今日は原発問題を考える
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ツイッターで、何人かの人のツイートは携帯メールにも配信されるように設定している。 それで外にいても時々、全く予期しない情報がもたらされるのだが、 今日は「原発誘致撤回の地に風力発電」というニュースを流してくれた人がいた。 ヤフーのニュースだからパソコンの前にいれば入手できた情報なのかもしれないが、 その時、その場にパソコンはなかったのだから、自分にとってはプラスアルファの情報だ。 町を二分する争いになって一度は原発推進派が勝利したものの、その後反対派が挽回。 2005年に国も開発促進地の指定を解除したとあるから、争い自体はとっくに解決がついていたわけだ。 そこに、東電も出資する風力発電国内最大手の企業が風力発電所を建設し、 発電した電気を関西電力に売る計画なのだそうだ。 まず、原子力ではない、自然エネルギーを利用した発電所が出来るということは歓迎すべきことだろう。 今後建設される発電所が原子力でなくなれば、遠い将来においては原発はなくなる方向ということになる。 そして、自然エネルギーや代替可能エネルギーにスイッチしていくのだという社会的合意が、 少しずつでも形成されていくなら望ましい。 だが、「どうして東電出資の会社なの?」という素朴な疑問もないではない。 やはり莫大なお金がかかる事業だから、ベンチャー企業などがおいそれと手を出せるものではないのだろう。 また、東電だって、生き残りをかけた展開を模索するのは、企業としては当然かもしれない。 しかし、既得権が形を変えて継承されていくような方向にはなってほしくないし、 競争が促されるような仕組みを、電力の分野においても導入していくべきだろう。 だとすれば、ベンチャー企業でも展開できるような税金の使い道というのが準備されてしかるべきだろう。 これまで政府は、原発導入に積極的になる方向にのみ、手を変え品を変え予算を投じてきた。 それを、未来に向けた発電方法に振り向けていく必要がある。 また、そういう事業を育てていくためにも、発送電分離と電力自由化を推し進め、 市民が自らの判断で、自分がよしとするところから電力を買える仕組みを作っていかなければならない。 例えば、少しくらい高くても、風力発電で出来た電力を買うことで、その事業を支援し、 間接的に温暖化防止に貢献したり原発「NO!」の意思を示したりできるわけである。 それから、事業主体の問題はさておくとしても、このような取り組みが、現在進行中の原発建設に、 なんらかの好影響を与えてほしいなという願いもある。 確か3.11後も、北海道や山口で原発推進派の候補が首長に当選したのではなかったか。 山口は僕の生まれ故郷でもあり、前回帰省した折に予定地を訪ねてみたが、 瀬戸内の美しいところなのだ。 詳しくは覚えていないけど、広島沖の島々が映画のロケ地で有名になったり、 何かの映画祭で盛り上がっていたことがあったが、 原発予定地だって、その続きのような場所だ。 入り組んだ海岸沿いにたくさんの漁師町が残っている。 そういうところが放射線で汚染されて漁業も出来なくなるよりは、 風力発電にして自然を残し、漁業や観光産業とも共存させたほうが、 現在の住民のためでもあるし、未来のためでもあるように思う。 そして、地元には地元の事情があるのではあろうが、 原発は、ひとたび事故が起これば地元の被害だけではすまないのだから、 少なくとも被害を被りそうな地域に住む住民は声を上げていくべきでもあろう。 (その点、北海道の対岸の青森の市だか町だかが、原発予定地に異を唱えたという話を つい最近聞いたように思うが、それでいいのだ!) 原発の問題についても、変に神経質にならず、また無関心にもならず、あきらめもせず、 冷静に議論していかなければならないと思う。 |





