音楽づくりと指揮について
そうぜつ!再現部
ベートーベンの巨大な影を振り払いながら、ブラームスが21年の長い歳月をかけて書き続けられた交響曲第1番は、そこかしこに、独自の苦心の跡が見られます。
中でもこの第1楽章の再現部は壮絶だと思います!
334小節まで弦楽器の細かい動きで掻き鳴らされるハ短調の属和音G7。
さぁ、再現部だ!
と、思いきや・・
突然、低弦と管にGから半音下げたF#の音!
これ、強烈です
で、Bm→Dm→Fm→D7→G7(ここのG音のティンパニは全曲の中でも最もカッコイイところのひとつだと思います)という過酷な8小節を遠回りして・・
ついに、343小節でハ短調Cmに行き着いて、再現するという凝りようです。
こんなところにベートーベンの呪縛から解き放たれようと、
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