鬼太郎バス運行開始
鬼太郎の着ぐるみの歓迎を受け、バスに乗り込む観光客
米子市の皆生温泉と境港市の観光名所を結ぶ恒例の「皆生温泉−境港周遊・鬼太郎バス」の運行が十一日始まり、米子市皆生温泉三丁目の市観光センター前でセレモニーが開かれた。三月二十三日までの毎週日、月曜に一日一便が稼働し、マイカー以外で訪れた観光客の移動を助ける。
この日の初便を利用したのは、ほぼ定員いっぱいの四十三人。京都府木津川市から訪れた松並孝之さん(45)は「時間の無駄がなく、使い勝手が良い」と話し、鬼太郎の着ぐるみの歓迎を受けながらバスに乗り込んだ。
バス運行は、皆生温泉旅館組合が二〇〇四年に開始。午前九時四十五分に同センターを出発し、境港市内の水木しげるロードや水産物販売店を巡って、昼すぎに米子空港やJR米子駅へ至る。
昨年の利用実績は、前年比47%増の七百三十九人で過去最多。水木ロードの人気に引っ張られる形になった。同組合の柴野憲史組合長は「バスの認知度も高まってきた。境港と連携し、観光客の利便性向上に取り組みたい」と話した。
境港でカニ感謝祭 鬼太郎、ねこ娘も参加
水木しげるロードをにぎやかにパレードする参加者
カニの水揚げ日本一を誇る境港市で十一日、恒例の「カニ感謝祭」があり、水産、観光関係者と市民ら約三百人が、鬼太郎など妖怪の着ぐるみと一緒に水木しげるロードをパレードした。
カニの水揚げに感謝し、ロードの妖怪と合わせてPRしようと、水産関係者らでつくるカニ水揚げPR実行委員会(会長・古徳義雄境港水産振興協会会長)が毎年一月に開催しており、六回目。
セレモニーでは、古徳会長が「昨年は一万トン近いベニズワイガニが水揚げされ、水揚げ日本一の座は揺るぎない。カニに感謝し、豊漁を願い、カニと妖怪で、いい思い出をつくってほしい」とあいさつ。藤井喜臣副知事、中村勝治市長のあいさつに続き、境港大漁太鼓の先導で水木しげる記念館前をスタートした。
鬼太郎とねこ娘が乗った人力車やベニズワイガニとズワイガニの雌の親ガニ計六百匹を満載したリヤカーなどを連ね、妖怪神社までの約五百メートルをパレード。沿道の市民や観光客にアピールした。
妖怪神社に到着すると、特大のベニズワイガニと松葉ガニを奉納。神社前では、境港大漁太鼓の勇壮な響きと鬼太郎音頭保存会の踊りが披露された。また、パレードの参加者先着百五十人と、ジャンケンゲームで勝ち抜いた人たちにカニをプレゼントした。
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