映画■いつもの見知らぬ男たち(1958年)
|
場所:イタリア文化会館地下一階アニェッリホール(地下鉄各線九段下)
感想: マリオ・モニチェッリ監督の作品上映会の一環。この回では塩野七生さんの解説がついていた。そのためか結構な入りであった。この作品はクラウディア・カルディナーレ、マルチェッロ・マストロヤンニとか私のように映画ファンでもないものでも知っている有名な人が出ている。イタリアン・コメディ。去年の11月のイベント。 塩野さんのお話はとつとつとしていたが、ところどころに笑いのツボが仕込まれていて、そこで場内爆笑。どうしようもなくゆるんでいるイタリア人を描くことで喜劇としているとのこと。確かにそのあとに見たのは爆笑もの。ドタバタではないのだが、のんびりゆっくりとダメな人たちがダメな泥棒計画を実行しダメだった結末で終わる。しかし何事もなかったかのように翌朝それぞれ淡々と帰って行く。 周りの風景描写が興味深かった。イタリアも戦後の復興期なのだろうか。ローマ郊外の高層団地の建設現場、しかしSLも走る。トロリーバスも走っている。建物についての考え方の違いなのか1958年の作品なのにその時点で十何階かの高層団地が建設されている。日本なら東京の高島平あたりからようやくそうなり始めたのではなかろうか。 |
