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2006年10月21日

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菊花賞の(柏木集保の)予想と、ディープ薬物疑惑に関するいくつもの謎

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渋谷の「プラザエクウス」にて、安田富男氏(元騎手)と柏木集保氏(日刊競馬)の菊花賞予想大会(?)。
柏木節を堪能しました。
話の半分以上は、いわゆるスローペース症候群(とくにヨシトミ騎手)への「ダメ出し」。


柏木さんの持論では、逃げ馬でもスローペースに落とすだけでは、(上位に来る確率は高くなっても)G1は勝てない、というもの。
だって、スローだと逃げている馬はラクだけれど、その後ろの馬はもっとラク。
G1の舞台ともなると、それではうまく先行したような、そして最後の1、2ハロンで爆発力がある馬に差されてしまう(ちょうどダービーでアドマイヤメインがメイショウサムソンに差されたように)。


そうではなくて、「肉を切らせて骨を断つような逃げ方」、つまりはいわゆる「平均ペース」で後続にも道中から脚を使わせる乗り方でないと勝てない。
もちろん、それに耐えうる実力がなければ、逃げて惨敗する可能性もある。でもG1なら、勝負をしなきゃだめでしょう!

と、力がこもっていました。
安田さんいわく、「ヨシトミは、肉どころか服も切らせない。アイツは、守ってるだけ(笑)」
柏木「だからG1勝てないんですよ!!」


差し・追い込み馬に乗る場合にしても、脚を余して負けるよりも、早めに勝負に出てバタバタになって負けるほうが「かっこ悪い」と思う風潮があるんじゃないか、と。
安田さんも、(特に関東馬は)「脚を余して負けたほうが次につながる、なんていう変な誤解がある」と言ってました。
柏木「だから強くなれないんですよ! 関東馬が関西で勝てないのも、日本の馬が海外で勝てないのも、そういうこと!」
安田「騎手もずっと追わなくていいから、そのほうがラクなんですよ。だから岡部さんなんて50過ぎてもやれていた…」


こんな感じで、話は逸れてばかりでしたが、キーポイントはアドマイヤメインがどう逃げるか、ということ。
G1で(とくに長距離戦で)適切なペース判断ができるのは、ユタカ騎手と「のりちゃん」ぐらい。
そのユタカが乗るアドマイヤメイン、(とくに神戸新聞杯で、抑える競馬を試して失敗しただけに)菊花賞本番で抑える競馬orためて逃げるような競馬をするとは思えない、というのが柏木さんの見解。

そうなると、もちろんアドマイヤメインが勝ってしまう可能性もあるんだけど、ユタカ騎手が飛ばして逃げてくれるなら、先行タイプのメイショウサムソンにとって断然競馬がしやすくなる。
アドマイヤメインをずっと目標にしていればいいのだから。

というわけで、結果的に印としては
◎メイショウサムソン
○ドリームパスポート
▲アドマイヤメイン
という、(らしくない)おとなしい予想でした。

ちなみに、安田さんは◎ドリームパスポート。
「なんで高田騎手を降ろすの?」(柏木)
「あそこは、たぶん馬主が…」(安田)
なんていう話もありました。

ぼくも、(三冠をとってほしいという期待をこめて)素直にメイショウサムソンから買いましょうか…。
あと、マルカシェンクはぜひ抑えたい。



ディープの薬物問題について。
柏木さんからも話があるかと期待していましたが、ナシ。JRAに止められていたのか?

それにしても残念で、一生懸命走ったディープがかわいそうでなりません。
なぜこういうことになったのか、ほんとに不可解。


日本でも、第3者から(ほかの馬を失格にするために)薬物を「盛られる」ことがあると聞いたことがあります。
だから、今回このニュースを聞いたときに、ぼくはまっさきに「はめられたのか?」と思ったけれど、さすがにそんなことはないのでしょうか?
(しかし、フランスで禁止されている薬物を、なぜフランスの獣医が処方するのか…?)

池江厩舎スタッフは、例の薬物を使ったことを認めているのか(使ったとしたら、だれが?)、そのあたりについても、なぜ池江さん親子や市川さんたちは、ちゃんと説明しないのだろう…?

直前には使うな、と言われたのなら、なぜそれが伝わっていなかった? 陣営のワキが甘かったということ?

根本的な疑問としては、「あれだけ好調だと言っていたくせに、じつは風邪でもひいていたのか?」ということ。
これだから、競馬マスコミに書かれている話は信用できないんだ。

JRAの対応も納得いかないです。
へっぽこさんも書いてくれたけど、いままでディープにおんぶにだっこで、競馬界を盛り上げてもらっていたくせに、手のひらを返したように「凱旋門賞に汚点を残してしまった」と陣営を責めるだけ? 

「これまでのディープの戦跡や、彼の実力に傷をつけるものではないから、引きつづき応援してほしい」ぐらい言えないものだろうか…?
JRAはなにを考えているの…?

あー、とにかく、真相があきらかにならないうちはディープに疑いの目が向けられてしまうこと、それが不憫でなりません。

天皇賞やジャパンカップの出走はわかりませんが、以前と変わらぬ元気な姿を見せてくれることを切に願ってやみません!

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