後です。
最初に記したとおり これは完璧な定義ではない上に
頭取をはじめとする運行責任者や 
表に現れない細々した仕事までは網羅出来ていません。

雨がとても強くなってきました。
数台の山車は今日から 盛岡市内を練り歩いています。
明日は全ての組が揃い出て 午後からは八幡下り。
そして明後日15日の晩には ライトアップされた幻想的な山車の大絵巻パレードも。
http://www.odette.or.jp/citykankou/frame/frame.html

いろんな人の思いと力が綾なす錦のような風流山車
どうぞご覧になりにお出かけ下さいね!

【電線払い】
 山車の最上部の松の上に陣取って、
 行き交う電線や樹木の枝などを巧みに除けて、山車を護る係。
 常に手木打ちと合図を交わしながら、安全運行を補っています。
 また、運行中ににわか雨が降れば、即時に覆いを垂らす役目も担っています。

【引き手】
 約30mもの2本の綱を握り、
 朝の山車引き出しから夜の納めまで2里程(8km)の道のりを曳き続けます。
 音頭上げの際には「受け」と呼ばれる 囃子方も兼ねて合いの手をいれます。
 組によって異なりますがが、概ね100人程度が綱につき一台の山車を引っ張り、
 出しものとしての賑々しさを醸しだしてくれています。

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◆山車の隊列を成す人々◆その5

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今夜は下弦の月夜を楽しみたいと思っていたら さっきから霧雨が降ってきました。
今日は雨模様の静かな盛岡です。

明日は盛岡八幡宮の宵宮祭。
明後日からは いよいよ例大祭が始まります。
秋晴れが続きそうなのが ひと安心です。

さて今日は・・・
【大太鼓】
 径二尺以上の大和太鼓で、山車の後部(見返し下)に積み込み、
 これを若衆が中心となって打ち鳴らします。
 組により、乗せる本数は1帳(はり)または2帳と異なっているようです。
 演奏する若者らは、半年も前から、飾り物の花びらから始めて、
 仕上げの松の取り付けまでの製作を行った者達が中心となっています。  
 大太鼓を取り仕切る者は、これを斟酌し、パレード等演奏する場面を決定。
 大勢の観客に見守られながら、勇壮に大太鼓を叩くその瞬間が、
 若衆達のハレ姿と言えるでしょう。

【小太鼓】
 現在では、1尺2寸大の太鼓を山車の前列に5〜6張(はり)乗せ、
 小学4年生〜6年生の児童が演奏します。
 ①歩き太鼓(並太鼓)②早太鼓(早足)③止まり太鼓(音頭上げの準備)
 ④三つまっちゃ*(高額ご寄付用音頭の準備:休止も兼ねる)
 ⑤四つまっちゃ(最高儀礼用の太鼓:大休止も兼ねる)の
 四つの拍子を巧みに打ち分けます。
 小太鼓の調子の特徴は、その連続した打ち込み方にあり、
 他の全ての鳴り物の下地となっていることでしょう。
 山車の全面に並び座り、左右の腕の上げ下ろしを全員が揃いで行う姿は
 視覚的にもとても美しいものです。
  *「まっちゃ」=待ち合わせの意。

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◆山車の隊列を成す人々◆その4

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山車について歩いて 個人的にいつも感心するのが笛の方々。

両腕を肩の高さまで掲げ 同じ姿勢で歩き続けるなんて
皆さん 腹筋・背筋・上腕筋(?)の大家じゃないかと・・・。
節目がちなその横顔は 涼しげで気品に溢れているように見え
毎年 憧れてしまいます。

そして鉦。
やはりお祭りに欠かせない音ですね。
「なあに 慣れだじゃ。慣れれば どってことねじゃ。」
鉦を叩く方は あっさりと仰りますが
何者にも惑わされずに 正確にリズムを刻み続ける姿は とてもカッコよいと思います。


【鉦(かね)】
 山車の音曲であるお囃子を担う楽器のひとつ。
 ひときわ高い音を打ち鳴らし、小太鼓と大太鼓の拍子を合わせる音の軸です。
 調子は大太鼓の節に重ね打ちする形であるため、
 大太鼓経験のあるベテランが受け持つことが多いようです。

【笛】
 山車の音曲を奏でる笛は、五本調子の篠笛を使います。
 小太鼓・大太鼓がリズムでお囃子を刻むのに対し、
 笛の役割は切れ目無い音の帯となって旋律を紡ぎ出し、南部山車囃子を彩ることにあります。
 情緒溢れるその音は、勇壮な山車により一層の風雅さを加えています。

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◆山車の隊列を成す人々◆その3

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今日で3回目となる山車の役割のご紹介。

「男装した人が 山車と一緒に歩いているのを見たことがあるけれど
 手古舞って言うってことを 初めて知りました」と
前に書いたこのブログをご覧になった方から言われました。

小さい頃 私は手古舞さんを見て母に尋ねた折に
「あの人は てこまいさんだよ」と教えられました。
オノマトペのようなその「音」の記憶はあっても 
その書き文字を知ったのは 大部かなり大きくなってからのことでした。
どんな由来があるんでしょうね?
ご存知の方は 教えて下さいませ。

さて今日は 男性が務めるお仕事をふたつ・・・

【手木打ち】
 正式には「析頭(きがしら)」と呼ばれます。
 盛岡南部火消しの名残をとどめ、
 防火の見回りで打つ手木(拍子木)と同様のものを多くは打っています。
 進行方向に背を向けて、常時山車に正対し、
 両手に握った手木を振ったり打ち鳴らすことで、
 発進・停止・方向転換・速度の調整・小太鼓演奏の指揮など、
 山車の運行の指揮を直接行う運行の要となっています。
 また、子供たちに小太鼓を教え込み、熟達させる先生の役目も担っています。

【強力】
 「ごうりき」と読みます。
 手木打ちの合図を受けて、山車の上げ下げやブレーキ役となり、
 二輪の大八車特有の動きをする山車自体のかじ取り役。
 前部に3〜5人、後部に2人が配置されています。
 近郊農村から請われた力自慢の若者など、山車運行の熟練者で構成される場合が多いようです。

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