|
■オシリスのお話しがでたところで少し気分を変えて、エジブトギザにある、大スフィンクスの不思議を考えてみましょう。建設はいろいろな説があって確定は出来ませんが、氷河期の最後の年代・紀元前1万5000年から前5000年の間ではないかと想像されています。ですが証拠はありません。
■不思議は、星や太陽の昇る位置と正確に対応していると言うことです。大スフィンクスは、ギザ・ネクロポリスの東西の軸に正確に沿って造られています。
■従って「昼夜平分時を知らせる指標」になっています。スフィンクスの視線は、春分または秋分の夜明けに、太陽が昇ってくる位置を示しています。
■天文学者は、一年に四つの「基本的時点がある」と言います。
★夏至=北半球で昼間が一番長く、地球の北極が太陽に一番近いとき
★冬至=昼が一番短く、北極が太陽から一番遠いとき
★春分と秋分は=昼と夜の長さが等しいときですねぇ
■夏至の時、ギザの緯度では、太陽は真東から28度北側に昇ります。冬至の時は真東から28度南側に昇ります。
■秋分・春分には、地球上の何処にいても太陽は真東から昇ります。つまり、測地照合地点として、確実且つ正確な基本方位を示してくれます。
■スフィンクスの視線は、この照合地点にぴったりと設定されています。これは正確な計算と計画によって造られたとしか言いようがないのです。これほどの科学と技術を持った人類がこの時代に生存していたと言うことになります。勿論土木技術と言い、天文学的知識と言い、地質学的な知識は現在の我々を上回るものを持っていました。これが読み解かれる時を・・・期待したいと思います。
▲今までに何回かあなたとスフィンクスやピラミッドについて話しましたが、この不思
議な謎をとくことはできないままですね。・・・・EK
■ジェセル王のピラミッド・コンプレックス
ジェセル王のピラミッドは、東西に277m、南北に545mの長方形の周壁(入口部分のみ復元)に囲まれています。この広い敷地内には、階段ピラミッドのほか、ヘブ・セド祭殿や神殿などが配されています。
■このようなピラミッドや神殿、葬祭殿、それらに付属する建築物群をまとめて、「ピラミッド・コンプレックス」とよびます。ジェセル王のピラミッドは、ピラミッド・コンプレックスとしての造りが明確に残っており、各建物の修復もかなり進んでいます。
■下のパノラマ写真はピラミッド南側の中庭です。左から階段ピラミッド、中央にセド祭壇、右側には柱廊のある建物と南の墓が見えます。さらに、写真では階段ピラミッドの背後になって見えませんが、ピラミッド北側には葬祭殿とジェセル王の彫像を安置する密室(セルダブ)があります
|